ぺんぺんぐいん

ぺんぎん歩きは卒業したよ。

ひさびさに

2005-09-02 10:53:28 | 
 というか初めて?詳細な夢を見た。

この夏は将棋を見すぎて、ちょっと将棋中毒の症状が復活してる。
一人で盤の前に座って駒を動かしてて時間が経っても、まるで飽きない。
むしろ手は勝手にその日に本で読んだ自戦記の将棋を並べ返したり、
この前指した10秒将棋の内容をやはり手が勝手に並べ返したり、途中で変化して一人将棋になったり。

将棋中毒状態になると、意思とは関係なく頭が勝手に頭の中で駒を動かし始める。
で、勝手に「この変化はこうこうこうなってこっちが優勢。」とか、
「あ、この形はこうやったら詰むね」なーんて、検討し始める。

妙な症状だ。

+++++++++

大会で勝ち上がって、プロ棋戦に出場できることになった。
対局日は・・明日。

「よし、今日は近場でぐっすり寝よう」と思って早稲田・高田馬場近辺にあるらしき知人の家へ。
その人も明日一緒にプロと対局するらしい。
一緒に泊まったのは、昔よくお世話になった元大学生強豪の方々。
(でもH川さんはいなかったしH川邸ではなかった。広い一軒家だった。
 ・・が、面子は高1の時にH川邸に泊まった時の面子だった気がする。今思うと。)

その晩は酒盛り。深夜3時まで語らう。

翌朝。

起きたら11時。プギャー!遅刻だ!遅刻だ!

いや待て、持ち時間は6時間。対局開始は10時。プロの対局の遅刻ペナルティは遅刻した時間の3倍引きだから・・ 
後30分程で着ければ大丈夫だ!よし着替えよう!(・・と、妙に細かい算数が行われる。) 
 

しかし。


・・あ スーツがない!
昨日大会で勝って、そのまま泊まったわけだからな。なんも用意してないぞ。
泊めてもらった人のスーツを借りる。その人はガタイが大きいらしく僕にはぶかぶか。
しかたないのでジャケットだけ借りて、後は元々着ていた「スーツに見えなくもない黒ズボンと白シャツ」を着用。
僕が真っ先に準備を済ませて、とりあえず準備が済んだ見学者3人と共にあわただしく家を出発。

閑静な住宅街にあるはずの一軒屋を出て路地を一つ進むと、そこは立体交差点のある大きな道路。

「ここから千駄ヶ谷まではけっこうかかるんだよな・・ よし、タクシーだ!

すんなりタクシーを拾い、乗り込む。
なぜか運転手は後部座席で自分の隣に座って運転していて、
前には見学の二人が座っている。(あと一人はどこへ行ったのだろうか

電車より割高だがこの際仕方ない。なんとしても不戦敗は避けねば・・ あぁ昨日の夜あんなに飲むんじゃなかったなぁ・・

と思いつつメーターを見ると、3秒に一度の割合約1000円ずつメーター上昇。

「おいオッサン!!これ詐欺だろ!!」
「いやぁ今日は日曜日ですからねぇ、お客さん。高いなんて言ってもらっちゃぁ困りますよ。」

まだ3分も走ってないはずなのにもうメーターは24800円。
(3人で割ると・・ ううぅ8千円ちょいか。遅刻で不戦敗だけは避けなくてはならないとはいえ、これは痛い・・)
と思いつつ運転手と押し問答を繰り返す。

そうこうしてるうちにメーターは7万5千円台へ。一人当たり・・ に 2万円??いやだあぁぁぁ
よし、こうなったら奥の手だ。

 
「えぃっ」 ・・プチ。 

 
「こ こいつ、何てコトしてくれやがる!勝手にメーターをリセットするな!!


「いいじゃん。おっちゃん詐欺なんだし。」
「違うんだ!お前はなにもわかってない!これはリセットすると自動的に自爆装置が起動するんだッ!!」

「な、何ぃっ!?」
(そうか、運転手が勝手にメーターいじくって客からボッタくるのを未然に防止しているわけか、迂闊だったッ!!)

しかし特に音も光も発せず、ただメーターが止まったまま車は走り続ける。
それでも一人爆発に怯え、ガクガクブルブル震える運転手。

滑稽だったので、からかってみることに。
「やばいっ もうすぐ爆発だああぁぁぁ 10、9、8、7、・・」と勝手にカウントダウン。
「助けてぇぇぇぇ」と恐怖におののく運転手。
「・・2、1、ドッカーン。・・って、ウソだよウソ。勝手に数えてみただけさ。」
と言って、運転手の肩をポンポン叩いてなぐさめる。 

そうこうしてるうちにまたメーターは上がり始めて・・

「お客さん、千駄ヶ谷までは意外と行きにくいんですよ。
 今日は日曜日で渋滞がひどいから、けっこう時間食っちまうかもしんねぇ。」

まずい、それは困った。たしかに行きにくいんだよなぁ、千駄ヶ谷。
とりあえず総武線沿線の駅まで連れてってもらえればあとはJRが早いはずだ。

「おっちゃん、新宿行ける?新宿。」
「へぇ、新宿ならなんとか。」
「よし頼んだ。」

新宿へ着く。降りると、なぜかそこは駅ビルの13階。
タクシー料金は全部で2万円ちょっと。
財布を見ると・・一文無し。

支払いはもう一人に任せて、自分は走って先を急ぐ。
「おっちゃん、この人お金持ちだから安心して!カード持ってるし。」

エレベーターを待つ内にその人も追いついて、1階へ。
もう一人(二人)はどこへ・・
その代わり、見知らぬ人が一人乗ってきた。

エレベーターが1階に着く。扉はなぜか古城の門のようなイメージで、自分で押し開けるタイプ。

ギー・・・ と軋む音とともに扉を開ける。向こう側から差し込む眩い光が・・


++++++++++

というところで目が覚めた。
夢を見たこと自体久々だし、内容をここまで明確に覚えていることは数年ぶり?

うーん自分の体に何が起こっているんだろうか

弟「そこまで細かいとShょーいちさん並だね」
たしかに。追いついたか。(何が)