選挙、行きますか？

今回のブログは、店の営業とは関係がなく、私の個人的な気持ちを書きますので、不愉快な方や興味のない方はスルーしてください。

今度の衆院選、連日新聞には与党が過半数を上回る勢いだという字が躍っています。
それを見るたびに不安で仕方がなくなるのは私だけでしょうか。
安倍晋三首相は、アベノミクスは成功だ、この道しかない、と繰り返しておられますが、中小企業の倒産は後がたちませんし、国債の評価額が下がっているいま、日本の経済は海外から見たら不安要素がいっぱいだと思います。
なぜ、消費税は値上げするのに、法人税は値下げするのでしょう。

きっと、今度の選挙でもう一度大勝したら、安部政権は今までやりたかったことをどんどん進めていくでしょう。
「民意は得られた」と。
集団的自衛権の閣議決定をうけた法整備や、原発の再稼働、沖縄米軍基地の移設が、それこそ粛々と進められるのだと思います。

秘密保護法があんなに反対されても施行されたのだから、きっともう止められない気がします。

選挙の投票率が低くなる予想がされていますが、もし、選挙に行かないつもりの方で、このブログを読んで下さっている方があったら、ちょっと考えてみてください。

政治は、今ある国を持続させるための仕事です。
今の目先の利益のために経済が破綻するような危険をおかしてはいけないし、
お隣の国と戦争をして再び国土を焼け野原にするような事を進めてはいけないのではないでしょうか。
いま、小さい子供のいる大人のなかに、自分の子や孫に人殺しをさせる覚悟のある人が何人いるでしょう。
戦争、というと、家族が殺されることがクローズアップされますが、加害をすることも含まれます。
誰かの家族を殺す事は、それだけの恨みを残すことです。
いつまでも終わらない恨みの連鎖です。

積極的平和主義(私はこれほど矛盾した言葉はないと思いますけど)のいきつく先には、むなしい未来しかない気がします。

選挙で一人が投票する１票はすごく小さいようでも、その１票は声をあげる権利です。
面倒でもどうか、少しでも大勢の人に選挙に行って欲しいと思います。