peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

「岩手県立花きセンター」のラベンダー’ナナ・スィート’/イングリッシュ・ラベンダー 2014年6月2

2014年06月29日 | 植物図鑑

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2014年6月28日(土)、岩手県立花きセンター(胆沢郡金ケ崎町六原頭無2-1)に行ってきました。今回は、「花の館エリア」の露地ほ場に植栽されている植物から見学しました。沢山群植されたイングリッシュ・ラベンダー(ラベンダー ’ナナ・スィート’)が、青紫色の小さな花を穂状につけて、芳香を漂わせながら沢山咲いていました。

http://www2.pref.iwate.jp/~hp3005/file/migoro.html [岩手県立花きセンター:2014年6月24日現在:屋外(3)露地ほ場・花の館エリア]

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ラベンダー’ナナ・スイート’(イングリッシュラベンダー) シソ科 ラワンデュラ属 Lavandula officinalis

ラベンダーは英名。北アフリカ、ヨーロッパ南部(地中海沿岸)原産の半耐寒~耐寒性常緑多年草(小低木)で、乾燥したやせ地に生える。根もとは硬く木質化する。ギリシャ・ローマ時代から利用されていたようで、「ラベンダー」は、ラテン語の「洗う」が語源で、古代ローマ時代には浴槽に入れて香りをつけたという。日本では北海道で香料を採るために栽培されてきたが、近年のハーブ人気で、家庭でも栽培され、花穂(かすい)や葉を乾燥して香りを楽しむようになった。

高さは40cmぐらい。茎は細くて硬く、灰緑色の細い葉を対生する。全体に軟毛が密生して白っぽく見える。5~9月、青紫色の小さな唇形花を穂状(すいじょう)につけて芳香を漂わせる。花穂や茎葉からラベンダー油を採取する。

ほかに花穂(かすい)の先にウサギの耳のような苞葉がつくラベンダー・ストエカス’キューレッド’(フレンチラベンダー)、レースのような葉が美しいラベンダー・ピンナタ(レースラベンダー)など多くの品種がある。

栽培管理:市販の苗を購入して植えると簡単。一般に高温多湿を嫌うので、日当たりと風通しの良い涼しい戸外に置き、雨を避けて鉢土を常に乾かし気味に保つ。また高温時に蒸れると株が弱るので、花が開いたら花がらは早めに摘み取り、枝をすかす。挿し芽で株を更新する。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑2・夏の花」&西東社発行「知りたい花の名前がわかる花の事典」&同「色・季節でひける花の事典820種」より]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=40714858&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:北上市文化交流センターのラベンダー’ナナ・スイート’(イングリッシュラベンダー)2012年7月26日(木)]


「岩手県立花きセンターのアルケミラ・モリス 2014年6月28日(土)

2014年06月28日 | 植物図鑑

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2014年6月28日(土)、岩手県立花きセンター(胆沢郡金ケ崎町六原頭無2-1)に行ってきました。今回は、「花の館エリア」の露地ほ場に植栽されている植物から見学しました。沢山群植されたアルケミラ・モリスという名の植物が、黄緑色の花を沢山咲かせていました。

http://www2.pref.iwate.jp/~hp3005/file/migoro.html [岩手県立花きセンター:2014年6月24日現在:屋外(3)露地ほ場・花の館エリア]

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アルケミラ・モリス バラ科 アルケミラ属 Alchemilla mollis

ヨーロッパ東部~小アジア、北アメリカ原産の耐寒性多年草。茎は上部で細かく枝分かれして40~50㎝になり、先端に黄緑色の小さな花を群がって咲かせる。径5㎜ほどの花には花弁がなく、花びらのように見えるのは萼。黄色い雄しべがよく目立つ。灰緑色の葉が美しく、密生するのでグラウンドカバーに最適。葉の形が聖母マリアのマントの形を連想させることから、「レディースマントル」(婦人のマント)という英名がある。ほかにミラー。ハゴロモグサ(羽衣草)の和名もある。地面を覆うように広がるので、花壇の縁取りやグラウンドカバーに適している。花期:6~7月。

管理:日なたから半日陰までよく育つ。寒冷地では放任してもよく育つが、夏の高温乾燥に弱いので、暖地では夏に半日陰になる落葉樹の下などに植える。株元が蒸れると枯れやすくなるため、枯れ葉をこまめに散り除き、花がらも早めに摘み取る。鉢植えも夏は風通しの良い半日陰に置き、水切れに注意する。植え付け・株分け:10~11月、3月。[西東社発行「色・季節でひける花の事典820種」&同「知りたい花の名前がわかる花の事典」(金田初代(文)、金田洋一郎(写真)より]


今泉街道現地探訪(その1)陸前高田市矢作・小黒山&ガクアジサイ(額紫陽花) 2014年6月27日(金)

2014年06月27日 | 一関市の街道を歩く

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2014年6月27日(金)9:00~15:00時、一関市東山公民館などが主催する「東山ふるさと歴史講座第2回・今泉街道の今泉宿の今 現地学習」が、一関市のバスを利用して実施されました。(参加費無料)引率・講師は一関市役所東山支所教育文化課の畠山篤雄氏。

「今泉街道」は、藩政時代、奥州街道の山目宿(現在の一関市山目)から東に分岐した仙台藩領の脇往還で、柵瀬舟橋から舞草舟場へ北上川を渡り、相川宿、長坂宿、大大原宿。笹ノ田峠を越えて矢作、「今泉宿」(現在の陸前高田市今泉、「浜街道」)に至る街道。

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この日バスは、現在「今泉街道」と呼ばれている県道19号線と国道343号線をノンストップで走り、陸前高田市矢作町字小黒山という所で停止しました。ここが昔の「今泉街道」(国道343号線)最大の難所・笹ノ田峠への入口ということで、全員バスを降りて講師の畠山さんから説明を聞きました。

ここから「笹ノ田峠」方向へ進むと「小黒山一里塚」の北塚(直径6m、高さ1.5m)が現存しているそうです。

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(上と下)講師の畠山篤雄さんの話を聞いている参加者一同。

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(上)星川龍司・著「岩手県の一里塚」(平成18年5月発行)。発行者:星川龍司(盛岡市松園三丁目14-6)より

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(下5つ)出発地の東山地域交流センター(公民館・図書館)駐車場東南角に隣接する民家の庭に植えられているガクアジサイ(額紫陽花)が、今を盛りと花を沢山咲かせていました。咲き進むにつれて色が変わるようです。

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ガクアジサイ(萼紫陽花) アジサイ科 アジサイ(ハイドランジア)属 Hydrangea macrophylla f. normalis

 別名:ガク、ガクバナ、ガクソウ。暖地の海岸付近に生える落葉低木。古くから園芸化され、庭や公園などに広く植えられている。高さは1~2m。葉は長さ5~20㎝の広卵形または倒卵形で、質は厚く、表面は光沢がある。。6~7月、枝先に直径10~20㎝の散房花序を出し、真ん中に小形で淡紫色の両性花多数と、周りに直径3~5㎝の装飾花をつける。両性花には10個の雄しべと花柱が3~4個あり、結実する。花の色は淡紅色、淡青紫色、紫色、白色などがある。装飾花は広卵形で3~5個つく。花の色は土壌の酸性度や肥料によって微妙に変化する。分布:本州(房総・三浦・伊豆半島、伊豆諸島、和歌山県神島)、四国(足摺岬)。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑2・夏の花」&同「山渓カラー名鑑・日本の樹木」より]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=37831307&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市大東町のガクアジサイ(萼紫陽花)2011年7月7日(木)]


サクランボ / オウトウ(桜桃)の花と実 2014年6月24日(火)・4月23日(水)

2014年06月26日 | 植物図鑑

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2014年6月24日(火)、一関市千厩町千厩の店でサクランボ(桜桃)が沢山展示販売されていました。「佐藤錦」という品種がおいしそうだったので買い求めたのですが、妻はそんな高いものを買わなくともと文句を言いました。でも「旬の今買わないでいつ買うの!」と言って、良く買う「アメリカサクランボ」(結構おいしい)と一緒に買ってしまいました。冷蔵庫で冷やしてから食べたのですが、とてもおいしかったです。

http://www.zennoh-yamagata.or.jp/event/2014/06-28.html [全国農業協同組合山形県本部]

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このサクランボ(桜桃)の実を見ながら、4月23日(水)、マイカーで新潟県方面へ芭蕉の奥の細道をたどる旅をした時見たサクランボ(桜桃)の花を思い出していました。

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セイヨウミザクラ(西洋実桜) バラ科 サクラ属 Prunus avium

「オウトウ(桜桃)」とも呼び、果実は「サクランボ」として親しまれている。西アジア原産の落葉高木。ヨーロッパでは古くから栽培され、野生化しているものも多い。日本に入ったのは明治時代初期で、北海道、東北地方、長野・山梨県などで栽培されている。生長が早く、高さは15~20mほどになる。葉は長さ6~12㎝の倒卵状長楕円形。

4~5月、直径2.5㎝ほどの白い花が咲く。果実は直径約2㎝、6月に熟すが、黄赤色のものや暗赤色のものまで多くの品種がある。佐藤錦は、ナポレオンと黄玉の交雑によって偶然にできた実生品。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」&同「山渓ハンディ図鑑3・樹に咲く花(離弁花1)」より]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=42679830&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:奥州市水沢区佐倉河のセイヨウミザクラ(西洋実桜)/サクランボ 2013年6月9日(日)]


一関市狐禅寺「イオンスーパーセンター」のネズミモチ(鼠黐) 2014年6月25日(水)

2014年06月26日 | 植物図鑑

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2014年6月25日(水)、一関市街地で用事を済ませてからプリンターインクを買うためにケーズデンキ一関店に行きました。未だ10時の開店まで20分ほどもあったので、花の写真でも撮ろうかと思って外に出たら県道19号線を挟んだ向かい側のイオンスーパーセンター一関店(一関市狐禅寺字石ノ瀬11番1)の出入口の所に植えられている白い花を沢山咲かせているネズミモチ(鼠黐)が目に入りました。良い香りに誘われて蜂や蝶が吸蜜に沢山訪れていました。

http://www.aeonsupercenter.co.jp/ichinoseki/index.html [イオンスーパーセンター・一関店]

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ネズミモチ(鼠黐) モクセイ科 イボタノキ属 Ligustrum japonicum

別名:タマツバキ(玉椿)暖地の山地に生える常緑小高木で、高さは6~8mになる。公園や生け垣などにもよく植えられている。葉は対生し、長さ4~10㎝の卵形で、先は尖り、革質で光沢があり、縁は全縁。

6~7月、本年枝の先に長さ5~12㎝の円錐花序を出して、白い小さな花を多数つける。花冠は長さ5㎜ほどの筒状漏形で4深裂し、裂片は反り返る。雄しべと花柱は花冠から突き出る。果実は長さ7~10㎜ほどの楕円形で、黒紫色に熟す。和名は果実がネズミ(鼠)の糞に似ていて、葉がモチノキに似ていることによる。用途:庭木、公園樹。分布:本州(関東地方以西)、四国、九州、沖縄、台湾。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑3・秋の花」&同「山渓カラー名鑑・日本の樹木」より]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=41629964&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市東山町「柴宿団地」のネズミモチ(鼠黐)2012年12月10日(月)]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=36236690&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:宮城県石巻市のネズミモチ(鼠黐)2010年12月1日(水)]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=34893009&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市東山町のネズミモチ(鼠黐)の花  2010年7月3日(土)]

http://blog.goo.ne.jp/pea2005/s/%A5%CD%A5%BA%A5%DF%A5%E2%A5%C1 [peaの植物図鑑:ネズミモチ(鼠黐)]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=41387598&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:奥州市「水沢公園」のネズミモチ(鼠黐)の実]