





2013年5月24日(金)、一関市東山町田河津字矢の森集落にある「伝説・矢の森八景」を見に行きました。
その中の一つである源頼朝公供養碑は、田河津矢の森田の萱という所にある大きな農家・佐藤正夫氏の屋敷裏にありました。石碑には、嘯源大禅定門大祖国公とあり、右上に征夷大将軍正二位前権大納言右近衛大将源朝臣頼朝郷、左に正治元年己未正月十三日世壽五十三才と刻まれていました。(東山町文化財調査委員会「昭和50年度(碑石)調査報告書」より)
どういう伝承があって先祖代々守り継いできたのかわかりませんが、よく護り継いできたものだと感心しました。




(下)イチョウ(公孫樹/銀杏):町指定。源頼朝供養碑の傍にある。目通り周4.77m、樹高32m、樹齢約300年で、県下十数番目の大樹といわれている雌木。(東山公民館発行「平成2年、東山の史跡」より)










シキミ(樒・梻) モクレン科 シキミ属 Illicium religiosum
暖地の山地に生える常緑小高木~高木。枝を仏壇や墓に供えたり、葬式に使うことから、寺院や墓地によく植えられている。別名:ハナノキ、ハナシバ。また樹皮や葉から線香や抹香をつくる。全体に有毒で、特に果実は猛毒。高さは3~5m、時に10mになる。樹皮は暗灰色。若枝は緑色。葉は互生し、長さ4~10cmの倒卵状広披針形で、厚くて光沢がある。枝や葉には特有(抹香)の香りがある。花期は3~5月。葉のつけ根に直径3cmほどの淡黄白色の花をつける。花弁と萼片はともに線状披針形で12個。雄しべは約20個。果実は8~12個の袋果が星形に並ぶ。9~10月に熟すと裂け、有毒の種子を出す。用途:線香、抹香。分布:本州(宮城・石川県以西)、四国、九州、沖縄、朝鮮(済州島)、中国、台湾。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」&同「山渓カラー名鑑・日本の樹木」より]
http://blog.goo.ne.jp/pea2005/e/41012d975123212bb3b012b70a13afbf [peaの植物図鑑:一関市東山町のシキミ(樒)の花 2007年5月14日ほか]
https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=34382739&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市川崎町のシキミ(樒・梻)]