神越渓谷撮影会

　６月１３日（金）例年より１週間早めて、水木コースの写友と早朝6:30 細川市民ホームを出発し神越渓谷の岩つつじの撮影会をおこなった。
　前日、雨上がりの天候であったので渓谷の岩は濡れており滑りやすい状態であったが、撮影には好条件であり写友も足を滑らしながら岩つつじをメーンにした作品がとれたと思っている。　前回は、広角レンズでの作品を紹介したので今回は写友のアドバイスの合間をぬって望遠レンズで撮った作品を紹介したい。


　　　　１点目、神越渓谷マス釣り場の橋上で水木コース写友との記念撮影
　　　　２点目、渓谷の岩を滑るように光が蠢いていたタイトル・・「光流」
　　　　３点目、渓流に青空が映しこんで流れる様を切撮った・・・「碧流」
　　　　４点目、同じく渓流に新緑の写りが目に焼付いてきた・・・「緑流」
　　　　５点目、足元を見ると小さな岩場に飛沫が可愛らしかった・「沫泪」
　　　　６点目、渓谷の中流の岩つつじを点景として捉えてみた「渓流点華」　
　　　　７点目、渓流を見ながら弁当を食べていると目の前に橋脚の赤色と
　　　　　　　　　新緑の写り込みが流れにのって艶やかに目にとまった、お
　　　　　　　　　にぎりをほうばりながらのワンショットである。
　

光流

　【撮影所感】

　岩つつじも美しいが、渓谷の岩場に立ち流れを見ていると水と太陽の光がまるで生き物のようにダンスを踊っているかのような錯覚を感じた、光の影模様を表現するためにISO感度を上げて高速シャッターで捉えてみた。

碧流

　【撮影所感】

　透きとおた青空が渓流に写り込んでいた、人間の目では白っぽく映って見えるがカメラのレンズを通してみると素晴らしいブルーがとらえられる、ここにも良いアートが存在するものである。

緑流

　【撮影所感】

　同じように、見る角度を変えれば青い空が写り込んだり、新緑が映えたり、光が踊っていたり、いくらでも作品が生まれてくるものです。この作品も角度を変えて撮った一枚です。

流泪

　【撮影所感】

　小さな岩場の片隅に水苔が自生していた、渓流の飛沫を受けて苔の胞子に可愛らしく水の玉ができていた。誰にも見いだされないまま苔が悲しんでいるかのようであった、見る人によっては表現が変わるかもしれないが、小生は寂しさを表現しようと思いあえてアンダーで捉えてみた。