すっかり風邪をひいてしまったので

2011-10-09 15:17:30 | インポート

さすがにブログまで手がまわりませんでした。まだ熱はあるのですがロキソニンとメイアクトは飲んでいるので、無茶しなければ大丈夫です。

しかし、出歩くわけにいきませんから家にいて本を読むかパソコンを開くかしかありません。 おかげで普段見ないようなものまで見ていました。いつもだったら、有料のサイトはあまり使わないのですが、今回はまあこの際だからと、前から気になっていたyahooのgyaoの有料番組で「熱中時代」、全部一度に見れば高額になりますけど、週1作と決めて見ることにしました。なんといっても水谷豊さんの若き日の大人気作品です。レンタルショップで扱っていない以上、gyaoか楽天で見るしかありませんが、gyaoならyahooのプレミアム会員ですから手続きが簡単なのでこれで見ることにしました。

すごく面白いという評判は前から聞いていましたし、ごく一部だけyoutubeで見たことがあり、そのうち是非全体を見てみたいと思っていた作品です。実際に見てみると、本当に面白い。水谷さんてこんなコミカルな役も演じていたのかとびっくり。コミカルといってもこれだったらおとなから子供までみんな楽しめる、なるほど大人気作品だったというわけがわかります。

これを見るちょっと前、youtubeやニコニコ動画で、こちらもいまだに人気のある、若い日のショーケン、萩原健二さんと水谷さんが主演の「傷だらけの天使」という作品の一部を見ていました。こちらはどちらかというとアウトローに近い役ですが、これも当時の若者達に非常に人気があった作品だというだけあって、今見ても相当に面白いものです。ただ、どちらかというと表現が過激なところもあるので、子供が見ては困るなあとも思いますが。

おばはんとしては閲覧に年齢制限をしたくなる表現はあるものの、この作品も内容自体はなかなかで、この間見た、最終回の省略版などは思わず見ていて泣けてしまったものでした。風邪をこじらせてたぶん急性肺炎でしょうか、もう歩く体力もなくて這いずりながらショーケンさん演ずる兄貴分を追いかけて、一人ぼっちにしないでくれと懇願する弟分の水谷さんの演技、すごい。競馬の馬券の当たりを期待しながら一人で死んでしまった弟分を、後悔の涙でせめて最後に暖めてやろうとドラム缶風呂に入れるショーケンさんの演技もすごい。

本当に面白いドラマは年月が経っても古くならないことを教えられる二つの作品です。そしてもっとすごいのは、出演していた俳優さんの水谷さんや、ショーケンさん、当時は音楽や歌詞を担当していた岸部一徳さんが今も更によい活躍をしていて、見る側を喜ばせてくれていることでしょうか。

10月19日から「相棒」の新シリーズが始まるわけで、レンタルのほうでもシリーズ9が出てきます。もうこれは本当に楽しみ、楽しみ。