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peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

イタドリ(虎杖)

2009年10月09日 | 植物図鑑

一関市釣山「釣山公園」  2009年9月15日(火)

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2009年9月15日(火)、久しぶりに一関市釣山にある「釣山公園」に行きました。「清庵野草園 」に植えられたイタドリ(虎杖)が淡黄色の実を沢山つけていました。

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イタドリ(虎杖) タデ科 タデ属 Polygonum cuspidatum

日当たりのよい荒れ地や斜面などに生える多年草。「虎杖」は中国名。芽生えたばかりのときは竹の子にそっくりで、茎に赤みを帯びたまだら模様がある。中国ではこれを虎の皮にたとえたものという。根を「虎杖根」と呼び、利尿剤、緩下剤などに使う。平地から高山まで広い範囲に見られる。茎は太く中空で、高さ50~150㎝になる。葉は互生し、長さ5~15㎝の広卵形で、先は急に尖り、基部は切り落としたように真っ直ぐ。若い茎は酸味があり、皮をむいて生で食べたり、塩漬けにして保存食にもする。7~10月、茎の先や葉のつけ根の花穂に小さな花を多数つける。花の色や毛の多少など変化が多いが、花は普通白色~淡紅色。雌雄別株。雄花では雄しべが花より長く、雌花の雄しべはごく小さい。果実は長さ6~12㎜の倒卵形で、少し赤みを帯びる。黒褐色のそう果が花の後大きくなった花弁に包まれている。分布:日本全土、朝鮮、中国、台湾。


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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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イタドリの花をあのような形にし観賞するとは面白... (宮崎龍美)
2009-10-26 07:38:45
イタドリの花をあのような形にし観賞するとは面白いです。(綺麗に見えました)
私は乾燥したイタドリで笛類(楽器)しか頭に無かったので特にビックリしました。
何時か見学に行きます。

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コメントありがとうございます!どこにでもある野... (岩手のpea)
2009-10-26 12:02:10
コメントありがとうございます!どこにでもある野草のイタドリをわざわざ植えて観賞することなど、普通には考えられないことですが、一関市の釣山公園の清庵野草園は、江戸時代の飢饉と救荒書「民間備荒録」や「備荒草木図」に載っている植物を植えているようです。日当たりもよく、土地も肥えているためこのような立派な花と実がついたのではないでしょうか!?
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