Burning Pavilion Part3

日常のもろもろ

Rising Sun Rock Festival 2009 その2 ユニコーンの感想

2009-08-20 23:30:14 | ライブ
もうかれこれ11回目になるライジングサン。
皆勤してますが1年のうち1日ないし2日だけのあの空間は、あのまま俺の日常とは切り離されているな~と実感した。あの場にいると、あそこで過ごした実時間、初めて行った時から10日くらいしか経っていないように感じる。実際は10年経っているし、一緒に行っている人も違えばテントの位置も違うし、持っていく荷物も違う。会場も段々でかくなっている。
俺は10年間一体何をやっていたんだろうと思ったりもする。そしていつまでこれが続くんだろう。
今年に考えた目新しいことはそんなことだった。


などと書いているが、今年も本当に充実した時間だった。
歳のせいかゆったりとした過ごし方だったけど、トイレは2年前のように壊れたりしなかったし、ほとんど並ぶこともなかった。全てにおいてスムーズ。ライブ前からギュウ詰めだったのは自分の行った範囲ではユニコーンぐらい。

駐車場から会場まで遠いのは例年通りで、荷物運びも悪路はほんの少し(といってもこれが疲れる)。これも含めてライジングサンなので不満は無し。
今年は売店で飯は買わず全て七輪でまかなった。新機軸としては鍋。これが夜中温まる。これだ!と。来年からはもうこれ。その代わり、満腹で気がついたら朝まで寝ていた。
また、今年は数年ぶりに天気が良かった。あんなに暑い会場は久しぶりだった。ビールが美味しく飲めました。


今年は2日目がメインだった。先日も少し書いたけど今日はもっと感想を。

会場に着いたらビークルが始まっていた。
前日手こずった炭着火を早速行い、貝焼き、肉焼きでライブに備える。
民生、ユニコーン、渋さはほぼ連発になる。

民生の会場は、最も奥にあった。
テントから2km近く?。
途中、キョンキョンがライブをやっているので眺めつつと思っていたら、あなたに会えてよかったが聞こえてきた!!。残念ながら終わるところだったが、歩いている人達は姿も見えないのにみんな拍手をしているという初めて見る光景。キョンキョンはもっと大きいステージでやるべきだと思った。

民生の会場は良く言うとやたらと手作り感があり距離感の近い、アットホームな…、最もショボいステージだ(笑)。
数年前にもシークレットで真夜中に登場したことがあったけど、予定に組み込まれているので当然もの凄い数の人が集結した。
弾き語りなので椅子に座るためほとんど見えないという状態。そして、これまで最もステージで多く演奏されたであろう曲群に他人の曲を織り交ぜたセットリスト。オープニングはイージューライダーを途中まで(サビまでも…)歌無しで間違えつつ弾く…。これは我々に歌えということなのか?。と思ったら練習だった(笑)。
そんなユルさがいい塩梅でしたが、一曲に込める力といったらそこはもうさすがの力強さ一切手抜き無し!。
行って良かったと思うライブでした。

そして、テントを経由してメインステージへ移動。
ライブ15分前に着くように行ったけど結構前に行けた。行くとURMXが大音量で流れている明らかに他のアーティストのライブ前とは違う。今回の一大イベントがもうすぐ始まるような雰囲気でドキドキ。
サウンドチェックで各楽器が鳴らされると、なんとなくやる曲が分かってしまう。あ~あれやるなと。

しばらく待ちいよいよユニコーンが大物の風格を漂わせて登場。
今回の衣装は縦縞半袖のつなぎ。ツアーと同様にひまわりからスタート。ツアーで見てから5ヶ月弱。何度見ても良いなぁ。
今回のセットリストはうっかりサイトでチラ見してしまったのでやることはわかっていたけど、ハイハットでカウント刻む音を聞いただけでわかってしまった服部!!。会場が一気にヒートアップ!!。激しいモッシュの始まり始まり。
ライジングサンでは過去多くのベテランアーティストを見てきたけれど、ユニコーンは一切古くなっていない現役アーティストだと実感。オーディエンスが懐古的なものとしてではなく今の音として聴いている!。すげぇ~。
跳ねながら歌う歌う。。。
あんなに激しくライブ聴いたのは過去最高かもしれない。

その後ペケペケも大盛り上がり。
オッサンマーチへ。なんか盛り上がっていた。テッシーコールをしてみた(笑)。
新曲が続くが、どんな曲でも盛り上がり、自転車泥棒でさえも手を振り上げる人がいた。すばらしい日々がまた激しいノリで…。こういう聴き方いいなぁと思った。

ここら辺でこうなんだから、WAO!、働く男、ヒゲ、大迷惑でどんなことになったかはもう想像がつくと思われます。WAO!の叫ぶ位置が相当揃っていたので前方にいた皆さん相当聞き込んできた人かと。

ツアー前半でやらなかった働く男がやはり一番嬉しかった。川の音が聞こえてきた時点でウォ~っとなりカウントはやはり尺八(ファン以外にはなんの事やらさっぱりと思われますが)。
ウッハッ!っと叫べる日が来るとは!。
ちなみに、12弦つながりで、すばらしい日々と続けてこの曲でした。

最後の曲HELLOですが、なかなか水を打ったような静けさでした。これは聞き入っているといるよりも、大迷惑で力尽きたというのが正解かも。。。
ライブ時間は70分。たっぷりある中、間静かに聴けたのは自転車泥棒くらいだったような気がする。これもわりかしノリノリだったけど。
HELLOが中盤に差し掛かった頃オーディエンスが復活。歌っている人も多数。あの静けさは新曲だから?と思ったけど、やはり疲れていたからだったのだ(笑)。あんなに熱い演奏はなかなかない。前よりも良くなっていたHELLOだった。終演後、アンコールを粘る者が少なかったことからも不足感を残さないまま終えるというユニコーンの大サービス精神が発揮された大満足の内容だったということが感じられました。


また、続きは後日。