2012年2月22日(水)、コープ一関コルザ(生協一関店・一関市石畑)から住宅街を通って中里公民館~JR山目駅まで行き、(旧国道4号線)を通って戻りました。たぶん東五代地区と思われる所で、黄色い斑が沢山入った光沢のある葉をつけたアオキ(青木)に出会いました。園芸品種の’ダルマ’か’スターダスト’ではないかと思います。
ミズキ科 アオキ(アウクバ)属 Aucuba:日本、中国、ヒマラヤなど、東アジアに3種分布する常緑低木。茎が緑なので「アオキ」といわれる。
アオキ(青木)ミズキ科 アオキ(アウクバ)属 Aucuba japonica
山地の林下に普通に生えるが、庭木としてもよく植えられている。高さ1~2mになる常緑低木。若枝は緑色で無毛。葉は対生し、長さ8~10cmの長楕円形。先は尖り、基部は広いくさび形で、縁に粗い鋸歯がある。質は厚く、表面は光沢がある。押し葉にすると黒くなる。葉の汁は解熱効果がある。
雌雄別株。花期:3~5月。、茎の先の円錐花序に紫褐色、時に緑色の小さな花を多数つける。花弁は4個。雄花序は長さ7~15cmと大きい。雄花は星形で4裂、紫褐色、雄しべが4個あり、雌しべは退化している。雌花序は長さ2~5cmと小さく、雌花には雄しべがなく、雌しべが1個ある。
果実は長さ1.5~2cmの楕円形で、秋に赤く熟し、翌年の4月頃まで残る。果実の色は赤が普通であるが、黄実、白実もある。樹形、葉の形、大きさ、色、果実の大きさ、色などの変異が大きく、江戸時代より多くの品種が出現している。特に斑入り品種は美しい。樹形も直立性、低木性、匍匐型などがある。日本庭園では欠かせない。
果実が淡黄白色の品種をシロミノアオキ(白実の青木) f.leucocarpaといい、黄色に熟す品種をキミノアオキ(黄実の青木)f.luteocarpaという。葉が斑入りのものなど、園芸品種も多い。園芸品種に’ピクチュラタ’cv.Picturata、’ダルマ’cv.Daruma、’スターダスト’cv.stardust、’サルフレアマルギナータ’などがある。
用途:庭木、鉢植え、飼料。栽培:強健で日陰に強く容易。剪定にも耐える。
分布:本州(宮城県以西)、四国、九州、沖縄。
変種のヒメアオキ(姫青木)var.borealisは北海道の南部から本州の主として日本海側に分布する。アオキより全体にやや小形で、若枝や葉柄、葉の裏面脈上に微毛がある。
[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」&同「山渓カラー名鑑・日本の樹木」&下記Webサイトより]
http://www.geocities.jp/greensv88/jumoku-zz-aoki.htm [樹木図鑑:アオキ]
http://shizenkaze.exblog.jp/15285735/ [自然風の自然風だより:斑入りアオキの間から…]
http://www.j-green.info/SHOP/0000002-60.html [アオキ 斑入り葉]
http://item.rakuten.co.jp/hana-online/c/0000004188/ [楽天市場:斑入り葉アオキ]
http://garden-vision.net/tree/a_line/aoki.html [アオキ:新・花と緑の詳しい図鑑]