ぺんぺんぐいん

ぺんぎん歩きは卒業したよ。

なんか

2005-11-24 01:29:51 | いろいろ
まずいな。就職活動にせよ、もう少し進路について危機感を持たねばならない。
それは即ち、自分が社会に組み込まれているということをもっと意識せねばならないということでもある。

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長い間、乞食だとか仙人だとか7つの仕事を持つ男だとか、キテレツな将来像ばかりイメージしてた。笑

自分の関心について『趣味』のレベルを遥かに超えるレベルで取り組んで、その分本業は最低限必要な分のみ取り組んできた。笑

自分の知っている「とことん人生を楽しんでる人たち」は、たいてい普通の職業の人ではない。笑

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(以下、書いては消し書いては消ししてるうちにだんだん考えがまとまってきた。笑)

院に行こうかという気がしてきた。

経済的な面での大変さに関してなかなか覚悟が決まらなかったんだけど。

考えてみたら、将棋だってのんびりのほほんとやっていたわけでは決してないし、
ジャグリングだって最初の2年間、弟に負けないようあるいは新記録が出せるよう相当必死に練習してたんだった。
なにしろ1日ジャグらなかったら禁断症状が出てたんだから、異常だ。

ちょっと最近まったりバランスよく?暮らすようになってたけど、
この10年のうち7年くらいは覚悟を決めてひたすら真剣に物事に取り組む日々だったんだった。

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これまで自分がのんびり楽に生きてきたと錯覚してたんだ。それでなかなか覚悟がつかなかったのか。

たしかにこの1年はゆったり生きてた。
日程的には極めて忙しかったけど、「結果を出さなくてはならない」ようなプレッシャーに苛まれる場面はまるでなかった。
ボーナスゲームの日々。チャンスだけもらってた。そしてたくさんの人と出会い、たくさん話した。

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ところで。院にいく場合の話だけど。

もし将来将棋のプロになる道が大人のアマチュアに対しても開かれるなら、将棋のプロにもなりたい。

プロが強いのは、「将棋の専門の道に進んでいるから」じゃないと思う。
決定的な要因は、「アマチュアには(ごくごく限られた機会を除けば)30分~1時間程度の持ち時間でしか対局する機会がないこと」だと僕は考えている。
(実際、奨励会二段程度の強さの人ならアマチュアにもゴロゴロいる。)
3時間の将棋を週1でも2でも公式の場で指す機会があれば、今のアマトップの力も相当上がるはず。
今度アマトップの人たちに意見を聞いてみたい。

こういう「将棋のプロに関する門戸開放」というのは一部のアマ強豪にのみ関係する話だと考える向きもあるけれど、僕はそうではないと思っている。
限られたパイを将棋の勝ち負けで取り合うだけの狭い世界のままならともかく。

プロ(あるいは日本将棋連盟「正会員」)になる道にもいくつかのルートができて、多様な人材が多様な形で関われる場として機能すれば、
そこで産み出される多様な「価値」は将棋を愛好する人たちにとってのプラスにもなるだろうし、
日本将棋連盟にとってのプラスにもなるはずだ。

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「多様な形」というのはどういうことか。

例えば「『将棋ビジネス』考察ノート」が掲げるところの
「私の考えるこの状況を打破する方法は、将棋を「産業」として活性化させることです。そして、あらゆる年代、あらゆる才能を持った人間が、この将棋界に「ビジネスチャンス」を求めて参入してくる。そんな世界を創造してみたいのです。」
という言葉にも見られるものだ。

あるいは、劇団四季の創設者浅利慶太が「理想」として示した、
「『俳優・営業・制作・養成所』それぞれに属する人数が同じ割合であるような組織」
という構成図式にも見られる。
(今の連盟は、「俳優=プロ棋士」と「養成所=奨励会」の二つが群を抜いて多い。
 果たして将棋界に必要な人材の割合はそれでいいのだろうか。
 しかも奨励会員の大半は辞めて将棋と全く関係のない職業に就くのだ。)

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話がそれたので、この話はここまで。

とりあえずある程度の準備知識を頭に入れた上で教授に相談してこようと思います。

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