あけみの四季歳彩「心感心写」シリーズ

☆デジタルカメラを通じて四季を表現する。

☆写友の心情作品の紹介と更なるアートを求めて!

わだつみ

2007年04月30日 | 写真「あけみの四季歳彩」
 わたしの所属するPhoto翔写真展の作品づくりのため切羽詰って4月20日の朝、王滝渓谷へ撮影に出かけて撮った中で作品展で紹介しなかった作品を紹介したい。
 今回は写友の皆さんに一休みして頂き2点をご覧頂きたい。 撮影時の朝も曇天で雲も厚く平凡な被写体が多く特に渓谷は暗く諦めかけていた時、雲が切れて太陽が5分ほど顔を出してくれた、きっと神様がチャンスを与えて頂いたと感謝の気持ちで撮った作品です。
 
  撮影場所:王滝渓谷、カメラ:キャノンEOS20D、レンズ:70-200F2.8L
  シャッターS:1/125、露出:AV F11、補正+1、WB:太陽光

【撮影時のポイント】

 今回はテーマを〝輪廻の刻〟と登録していたので森羅万象、繰り返し生きる命を太陽の恵みを享受していることを表現しようと被写体にカメラを向けて撮っている、そのためどうしても光と影をモチーフの中に残すことが必要でした。
 画面構成も平凡にならぬよう、樹木に巻きついて更なる空に向かって生きようとする蔦と太陽を力強く表現作画した1枚です、ご理解頂ければ有難い!
  
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光蓮

2007年04月30日 | 写真「あけみの四季歳彩」
 2点目の作品は前述と同じ輪廻の刻をテーマに沿って撮った一枚である。 短い時間であったが太陽が顔を出して居てくれているうちに撮るため、瞬時の判断が必要です、つまり短時間での撮影は経験と失敗作が多い人ほど対応が敏速になるものです、〝経験が物を言う〟・・・は写真で言い換えれは失敗写真の反省の積み重ねがあったからこそ状況判断を的確にできるものとだ思います。

  撮影場所:王滝渓谷東屋付近、カメラEOS20D,レンズ:70-200F2.8
  露出:AV F11、補正-1、WB:太陽光、シャッターS:1/180

【撮影時のポイント】
 
 普通に撮影すると蓮の葉は緑である・・・がそれはカメラが撮ったものであり撮影者が意図した表現ではない、そのためテーマに沿った描写が必要となってくるものです。 蓮は秋から冬にかけて枯れるが水の下では蓮の根は子孫を残すためにいきずいて春になると太陽の温かい光を受けて蘇る、その〝力強いさ〟を表現しようと蓮の葉を光らせて撮ったものです。 いかに撮影時にテーマによって表現、構図が変わるかと言うことをご理解いただきたい。


     次回は、5月10日頃ご期待ください! 皆さんからの応募を待っていますのでよろしく。
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エメラルドブルー彩その1

2007年04月19日 | 写心伝心
【撮影者コメント】
 今年の2月、写友と裏磐梯に撮影に出かけた、五色沼の湖面がエメラルドブルーに輝きまるで別世界に入り込んだ間隔に浸り感動にしびれながらアジサイの枯れ枝を入れて夢中で写して見ました。  この感動を見ていただきたい!

        撮影者:前田洋直、撮影場所:裏磐梯、
        カメラ:キャノン5D,絞り:F16、
        レンズ:80-200、露出補正:±0

【コメント評】
 裏磐梯は四季を通じて絵になるところ、特に五色沼はそれぞれの沼の湖面の色が違いカメラマンでなくても神秘的な風景に心が奪われる。
 そうした感情を胸に抑えながら観光写真や記念写真にならぬよう切り撮り、積雪の反射であじさいが浮上がっている所を見せる表現力は作者のキャリアが作品に覗えて良いと思います。
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エメラルドブルーの彩その2

2007年04月19日 | 写心伝心
【撮影者コメント】
 同じく、五色沼の湖面のブルーに魅せられて構図を変えて撮って見た一枚です。湖面を広く入れると単調になるので背景に氷の造形美を入れて横位置のフレーミングで変化をつけて見ました。

         撮影者:前田洋直。撮影場所:裏磐梯、
         カメラ:キャノン5D、絞り:F16,
         レンズ:80-200、補正:±0

【コメント評】
 一つのモチーフを見つけたら縦位置、横位置とフレーミングを変えて撮る、更に段階絞りで、段階露出と数枚撮ってみることが大切ですね! 特に泊りがけの遠い撮影場所では必須です、それをきちんと作者は実践しているところがベテランの成す業と評価します。

          次回、5月1日頃、次の写友にご期待ください!





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2007年04月09日 | 写心伝心
【撮影者コメント】

 岐阜県の通称(21世紀の森)の山中で巨木に囲まれ少しひんやりとした山間に昨年10月撮影会に出かけ神秘的な老木に遭遇し、何とかリアルに撮りたいと思い撮影しました。
 長い歳月の流れを脈々と刻んで今日に至った一本の老木に凄いものを感じ不思議な気持ちになりました。


     撮影者:厚田富美子、撮影場所:岐阜県関市、カメラ:不詳、データー:オート

【コメント評価】

 撮影者の思いが作品を通して伝わってきます、この巨木も何百年の歳月を経て森羅万象の様々ないにしえを刻み込んできたに違いありません。
 そうした巨木の姿に会えたことはすばらしいことです、色々な思い(テーマ)を抱きながら固定観念にとらわれず、モチーフに露出、絞り、フレーミング等を変えて色々とこだわって撮ってください、きっと違った感動の作品が生まれます。


     hiyo_do/
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