日々の生活にみる驚きの中国

単身赴任中の中国(大連)で日々発生する“驚き”を強引かつ身勝手な比較文化で紹介。

駐在員必見 これぞ夜の情報網  怖っ!

2011年07月27日 | ハプニング
先日、夜の世界の情報網について話が弾んだ。 そこに居合わせた、かつてそのお仕事の人の話は、それはそれは恐ろしい話であった。 駐在員の方々に注意勧告を兼ねてご報告を。 

私はその人と顔見知りではあるが、そんなに親しい関係ではない。 それなのに。
私が大連に来て、その後の夜の活動は全面公開、具体的過ぎるほど知っていた。 あの店、この店、あの子はどう、この子はどう・・・・  おいおい。  “まだあるよ。” あの子へのプレゼントは・・・・ おい待て! まだあるか? あった。 まるで4年間ずっと一緒にいたかのようなリアルな話が続いた。 あなたは大連に4年いないでしょ。 なんと一部ご丁寧に語り継がれていたのである。 

それではこの方に関しては? 同席した出張者に振ってみた。 出るわ出るわ・・・・  あはははっ もう笑うしかない。 その御仁、真っ青。  この方はこの女性に指名手配されていたのだ。

私とで、ある程度の情報網があることは知っていた。 会話の中で、あまりにお店の子が私を知っているのだ。 しかし、夜の世界の情報網は私の想像をはるかに超えていた。 その情報網たるや、私が出入りした店を全て網羅していたのだ。 4年もいれば一通り・・・その数も少なくはない。 それを見事なまでに網が張られていたとは・・・・ (私のための網ではない。 念のために) 

一旦指名手配されれば、どの店に入ろうと、入った段階(瞬間)に、客に買わせた携帯でメールが飛ぶ。 むろん頼んでもいないのに、おせっかい情報もあるだろう。 『あなたのお客さんのあの人がねぇ~・・・』 そうとも知らずに親父は鼻の下を伸ばしてのこのこと入って行くのである。 

こちらにしてみれば、誰が情報発信源なのか全く見当もつかない。 友人の友人とか、日本語の教室で知り合ったとか、かつての同僚(同じ店で仕事した)とか。 お手上げだ。 『開発区は狭い』 よく聞く話。 その狭さは手のひらと同じだった。 (ちなみに、大連市内の情報は途切れるそうだ。)

潔癖とは言えない我が身ながら、彼女達に日本語や、接客(日本人の取り扱い方)を教えたりとご奉公もやって来た。 酒の無理強いもしない。 といっても心配は残る。 まぁ、語り継がれた内容からして、まあ、無難な範囲 ?(決していい訳ではありません。)

彼女達は、時として我が身を守る為に、ある時は客の信用調査、また店としては客の動向調査・・・・ 相互支援であるがゆえにその協力体制は万全だ。 すごい、すごすぎるシステム。

ご同輩、くれぐれもお気をつけ下され。 あなたはGPS機能付き、彼女達はあなたに会う前にあなたの全てを知っている。 “始めまして・・・”ではなく、本心は、“あなたが噂の人ですね・・・” カモ

いずれにしろ、指名手配されない事、上客にならない事、普通の客でいる事、目立たぬ事・・・・・ 




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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
開発区は狭い (こうちゃん)
2011-07-28 06:11:42
私も、小姐を指名し始めて1ヶ月もしないうちに、それも3回くらいしか通っていないのに、
『こうちゃんは有名人だから』
とチーママに言われてしまった。

日本から出張で来ていた役員が、
「到着した日に、小姐から『今日、大連に来ているでしょ』ってメールが入っている。知らせてもいないのに」
と言っていた。
それも、来連以来夜の遊びはしていないのですよ!


怖い怖い・・・・・・・・
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怖い ()
2011-07-28 17:26:12
お嬢さんにマンション、車を買ってあげたとか、月々お小遣いを上げているとか、良く耳にしますが、お嬢さんたちをつけあがらせているのは(拝金小姐にしているのは)こうしたお金持ちだと思いますよ。背負っている看板を傷つけ身も心もボロボロにされ、愛妻、愛児の住む故郷に帰るのだけは避けたいものです。
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相場は急上昇 (不好意思)
2011-07-28 18:42:17
そうそう。そんな御仁がいらっしゃいます。 彼女達もならば私も挑戦してみるか・・・です。 親父が若い子に『あなたの彼女よ』とか言われればねぇ~。 最初はみんなはまるんですが、そこで気づくかどうかでしょうね。
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はまるのですか? (クリームパン)
2011-07-29 20:42:17
はじめまして。半年ほど前から、楽しみに拝見しております。日々の大連の様子、とても参考になります。主人は単身で中山区に駐在歴、5ケ月目になりました。夜の情報網・・怖いなぁ~。
「小姐」さま と 戯れているのかしら~。
はまっても、気付いてほしいなぁ。  
”不好意思”さん 、これからも、楽しみにしています。
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