2011年11月2日( )、一関市東山町「柴宿団地」内(長坂字久保)の民家の生垣として植栽されているコノテガシワ(児の手柏)が、角状に尖った果実を沢山つけていました。
コノテガシワ(児の手柏) ヒノキ科 コノテガシワ属 Biata orienntalis
中国原産の常緑高木で、中国では寺院や墓地に植えられる。日本には元文年間(1736~41年)に渡来した。原産地では高さ20m、直径2~3mになるものがある。樹冠は狭卵形または円錐形。樹皮は帯褐灰白色で、老木になると繊維状に裂ける。葉はヒノキ(桧)に似ているが、枝が直立しているため、表と裏の区別がはっきりしない。
花は3~4月に開く。雌雄同株。雄花は球形で黄褐色。雌花は淡紫緑色。球果は長さ1~2.5cmの卵球形または長楕円形で、はじめ光沢のある濃緑色。10~11月に成熟して褐色になる。種鱗の先は角状に尖って反り返る。種子は長卵球形で翼なない。用途:庭木、公園樹、建築・器具材。
コノテガシワの園芸種:
センジュ(千手)cv.Compacta:幹が叢生して全体に広円錐形になる。シシンデン(紫宸殿)cv.Ericoides:枝は細くて非常に折れやすい。葉は長さ8~10mmの線状長楕円形で粉白色。「ホウオウヒバ」ともいう。
[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木」より]
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%8E%E3%83%86%E3%82%AC%E3%82%B7%E3%83%AF [コノテガシワ(Wikipedia)]
http://had0.big.ous.ac.jp/plantsdic/gymnospermae/cupressaceae/konotegasiwa/konotegasiwa2.htm [コノテガシワ(センジュ)の球果]
http://gbiz.saloon.jp/kaidan/life547.html [コノテガシワの育て方(自然と暮らす)]
http://www.hana300.com/konote1.html [コノテガシワ写真集]
http://www.geocities.jp/ir5o_kjmt/kigi/konote.htm [コノテガシワ(児の手柏)]