一関市川崎町薄衣字諏訪前 2009年10月29日(木)
2009年10月29日(木)、一関市川崎町薄衣(うすぎぬ)字諏訪前にある浪分神社に行きました。一関市博物館主催の「大人の調べ学習~気仙沼街道を行く」の実地調査で9/6(日)に行くはずだったのに、都合で行けなかったので妻と訪れた次第。ここは、対岸の一関市弥栄(やさかえ)側から北上川を越えて来る「薄衣河岸」 の跡。江戸時代からあると思われる「浪分神社」がすぐ近くに鎮座していました。2つある鳥居の傍には、名前の知らない木が葉をきれいに黄紅葉させていました。この木の名前をご存じの方がおられましたら、教えてください。
一関市博物館所蔵の仙台藩の江戸時代の絵図「磐井郡東山」(元禄11年制作)から薄衣河岸を拡大。北上川の中州が大きく描かれており、そこに注ぐ川は千厩(せんまや)川。対岸の右側に薄衣城跡もある。
対岸の左側は、薄衣(うすぎぬ)村(現在の川崎町薄衣)字諏訪前付近。左側の街並みが描かれている所が本町(もとまち)で、赤い線が気仙沼街道。~薄衣新町(しんまち)~漆崎~鴨地~往還塚(至・千厩村)と続いていた。
国土交通省の1級河川・北上川「太平洋まで70km」と書かれていました。
浪分神社の前下側にある民家。右側の細い道は、本町(本町)の裏通りで、「横町(よこちょう)」と呼ばれる大通り(川崎町役場の入口がある)に通じている。
現在の北上川大橋。古い北上川大橋は、この上流100mほどの所に架かっていた。