「日本語でOK」【晒し】終わった拳者は先を目指す〜今世はしょっぱな技量MAX、相手はもっぱら宇宙悪夢〜
「そうか、俺はとっくに終わっていたのか……」
老齢の格闘者は限界をさとった。
かつては武の極地とうたわれ「拳者（ケンジャ）」の称号をもっていた彼だが、ソレももう昔の話ーー。
若く勢いのある当代最強の男に一撃で倒されてしまった老人は、薄れいく意識の中ひとしれず光に導かれいく。
目を覚ませば質の悪いベッドの上。
老人は騒がしい若者と怒鳴り散らす教官が日々激しい攻防を繰り返すエリート騎士学校の学生として転生してしまった。
さらに彼の転生してしまった学生はかなりだらしないダメ人間だったと知る。
そこで「拳者」は修行するために、学業を放り出しふたたび山こもりしようとする……が唯一の親友に説得され騎士を目指すことになった。
そんな中で突如として表れた亡き娘によく似た少女から、自分は別世界から意図して呼び出された存在であることを聞かされるーー。
これは体を乗っ取ったおっさんがかつての栄光を越え最強のその先を目指し、軟弱なファンタジー世界を成り上がる物語。
「相手に殺されないと自分の限界に気付かない達人って一体？」「普段は鍛錬などせずに、ポテチを食べながらテレビを見ているんでしょう」かつては武の極地とうたわれ「拳者（ケンジャ）」の称号をもっていた格闘家だったが、ソレももう昔の話。
老齢となった彼は、若く勢いのある挑戦者に一撃で敗れ去ってしまう。
薄れいく意識の中で彼は、自分の時代が終わったことを悟った。
次に彼が目を覚ました場所は、教官の怒号が飛び交う騎士学校のベッドの上だった。
自分に起きたことを理解できず混乱する最中、亡き娘によく似た少女が現れ、自分が別世界から意図的に呼び出された存在であることを聞かされる。
これはかつて拳者と呼ばれた老人が前世の栄光を越え、最強のその先を目指し、ファンタジー世界で成り上がる物語。
「転生したのか、乗り移ったのかが分からない。転生したはずなのに、自分の性格が分からない。
だらしない人間なのに、エリート騎士学校に入学できる。
技量がMAXで騎士学校という訓練の場があるのに山に籠ろうとする。
ツッコミどころが満載だと、どう直したら良いのかが分からないですね」
