ペパキャンのサバイバル日記

円形脱毛症で髪の毛がなくなりました。今はスキンヘッドライフ満喫です。
見た目問題当事者としての情報発信中!

一日の終わりに話をしたい相手

2006-02-01 00:00:00 | インポート
 今は今日明日、あるいは1ヶ月先2ヶ月先といった短いスパンでしか物事を考えられない状況だが、ふとした拍子にこれから10年先20年先は一体どうなっているのだろうと考えることがある。私が取った人生の選択肢は間違っていたんじゃないだろうか?やはり離婚してすっきりした方が私自身のためにもなるんじゃないだろうか。とかいろいろぐちゃぐちゃ。

 幸せになろうと思って結婚した。なのに今は苦労ばかりしているような気がする。ただ息子はかわいい。息子のためならどんな苦労もいとわない。でもその「どんな苦労」をするなら、できれば夫とやっていきたいのが本音なんだな~とうっすら自覚している私がいる。底辺には息子から夫を取り上げる資格は私にはないと思う息子の人格を認める気持ちや、あるいは意地のようなものがあるのかも知れない。

 意地というのは自分自身に対する意地だ。自分で決めた相手と結婚した。幸せになるために結婚した。少しくらいつまずいたくらいで簡単に逃げ出すような結婚をしたつもりはない。夫には悪いところも沢山ある。今回のこともそうだし、今現在夫の社会的立場は自己破産をした犯罪人一歩手前の男だ。でもそんな人でも私が選んだ人なのだ。私は自分が間違った選択をしたのだと認めたくないだけなのかも知れない。

 昨夜は夫がバイトに出かけたので息子と二人きりの夜だった。息子はかわいいがまだ話し相手にはならない。成長してもやはり息子は私とは別人格を持ち、いつか私たちの元を去るだろう。一生一緒にいる相手ではない。昔何かの映画で見た。男の人がプロポーズする時の台詞に「一日の終わりに話をしたいのは君だ。」。今まさに私はそんな気持ちでいる。のろけなどではない。自分でも不思議で仕方ないのだが、やはり一日の終わりに話をしたいのは夫なのだ。