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peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

コムラサキシキブ(小紫式部)&シロミノコムラサキシキブ(白実の小紫式部) 2008年10月1日

2008年10月02日 | Weblog
奥州市前沢区のコムラサキシキブ(小紫式部)/コムラサキ(小紫)
/コシキブ(小式部) 2008年10月1日









2008年10月1日(水)、妻の用事で、奥州市前沢区の前沢ふれあい
センターに行きました。妻が会合に出ている間、近辺を歩いて花な
どの写真を撮りました。二十人町バス停付近にある民家の門口に植
えられたコムラサキシキブ(小紫式部)が実を沢山つけていました。







シロミノコムラサキシキブ(白実の小紫式部)/シロミノコムラサキ(白実の小紫)
/シロシキブ(白式部)2008年10月1日




2008年10月1日(水)、奥州市前沢区の前沢新町の裏通りを歩いて
いたら、白い実をびっしりと付けたシロミノコムラサキシキブ(白
実の小紫式部)の木がありました。
この植物の名前は、大昔から自生していた紫色の実を付けるムラ
サキシキブ(紫式部)というのがあって、葉や果実などがムラサキ
シキブより小ぶりなものをコムラサキシキブ(小紫式部)と呼び、
果実が白いものをシロミノコムラサキシキブ(白実の小紫式部)と
呼んだのだと思いますが、今日では「コムラサキシキブ」は「コム
ラサキ」とか「コシキブ」、「シロミノコムラサキシキブ」は、「シ
ロミノコムラサキ」とか「シロシキブ」と呼ばれています。




コムラサキシキブ(小紫式部)
クマツヅラ科 ムラサキシキブ(カリカルバ)属
Callicarpa dichotoma
丘陵地のやや湿った所に生える落葉低木。果実が紫色で美
しいので、実を観賞するため庭園や公園などによく栽培され
ている。
和名は、ムラサキシキブより小ぶりなことによる。「コ
シキブ」ともいう。(「ムラサキシキブ」といって植えられ
ているのはほとんどが「コムラサキ」のほうである。)

茎は直立し、枝はまばらに長く延び、高さ1~2mになる。
枝は細く紫色を帯び、先が垂れ下がっているものが多い。
初め花序の柄とともに微細な星状毛があるが、後に無毛とな
る。

葉は有柄で対生し、葉身はやや厚く、倒卵状楕円形で長さ3
~7㎝。縁の上部にだけ、まばらに鋸歯があり、両面の脈上
には毛がまばらにある。

6~8月、葉腋より少し上から出る集散花序に、長さ約3㎜の
淡紅紫色の小花を10~20個つける。果実は球形で直径3~4㎜、
9~11月頃、紫色に熟して美しい。葉が落ちたあとも残って
よく目立つ。
果実の白いものを「シロミノコムラサキ」というが、「シロ
シキブ」の名で売られていることが多い。

分布:本州(岩手県以南)、四国、九州、沖縄、台湾、中国。
 岩手県では稀に見られ、分布の北限になっている。

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