Burning Pavilion Part3

日常のもろもろ

カオスな週末

2011-09-29 23:05:32 | 日常
9月は3連休が2回あり、遠くへ旅行へ行くみたいな大イベントはなかったものの、結構出歩いた。

まず、大通で開催されているオータムフェスト。これは2回の連休の両方とも行った。もっとも、1回目は始まったばかりで異様に混んでいたので、ここで食べるのはやめてラーメン屋に行ったが。2回目は晴れて美味しいものに舌鼓を打つことができた。
数ある屋台からチョイスしたのはニセコピザ。これはライジングサンでも出店しているが、メチャクチャにうまい。イタリア人のメンズが厨房でピザを空中で回している。ほんまもんだ。他にもうまそうなものはあったけど確実にうまいこのピザを選んだのだった。

これだけなら全くカオスでも何でもないが、問題は2回目の3連休の中日。
この日は非常に天気が良かったが、夜から予定があった(後述)ので、中途半端に遠出することにした。昼に出発して夕方に帰ってこれるくらいの。

目的としてツブ刺しを食らうというのがまずあった。貝類が大好きなので。
日高のツブフェスというのがこの時期開催されていて、のぼりの立っている店でツブの特別メニューを食べれるというのだ。俺の行ったのはおそらく通年メニューとしてあるお店ですが、のぼりは立っていた。
ここがもう、もろ往年のドライブイン。最近見かけないタイプのもの。昭和60年代に差しかかる頃に絶滅したと思いきや、日高地区ではまだ存在していた。
BGMは全て演歌。時折若い人にもアピールするような激しいアレンジの演歌もあった。特にすごかったのは津軽海峡冬景色のジャズバージョンみたいなやつ。ファルセットとか入っていた(一体だれが歌っているのか、と思いきや今朝アンジェラアキが歌っているCMがかかっていた)。

結局、シシャモ天丼とツブ刺しを食べ、早くも目的達成。

次に向かったのは穂別地球体験館。
ここは地球のさまざまな環境を体験できるという建物。
やたらとテンションが高い割に、セリフを一生懸命思いだしている様がいじらしい女性ガイド(探検家風)の案内により、地球の旅へ。ちょうど案内の始まる時間に到着したようで、家族連れが多数いた。
いきなりジャングルへ案内され、その先は恐竜がいる時代。混乱していると、次は砂漠へ。
よくできたジオラマがあり、シチュエーションに合わせた温度になる部屋へと移動するのだが、これがなかなか手作り感あふれた佳作だ。なぜこんな田舎にテーマパーク(手作り)が・・・やるじゃないか!!

熱帯ゾーンを過ぎた後は、一枚のドアがある部屋で立ち止まる。
そして入ってきたところの扉を閉めるように指図される。体育館の用具庫のような小部屋と引き戸だ。
そしてガイドが言い放ったのは『ここはエレベーターです』。
我々『??』
ガイド『これからこのエレベーターで105階へと上がっていきます』
我々『!!』
前方にはエレベーターの階数表示盤が貼り付けてあるではないか。

上がった先(上がってないけど)は氷河期の世界。マイナス20度の氷の部屋だ。
窓の向こうには雪に沈むエンパイアーステイトビルや自由の女神が。これHPで見てみたかったんだよな~
と思いきや、ほぼ解説なしで素通り!!(寒いからか?)。

その次の部屋へ渡る際に、地震体験装置のように揺れている通路を通るのだが、俺は思い切り通路の手すりに激突。かなり痛かった。震度6くらいはあったと思われるが、震度4だったそうだ。この施設はこのような小さなアトラクション(通称小ネタ)がいくつか重なって成り立っている。

最後は宇宙の部屋へ通される。
ここで、この探検家風のガイドから地球の尊さを熱く伝えられ、終了。

森林伐採はいかん!と言いつつ、この施設の裏の山では思い切りチェーンソウで木を倒す音が聞こえてきたけどな!!(笑)

地球体験館のHPはこちら。
http://taikenkan.web.fc2.com/index.html

入館料は若干高い気もするが、この山の中でこの内容のテーマパークはすごい。この施設、かなり場面や温度は変わるのだが、独特のにおいが全部屋を貫いているため、あまり場面が変わった感じがしない。しかし、40分にもわたるガイドの熱演もあり、これはある意味演劇のようなライブのような。熱演に押しとおされ、妙に納得してしまう。一度は行ってみる価値はある。と思う。


結構長くなったので、この日のさらなるカオスについてはまた後日。




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