ペパキャンのサバイバル日記

円形脱毛症で髪の毛がなくなりました。今はスキンヘッドライフ満喫です。
見た目問題当事者としての情報発信中!

「人は見た目が9割」

2006-02-10 00:00:00 | インポート
 竹内一郎著。タイトルがインパクトがあったので買ってぼちぼち読み進める。この「見た目」というのは単なる外見という意味ではなく、しぐさや表情、声のトーンなどその人が発する言葉以外の情報全てを指し示す。私達は普段言葉を使ってコミュニケーションしているが言葉による伝達量は総量のたったの7%に過ぎないとか。

 今回の借金騒動でいろいろな人に会った。借金の取立て屋に始まり、二人の弁護士、新しい職場の人たち、不動産屋、引越し業者など初めて会う人には必ず第一印象がつきまとう。つくづく思ったのが、職業や人生観と言うものはその人の顔やしぐさに如実に表れているのだということだ。容姿の美醜はこの際あまり問題ではない。

 若い頃は親からもらった顔をそのまま世間にさらして歩いているようなものだ。いわばDNAを日々宣伝して歩いている状態。だが人は30歳か35歳くらいを境にその人自身が歩んできた人生そのものを外見にまとうようになる。職人さんを見ればそれは明らかだ。大工や漁師は必ずと言っていいほど大工や漁師の顔になっている。

 だから暗いことネガティブなことばかり考えてきた人は、自然に眉間に皺がよるようになるだろうし、自信のない人生を送ってきた人は猫背になってしまうだろう。反対に心穏やかに明るく暮らしてきた人は、その人が発する雰囲気そのものが周囲まで明るく照らすことになる。視野狭窄に陥らず、どーんと構えて日々のわずらわしさなど笑い飛ばしながら生きていきたいな。