「魔王と言えば、おとーさん、おとーさんですね」世界平和のために魔王を誘拐します
魔王はお姫様を攫うものである。逆はありえない。
ところがここに一人、例外がいた。
シャルラハート・エル・ウェルム――勝ち気で跳ねっ返りのウェルム公国公女である。
彼女はショタ魔王を誘拐して連れ回す。
すべては世界平和のために。
そんな姫と魔王の立場逆転旅物語です。
「主人公が世界平和のために魔王を誘拐するようなキャラクターに思えない。王女が1人で魔王を誘拐できるほどザル警備で本当に魔王達って世界の脅威とは思えない。
特に気になる点が、この2つね」
「作者は王女と魔王の逃避行だけを書きたいから、誘拐するまでの描写なんて、どうでもいいんでしょうね」お姫様は魔王に攫われるものと相場が決まっている。。
ところが、ウェルム公国に一人、例外が存在した。
シャルラハート・エル・ウェルム――勝ち気で跳ねっ返りの公女様である。
幼い魔王を誘拐した彼女は、追手から逃れるために各地を転々とする。
そう、すべては世界平和のために。
「主人公は公女の方なので、最初の文の主語を魔王からお姫様に変更した方が良いと思います。後は、あらすじに世界平和のためと書いているのだから、劇中で主人公の動機を描写すべきだと思います」
