日々の生活にみる驚きの中国

単身赴任中の中国(大連)で日々発生する“驚き”を強引かつ身勝手な比較文化で紹介。

UFO 修理中

2009年07月04日 | 経済動向
いつもの散歩道は写真のとおり、未だ修理中。街中に行ってみた。今日のテーマは車!

中国の車の販売台数は毎年うなぎのぼり、さすがに大型車は頭打ちだが、小型車の販売台数は急増している。だんだん庶民の手の届くところになってきているようだ。スーパー前の広場では車の臨時販売。7万元~12万元の表示があった。(100万円~170万円台)



ただ、写真のとおりの交通渋滞。こちらも日増しに激しさを増している。食事の時間のレストラン街は、もともと駐車場はなく、歩道に駐車する。広い歩道も歩けたものじゃない。


一方、これもスーパー周辺の道と歩道。中国の真骨頂、人の迷惑顧みず歩道も車道も出店の行列。車も人もジグザグに進む。




これが中国のエネルギーなのか。




個人旅行解禁に思う

2009年07月04日 | 庶民生活
NHKで、中国の個人旅行解禁を取り上げていた。7月1日より年収350万円以上の人に個人でも海外旅行に行けるようになった。(従来は団体、添乗員付き)

中国人の本音は、欧米が人気。役人の子供たちの留学先を見ればわかる。ただ、日本は近い。それに目的は買い物。日本製が世界でトップということは認識されている。年収を稼ぐための賄賂の品物を含め、その購入金額、数はすごいらしい。彼らは使う時は使う。日本に行った時は確実に使う時である。

同じブランド品は中国でもあるじゃないか・・・・と言いたいが、はっきり答える。『偽物が多いから』 そうですね。

意外なのが、豊かな自然を求めて・・・ ? 逆にこれは中国に求めていた様な気がする。北海道が人気の理由は、広大な台地だそうだ。?? 日本は中国の25分の1しかないのに。

美しい国日本。きれいな自然といったところか。日本人として大切にしなくてはいけない。

ただ、この年収350万? 二重経済の中国。この年収とは表の年収のことか?

中国の法律、規定は、大雑把な部分と事細かい部分とあるように思う。それとまた、運用は別。ここが中国らしく、難しいところだ。地方政府の運用細則で異なり、賄賂、人間関係、まぁ~ まぁ~の世界が存在する。何の根拠もない350万だと思うのだが・・・ ただ、表の年収350万であれば、裏をあわせると相当の額ということは間違いない。日本の脱税額の非ではない。

いずれにしろ、日本で消費してもらう事はさることながら、、きれいな日本、マナーを守り、礼儀正しい日本人(中国人と比べて・・)と接して欲しい。

概して、日本に行った事のある中国人の反応は、長期滞在で文化的ギャップでつらい思いをした人意外、ほぼ満足し、もう一度行きたいとうのがほとんど。

富裕者層といえども、正しく日本を知ってもらう機会が増えることはいい事だ。