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peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

紫波町「城山公園」のハナトラノオ(花虎の尾)/カクトラノオ(角虎の尾) 2012年8月5日(日)

2012年08月10日 | 植物図鑑

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(上と下)城山公園管理事務所閉っているようでしたが、自動販売機が稼働していましたので、冷たいコーラを買い求めて飲みました。近くには長い椅子もありました。

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(上と下)立派なトイレがあったので利用してみました。トイレの前には、群植されたハナトラノオ(花虎の尾)が、白い唇形花を沢山咲かせていました。また、トイレには良く見ると「桔梗庵」の表示がありました。

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(上)ハナトラノオの吸蜜に訪花していたのはアゲハチョウ(揚羽蝶)のオスのようです。

アゲハ(アゲハチョウ科) Papilio xuthus Linnaeus,1767。

夏型。前翅長・春型42mm、夏型60mm。日本全土に分布。多化性、関東では年4回、4~10月に発生。越冬は蛹(さなぎ)。樹木が多少残っている人里や市街地などで普通に見られ、低い繁みを縫うように蝶道をつくる。夜は決まった寝ぐらをもち、浅い繁みの中で翅を閉じて、またはひらいたまま寝る。視覚が発達し、オスは黒と黄色の縞模様で引き寄せられる。訪花し、オスは吸水する。食樹はミカン科カラタチ、ミカン、サンショウ。主に新葉に産卵する。幼虫に硬い葉を食べさせると6齢幼虫(通常5齢が終齢)になることがある。黄色味の強いメスはキアゲハに似るが、前翅基部の黒斑は三角形状にならない。オスはやや翅形が細い。(異名:ナミアゲハ。)[PHP研究所発行「カラー・ハンドブック 地球博物館 No.1 蝶(白水隆・監修、松香宏隆・著)」より]

(下2つ)トイレ(桔梗庵)の近くで鶏の鳴くような声がすると思ったら、クジャク(孔雀)が飼われていました。

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ハナトラノオ(花虎の尾) シソ科 ハナトラノオ(フィソステギア)属 Physostegia virginiana

北アメリカ東部原産の耐寒性多年草。栽培されているのは主にバージニアで、花穂が太く、茎が四角形なので「カクトラノオ(角虎の尾)」とも呼ばれる。また、属名の「フィソステギア」とも呼ばれる。

一度植えると2年目には群生するほどになる。高さは40~120cm。細長い葉を対生するが、一節ごとに90度ずつずれるので、整然と十字形についているように見える。茎の先に長さ10~30㎝の花穂(かすい)が出て、淡紅紫色や白色の唇形花が4列に並んでつき、下から順に咲き上がる。丁度8月の月遅れの盆の頃が最盛期で、盆花としてもよく利用される。葉に白や黄の斑が入る種もある。花期:7~9月。用途:庭植え、切り花、鉢植え。

栽培管理:日当たりを好むが、比較的弱光でも花が咲く。夏の乾燥に弱いので、鉢土の表面が乾いたらたっぷり水やりする。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑2・夏の花」&西東社発行「知りたい花の名前がわかる花の事典」より]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=32257799&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:ハナトラノオ(花虎の尾)/カクトラノオ(角虎の尾)/フィソステギア]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=38157617&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市大東町摺沢のハナトラノオ(花虎の尾)/カクトラノオ(角虎の尾)/フィソステギア]

http://www.geocities.jp/tomokane4/sub/iwate-kousuijijyou.html [トロとまったり・・・trip・・・高水寺城]


紫波町「城山公園」のニチニチソウ(日々草) 2012年8月5日(日)

2012年08月10日 | 植物図鑑

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2012年8月5日(日)、紫波郡紫波町の城山公園(紫波町二日町字古舘)に行きました。

http://www.bunka.pref.iwate.jp/rekishi/shiro/contents/kousuiji.html [いわての城・館:中世の城館・高水寺城(こうすいじじょう)]

国道4号線の「城山公園入口」信号を天皇陛下行幸記念碑が立っている方角へ進むと、700mほどで高水寺城公園入口に着きます。ここから車道を更に登って行くと、高水寺城・御殿跡のすぐ下にある駐車場に着きます。

高水寺城・御殿跡、愛宕神社へ登る南側の広い石段がある入口の方に行くと、「平和塔」が立っていて、太平洋戦争で犠牲になった兵隊さん達の慰霊碑があり、周りにニチニチソウ(日々草)などが植えられていました。

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(下5つ)’ジャイオ・ライトスカーレット’という名の品種だと思います。

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(下5つ)’パシフィカ・アプリコット’という名の品種だと思います。

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ニチニチソウ(日々草) キョウチクトウ科 ニチニチソウ属 Lachnera rosea

別名:ビンカ。西インド原産の多年草。日本では戸外で冬越しできないため、「春播き一年草」として夏の花壇に植える。日光を好み、高温乾燥に強く、土の過湿を嫌う。高さは20~50cm。光沢のある長楕円形の葉を対生する。夏から秋にかけて、葉の付け根に直径3cmほどの5弁花を2個ずつつける。一つ一つの花は3~4日もち、次々と咲くので、夏中花が見られる。和名の「日々草」もこれに由来する。花色は、桃紫、赤、青、紫、白などがある。花期:7~11月。

栽培管理:タネ播き:4月下旬~7月上旬。移植を嫌い、発芽適温も高いためポット播きする。タネが隠れる程度の覆土をしたら、室内の暖かい場所で底面給水にする。本葉4~6枚で1本苗にして植え付け、6~8枚になったら摘芯をする。庭植えは鉢底から根が見えだしてから4号鉢に移植し、梅雨明け後、根鉢を崩さず、株間25cmで植え付ける。薄めた液体肥料を週1回施す。

[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑2・夏の花」&主婦の友社発行「色がわかる四季の花図鑑」より]