北川竜二で、「アレは何したので・・・」でした。

脳内で文章を作った時点で書くのが億劫になってしまうのですが、それでも時々書きます。

続き5

2005-11-10 17:10:01 | Weblog
雨は未だ止まず、降り続いている。
横断歩道から歩道に移動する。折れた傘を一応さす。既に下着までずぶ濡れなので余り必要ないが、道路に捨て置く事は出来ない。どうせ持つならさしてしまえ。隣には先程の女性が鞄を持っている。男性は車を路肩に移動していた。気がつくとさっきとは別の男性が俺の自転車を持ってくるのが見えた。まだいたのか…どうやら車2台で移動していたようだ。
テンションは上がっているが仕事に行く気にはなれなかった。どちらにせよ、このまま終わらす訳にはいかない。女性に警察呼んで下さいと伝え、職場に電話を入れる。女性が移動し終えた車に走っていく。職場に連絡すると責任者が不在との事。分かってた事だが、状況を説明する。また電話すると伝えて電話を切る。男性が走ってきた。これから警察に電話をするという。電話は任せて、自転車に鍵を掛ける。我慢できない事はないが身体が所々痛いのは嘘じゃない。救急車には前々から乗ってみたかった。いい機会じゃあないか。そして雨宿り出来るとこに移動した。
怪我はたいした事はない。勘だが分かる。だからテンションが上がってるにも関わらず頭は冷静なのだ。
回りはよく見えていた。

続く。

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