とにかくずぶ濡れ。寒い。肘が痛い。足首痛い。これが事故、交通事故なのね。身体を動かそうと思えば動いたと思う。でも何故かそうしなかった。雨の日に道路の真ん中で倒れるなんてそうそうないですからね、なんか言い知れぬ余韻にでも浸っていたのだろうか。車の右座席から人が降りてきた。女性だ。若い。このシチュエーションはまさか…女性はスイマセン大丈夫ですかを連発してる。かなり申し訳なさそうだ。そりゃそうだ。しかし若干興奮気味でテンション盛り上がりアドレナリン勝手に出てますこちらとしても何が大丈夫かはよく分かってない。
なんやかやでやり取りしながら立ち上がる。所々痛い。ふと気付けば女性の隣に男が立っていた。
スイマセン、ガラスがクモって前が見えませんでした。本当すいません。
お前か~!左ハンドルか~!
余計アドレナリン出たこちらは、まぁここに長居は無用という事で、とりあえず歩道に移動した。
まだ続く。
なんやかやでやり取りしながら立ち上がる。所々痛い。ふと気付けば女性の隣に男が立っていた。
スイマセン、ガラスがクモって前が見えませんでした。本当すいません。
お前か~!左ハンドルか~!
余計アドレナリン出たこちらは、まぁここに長居は無用という事で、とりあえず歩道に移動した。
まだ続く。