つまんないおしゃべりで悪いけどさ

2012-06-05 17:50:57 | インポート

こんにちは~、マリーで~す。

今日のうちのおばはんは朝早く病院に出かけて予約時間の一番に診察を受けてさっさと帰る予定だったのよ。ところがさあ、あの人の予約時間は10時半の枠だったのねえ。それなのに10時半になっても9時半の枠の人たちが溢れていて、11時過ぎにやっと順番が回ってきたの。さすがにあの人もこれはだめだとわかって次回の予約は9時半枠に入れてもらってたわよ。病院にいくのは本当に大変。来週はまた眼科と整形外科の予約があるんだわさ。こっちはまあ3ヶ月に1度だからまだいいけど、まったく通院するだけでへとへとだってこぼしてたわ。他のみんなもそうなんだからしょうがないんだけどね。

そんなわけで帰りにちょっと寄り道してお家に帰りついたらもう夕方よ。汗を洗い流して洗濯をして干して、やっとパソコンを開いたの。ほんでもってフェイスブックを見たら、教会関係のお友達が『皇帝のものは皇帝に、神のものは神に』っていう聖書の言葉で記事を書いていたのが目に入ったわけよ。それを見てあの人もその言葉がちょっと気になったらしいのね。ほら、日本の政治の世界じゃ今度内閣改造があって消費税は確実に上がるはずだし、今まで動かせなかったことも変わってきそうな雰囲気じゃないの。いい方に動けばいいけどおかしな方向に動いたら、たださえ生活が大変な人たちはますます状況が悪くなりかねないわよね。国を支えているのは政治家なんかじゃなくて一人一人の国民あってこそでしょう。その辺を忘れられては困るってわけよ。

だけどさあ、あたしなんかから見ると、日本の政治の今後も問題だけど、それより『皇帝のものは皇帝に、神のものは神に』って言うけど、本当はもともと全部『神のもの』で、皇帝だろうと政治家だろうと、庶民だろうとみんな自分で手に入れたもの、自分のものと思っているものは本当は神様からの一時的な借り物なんじゃないかって気がするんだわさ。だってよ、言いたかないけど、うちのおばはんなんか本当はよくわかっているはずよ。あの人の子供のころの環境がそうだったからだけど、お寺さんとか墓地とかはいつだってすぐそばにあったし、小学校一年の時に母方のおじいさんが亡くなって、生まれて初めてすべての人が必ずいつかは死んでこの世からいなくなることに気がついて以来、ずっと終わりのないものが欲しいって思っていたから、キリスト教を信じるようになったんじゃないの。

人の命も一生涯の人生も、終わりがあって、誰であってもこの世のものはあの世には持っていけないじゃないの。最後にはお返ししなくちゃいけない借りたもの、預かりものなんだってことがわかったら、もう少しこの世の中も変わるかも。預かった物は正しく運用しないといけないのだ。なあんて、えらそうなこと言っちゃったけどさ、半分くらいは本気だったりしてね。

うちのおばはんがすっかりへたばっているから今日はあたしが少し、あの人に代わって言ってあげたのよ。余計なお世話だって怒られそう。このくらいでおしゃべり止めようっと。 ほんじゃ、またね。