コムラサキシキブ(小紫式部)の実
2006年11月8日
画像は、11月8日、奥州市水沢区の市立図書館の隣りにある慶徳公園
で撮影した「コムラサキシキブ(小紫式部)=コムラサキ。
シロミノコムラサキ(白実の小紫)/シロシキブ(白式部)
2006年10月11日
コムラサキシキブ(小紫式部)クマツヅラ科 ムラサキシキブ属
Callicarpa dichotoma
山麓や原野の湿地などに生える落葉低木。果実が美しいので、公園
や庭などに広く植えられている。葉や果実などが「ムラサキシキブ」
より小ぶりなのでこの名がつけられたというが、単に「コムラサキ」
とか「コシキブ」とも呼ばれるという。
「ムラサキシキブ」と呼ばれているもののほとんどが、この「コムラ
サキ(シキブ)」のほうであるが、「ムラサキシキブ」というのは別
にあり、この「コムラサキ(シキブ)」命名前に存在していたという。
暖地の海岸近くに生える「オオムラサキシキブ」という変種もあると
いう。
高さは1~2mになる。枝は細くて紫色を帯び、先が垂れ下がっている
ものが多い。葉は有柄で対生し、長さ3~7cmの倒卵状楕円形で、ふちの
上部にだけ粗い鋸歯がある。
花期は6~7月。葉のつけ根から少し離れたところから柄を出し、淡紅紫
色の小さな花が多数群がって咲く。花は長さ約3mm。
果実は直径約3mmの球形で、9~11月に紫色に熟し、葉が落ちた後も残っ
ていてよく目立つ。
果実が白いものもあり、「シロミノコムラサキ」というが、「シロシキ
ブ」の名で売られていることが多い。
分布:本州、四国、九州、沖縄、台湾、中国
今年の3月で84歳の「後期高齢者」。花や木の実、特に山野草が好きで何時もデジカメを持ち歩いています。
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