あけみの四季歳彩「心感心写」シリーズ

☆デジタルカメラを通じて四季を表現する。

☆写友の心情作品の紹介と更なるアートを求めて!

そこに光と影があるから・・・〝楽〟

2012年06月30日 | 「心感心写」撮影会シリーズ

6月度火曜日コース作品紹介

 今回は火曜日コース写友の皆さんの作品を紹介します。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

このコースは、当写真クラブの年間テーマ「楽」をベースに肩をはらずに自分なりの表現力で作品

を目指しており、ユニークな作品が他のコースの写友に参考になる事を期待しています。・・・・・・・

 

=参考作品=・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

☆今回より、写友からの要望を踏まえ小生の作品を1点紹介します・・・さる、5月21日午前7時32分自宅にて

環日食を偶然、雲間から顔を出したところを捉えコントラストを強くした作品です。

撮影場所:自宅前  タイトル 「世紀の一瞬」

 

<写友互選上位作品10選+推薦1点>・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

推薦+第1席 タイトル 「待ちわびて」 尾門 輝幸

 <コメント> 構図、露出、ピン、表現描写・・・等、撮影者の感性が出てよい作品に仕上がりました、タイトルに工夫を・・。

 

第2席 タイトル 「静かな刻」 尾門 輝幸

<コメント> さりげない構図とやわらかな仕上げ方が大変良い、前ボケの草のシルエットの処

         理に気をつけてください。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

第3席 タイトル 「雲遊」 関 みち子

<コメント> 淡いトーンで表現し、手前の枝木に雲との絡みを加えてのインパクトのある作品の

         仕上がっています。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 

 

第4席 タイトル 「静かな刻Ⅱ」 尾門 輝幸

<コメント> 背景処理を同系色で仕上げて大変良い・・・が画面左の楓が平行位置にあり安定感が無くなりましたので

         撮影ポジションに工夫を。  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 

 

第5席 タイトル 「落葉のワルツ」 坂 幸子

<コメント> 渓流の中に落葉が色鮮やかに映えよい作品です、更に美しさを増すには低速シャッターで切り撮ると

        感動表現がUPしますので々被写体をシャッタースピードを変えて撮りましょう。・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

準推薦 「あっ亀!」 中根 美津代

<コメント> 何の変哲もない風景も少し見方を変えると楽しい作品に仕上がるよい事例です、特に撮影者の被写体に対

         する発見の感動がタイトルにマッチしてよい。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

準推薦 タイトル 「固い契り」 中根 美津代

<コメント> 背景のピンクのバラを活かしながら蔓の絡みの面白さを捉えた作品に仕上がっています、またタイトルもうま

         く付けていますので見る側に撮影者の感動が伝わってきます。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

準推薦 タイトル 「夏来る」 杉浦 征子

<コメント> 撮影者のやさしさが作品に溢れています、露出表現、構図、ポイント位置・・・等

         よい出来上がりです。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

準推薦 タイトル 「森話(しんわ)」 関 みち子

<コメント> 沼の右手前にヤゴ?の抜け殻をあしらえ、左前面に水没した倒木を置きバランスの良い作品に仕上がって

         います、しいて言えば露出を0.5アンダーにすると作品に深みが出てきます、タイトルOKです。

 

準推薦 タイトル 「奈落へ」 坂 幸子

 滝の上から落ちる水をスローシャッターで捉えたところまでは大変良い・・・が落ちた先の広がりがないため残

        念です構図の切取りに注意しましょう。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

準推薦 タイトル 「名残り」 尾門 輝幸

 あまり目に留まらない所をカメラ目線で捉えたよい被写体ですが画面上部の林

        の空間の空がNGです、主役の根株を活かすために横位置構図で奥深さを出す

        とよくなります、露出もややアンダーがよい。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

次回は、水木コースの写友の皆さんの作品を紹介しますご期待ください!

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そこに光と影があるから・・・〝楽〟

2012年06月20日 | 「心感心写」撮影会シリーズ

5月度 水木コース写友作品紹介

 

 今回の水木曜日コースの写友作品は、互選投票で10位以降の作品ですが入選してもよいような

作品があり、紹介したいと思います。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

タイトル 「不安」 金井 義弘

<コメント> 異様なと雲行きの下に金属製の物体がUHOに見えてくるような・・・心に迫る

         表現力のある作品に仕上がっていてよい。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

タイトル 「旋律」 金井 義弘

<コメント> 人工池の水面に天井の枠が黒色でリズムカルに映り、グレー色の水面に赤

         系の花弁が浮かんだ目線の先に魚を構成する切り撮りがよい。・・・・・・・・・・

 

タイトル 「神秘な泉」 早川 幸子

<コメント> サンショウウオの白い卵がまさに大輪の花のように表現して撮影した珍しい作品です。学術的な記録写真と

         しても評価できると思います、自然保護のため撮影場所伏せておきましょう。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

タイトル 「夢の花園」 早川 幸子

<コメント> 上記の同一場所と作者の写真ですがこの作品は作品として捉え表現した構成

         でよい、 記録写真か?観光写真か?作品として仕上げる写真か?区別できる

         判断能力があります。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

タイトル 「安住」 市川 政保

<コメント> 一生を終えて白化した竹がやわらかな緑の草木に抱かれて横たわっている

        ところを捉えタイトルと感動表現がマッチしています。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

タイトル 「新緑と滝」 山田 茂子

<コメント> 前面に木を入れた滝をスロー気味のシャッターで表現した構成はよくあるパターンですが、この作品はそう

         した 数ある作品の中で清々しく見える不思議な力があります、タイトルに工夫を・・・・。・・・・・・・・・・・・・・・・

 

タイトル 「誘われて」 鶴見 稲子

<コメント> 花のピンク色に誘われて登ってきたが花は未だ受け入れ準備ができていない

         ため、開花するのを待っているかのような蟻の姿がほほえましい!・・・・・・・・・

 

タイトル 「里山のメロディー」 早川 晃平

<コメント> すぎなに朝露が宿り、その露の中に小さな世界が可愛らしく輝いています、撮影

         者意図表現をもう少しメーンに押し出すと更によくなります。・・・・・・・・・・・・・・・・

 

タイトル 「老木の晴れ姿」 山田 茂子

<コメント> 明るい空に向かって撮影すると桜の花びらが黒ずんで仕舞う中、露出補正でうまくカバーできましたがタイト

        ルに対して構図の切り撮りイメージがアンバランスです、老桜らしい切り撮り及び背景(カメラの位置)処理に

        気を配りましょう。   80%,15%,5%を思い出してください!・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

    次回は、6月度の火曜コースの作品を紹介しますのでご期待ください 

 

 

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そこに光と影があるから・・・〝楽〟

2012年06月10日 | 「心感心写」撮影会シリーズ

5月度水木曜コース例会上位作品紹介

 写友の例会での投票結果を顧みると確実に選択眼が上がってきています、その選択眼を

撮影の折に自分のカメラのファインダーに置き換えて見てほしいものです。・・・・・・・・・・・・・

 仲間の作品の中でどこに感動した表現描写や露出、ピン位置が良かったか?反対にどこ

 が?悪いのかを見極める目を今後も例会作品投票を通じて養って頂きたい。・・・・・・・・・・・

 

推薦  タイトル 「みどりの風渡る」  早川 幸子

<コメント>  背景の空気感の処理が良い、できればもう1段絞ってもよい。

 

推薦+第1席 タイトル 「旅立ち」 大水 隆夫

<コメント> タイトル、前ボケ、背景処理、ピンの決め方全てよい。・・・・・・・・・・・・

 

第2席 タイトル 「宇宙来夢」 山田 茂子

<コメント> 川の流れの光を宇宙に見立てた撮影者の心が伝わりますが構図の切撮りに工夫を。・・・・ 

 

第3席 タイトル 「瞬光」 谷口 忠義

<コメント> 広角レンズの特徴を活かしたよい作品ですが手前の草をもう少しカットしたほうがよい。・・・・

 

第4席 タイトル 「春の歓び」 金井 義弘

<コメント> どのように表現したらよいか判って撮っている上級者である・・・が、なぜ?見る側に感動が

         伝わらなかったか又上位へ入らなかったかを分析してみましょう。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

第5席 タイトル 「夢心地」 山田 茂子

<コメント> 上手に撮った写真ですが何か心に伝わってこないのはなぜでしょうか?・・・あまりにも有名な

        被写体でカメラマンが数多く撮影し紹介しているからです、あなたならではの個性を出す描写

        たとえば、スローシャッターを使い動きを表現させる・・・等、工夫してみましょう。・・・・・・・・・・・

 

第6席 タイトル 「仲違い」 市川 政保

<コメント> いつも身近なところで楽しい作品を見せてくれます・・・どんな場所でも身近な所に作品になる

        被写体が待っているよい事例です。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

第7席 タイトル 「初夏の幻光」 斉藤 光雄

<コメント> ホタル?ならず昆虫が光を求めて飛ぶ光景を撮影した点は良いですが中央の光が強いため

        上位へ食い込めなかったと思います。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

     

選外 タイトル 「影絵」  山内 なほみ

<コメント>  選外作品の紹介ですが、撮影者の意図する表現が活かされなかったのは構図の切撮り方に

         藤を入れようとしたためイメージが弱くなりました、思い切って藤はほんの少し見せて影を大き

         く 見せるとよくなります。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 次回は、水木曜コースの選外作品ながら優秀作品を紹介します   

<訂正とお詫び> 

互選作品第5席の撮影者の名前が間違って記載したので訂正及びご両人にお詫びします。

誤 村上 進 → 正 山田 茂子

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