Peace!!のブログ

岐阜県富加町の古い家で、小さな店をしていました。暮らしや、ご飯について、政治について思うことなど。

手術レポート②

2017-11-04 09:18:53 | インポート
10月30日、月曜日に入院。(私たちは、岐阜県総合医療センター、小児心臓外科へ入院しました。)
入院前の診察はサラリで、「元気だね、じゃあ病棟へ案内します」と言われるも、病棟に入ったら「お鼻が出てたみたいなので、薬をやめてみて、手術前に鼻水や咳が出るようなら、手術見合わせましょう」と主治医に決められて、「え!ここまで来て、そんなスリリングな!」と軽いショックを受けました。
結果、鼻水も咳も出なくて手術できたのですが、私の焦りを感じている娘は、気丈に頑張っていました。(病院のスタッフの方がおっしゃるには、延期になって帰られるお子さんもみえるそうです。)
採血も泣かず、病院食も手術前まで完食を続け、汚い話ですが毎日快便でした。
看護師さんが「本番に強いタイプね」と言って下さったりしたのですが、
今思えば明らかに強がりでした。
私が佳奈の体調を気にするから、「絶好調よ!」という振る舞いを続けていたんでしょう。
手術の前日に、点滴を入れるための管を入れる処置をして、その際、万が一の輸血のために血もとったらしいのですが、針をずっと見ていて吐いてしまって。看護師さんが「気分悪くなったんだろうけど、風邪じゃないですよね?」
と私に聞いているのを「シマッタ!」という顔で見ていましたから。
本当に健気でした。
 手術後の今、体力落ちている佳奈には、甘~く接してあげたいと思っています。

手術前の絶飲食は比較的楽に終わりました。佳奈は手術室の関係で、12時からのオペでしたが、絶食は7時以降、飲み物は9時以降だったので、プレイルームで遊ばせている間に時間が過ぎました。

12時きっかりに手術室に案内されました。
主治医の先生が佳奈の緊張している顔を見て「手術室まで一緒に入って、麻酔かかるまで居てもらいましょう」とおっしゃって親と手を繋いで手術室まで送りました。
この時が一番泣けてきました。
手術室の入口で名前を聞かれて「ふたまたかなです」と応えたら「これくらいの年だと、言えない子が多いのに、自分で言えて偉いですね~」と誉められました。いつもなら謙遜するのに「そうなんです、本当に良い子なんです~」
と泣き笑いで答える私。
当然ながら佳奈が心配そうにしているので、「眠くなるお薬が効いている内に終わるからね。先生達にしっかりお願いしてあるから大丈夫だからね」と声を掛けました。
手術台の上に佳奈を寝かせて、手を繋いで麻酔がかかるのを待って部屋を出ました。

手術中は、夫婦で家族控え室にて待機です。
片方が院内のコンビニへ行くくらいは良いけれど、手術が済んだら声を掛けるので、それまでは病院から出ないで下さい。という決まりでした。
事前の説明では、12時から麻酔をかけて、全ての処置を終えるまでには6時間位かかるんじゃないか、というお話でしたが、実際には5時に呼んでもらえました。

③へ続く(長くてすみません)



最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ひと葉)
2017-11-06 15:00:20
リアルタイムみたいでどきどきするわ!
返信する
Unknown (喫茶Peace!! 二俣 佳織)
2017-11-09 14:44:27
> ひと葉さん
もう、うちにいる分には全然元気だよ!
傷を大事にしなきゃならないし、行動に制限があるけど、本当に元気。
近いうちに遊びに行くね?
返信する

コメントを投稿