ぺんぺんぐいん

ぺんぎん歩きは卒業したよ。

うへぇ

2005-11-24 23:54:16 | いろいろ
舞踏を見てきた。田中泯。相変わらずわからない。あれは何をやってるんでしょ。
今度、評論を読んでみようと思う。人が言語化したものを参考にしよう。

++++

新聞記者とか面白そうだなぁと思ったんですよ。

新聞社の志望者用の、就職活動向けの本を立ち読みしてみた。
各紙の傾向だとか、就職試験の日程とか、傾向と対策とか。入社後の生活とか。

入社して最初の6年は支局に行って、それから帰ってきて何年くらいはどうこうして、とか。
完全に年功序列で、出世は上司にかわいがられるかどうか・・とか。
休日は家族サービスだの寝てるだの、ボーナスがどれくらいだの・・
緊急の呼び出しに備えて県外への外出は無理だとか・・
最初の数年は海外旅行も無理、とか。。

うーん、頭が痛くなってきた。

ていうか。読んでいて、
「あれ?これじゃあ1年とか2年かけて世界中を訪ねて回るのとかできないじゃん。
と思ってしまったあたり、末期だ。人間として末期だ。笑

++++

はい、すいませんでした。みんなに僕のことを「変わってる」とか言われるのを嫌がってすいませんでした。笑
ちょっとこう、なんていうか、「普通に就活して普通に就職して、普通人であることをアピールするぜ」とかなんとか思ったのが間違いでした。

だんだん乞食が現実味を帯びてきたぞ。

++++

いや、就職活動本を何冊か読んだ帰り道は、ほんと頭は痛いは吐き気はするは、「もう限界」って思いました。

そもそも普通に理1から工学部に進学せず留年を選んだ理由の4番目くらいののものは、
「このまま進学してそのまま就職しちゃったら、一生IJAにもEJCにも行けないじゃん」
っていう理由だったからなぁ。

僕の将来やりたいことは・・ うーん、温厚な父親が胃潰瘍になったりすると大変なので書かないでおきます。

++++

"Be yourself."

今は亡きVincentに昔言われた言葉が、思い出される。

la vie va va la vie va va la vie va..

なんか

2005-11-24 01:29:51 | いろいろ
まずいな。就職活動にせよ、もう少し進路について危機感を持たねばならない。
それは即ち、自分が社会に組み込まれているということをもっと意識せねばならないということでもある。

++++

長い間、乞食だとか仙人だとか7つの仕事を持つ男だとか、キテレツな将来像ばかりイメージしてた。笑

自分の関心について『趣味』のレベルを遥かに超えるレベルで取り組んで、その分本業は最低限必要な分のみ取り組んできた。笑

自分の知っている「とことん人生を楽しんでる人たち」は、たいてい普通の職業の人ではない。笑

++++

(以下、書いては消し書いては消ししてるうちにだんだん考えがまとまってきた。笑)

院に行こうかという気がしてきた。

経済的な面での大変さに関してなかなか覚悟が決まらなかったんだけど。

考えてみたら、将棋だってのんびりのほほんとやっていたわけでは決してないし、
ジャグリングだって最初の2年間、弟に負けないようあるいは新記録が出せるよう相当必死に練習してたんだった。
なにしろ1日ジャグらなかったら禁断症状が出てたんだから、異常だ。

ちょっと最近まったりバランスよく?暮らすようになってたけど、
この10年のうち7年くらいは覚悟を決めてひたすら真剣に物事に取り組む日々だったんだった。

++++

これまで自分がのんびり楽に生きてきたと錯覚してたんだ。それでなかなか覚悟がつかなかったのか。

たしかにこの1年はゆったり生きてた。
日程的には極めて忙しかったけど、「結果を出さなくてはならない」ようなプレッシャーに苛まれる場面はまるでなかった。
ボーナスゲームの日々。チャンスだけもらってた。そしてたくさんの人と出会い、たくさん話した。

++++

ところで。院にいく場合の話だけど。

もし将来将棋のプロになる道が大人のアマチュアに対しても開かれるなら、将棋のプロにもなりたい。

プロが強いのは、「将棋の専門の道に進んでいるから」じゃないと思う。
決定的な要因は、「アマチュアには(ごくごく限られた機会を除けば)30分~1時間程度の持ち時間でしか対局する機会がないこと」だと僕は考えている。
(実際、奨励会二段程度の強さの人ならアマチュアにもゴロゴロいる。)
3時間の将棋を週1でも2でも公式の場で指す機会があれば、今のアマトップの力も相当上がるはず。
今度アマトップの人たちに意見を聞いてみたい。

こういう「将棋のプロに関する門戸開放」というのは一部のアマ強豪にのみ関係する話だと考える向きもあるけれど、僕はそうではないと思っている。
限られたパイを将棋の勝ち負けで取り合うだけの狭い世界のままならともかく。

プロ(あるいは日本将棋連盟「正会員」)になる道にもいくつかのルートができて、多様な人材が多様な形で関われる場として機能すれば、
そこで産み出される多様な「価値」は将棋を愛好する人たちにとってのプラスにもなるだろうし、
日本将棋連盟にとってのプラスにもなるはずだ。

++++

「多様な形」というのはどういうことか。

例えば「『将棋ビジネス』考察ノート」が掲げるところの
「私の考えるこの状況を打破する方法は、将棋を「産業」として活性化させることです。そして、あらゆる年代、あらゆる才能を持った人間が、この将棋界に「ビジネスチャンス」を求めて参入してくる。そんな世界を創造してみたいのです。」
という言葉にも見られるものだ。

あるいは、劇団四季の創設者浅利慶太が「理想」として示した、
「『俳優・営業・制作・養成所』それぞれに属する人数が同じ割合であるような組織」
という構成図式にも見られる。
(今の連盟は、「俳優=プロ棋士」と「養成所=奨励会」の二つが群を抜いて多い。
 果たして将棋界に必要な人材の割合はそれでいいのだろうか。
 しかも奨励会員の大半は辞めて将棋と全く関係のない職業に就くのだ。)

++++

話がそれたので、この話はここまで。

とりあえずある程度の準備知識を頭に入れた上で教授に相談してこようと思います。