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PADDY PHIELD RETURNS!

1977年、パンクロック勃発直後のロンドンへ渡った日本人ドラマー、パディが駆け抜けた激動の日々を記録するページ(管理人)

THE LIVING DEAD / THE FIRST, THE LAST

2008-09-24 00:42:32 | In Japan 2008



「パンク界最大の未発表音源がベールを脱いだ!」と言われているのが、今年7月にリリースされた2枚組CD『ザ・リビング・デッド/ザ・ファースト、ザ・ラスト』。ザ・リビング・デッドとは、ジョニー・サンダースとパティ・パラディン、オンリー・ワンズの3人(ピーター・ペレット、アラン・メイヤー、マイク・ケリー)が組んだ一夜限りのプロジェクトのことで、1978年2月18日、ロンドンのクラブ、スピーク・イージーで2ステージだけライブを行っています。その幻のライブ音源を完全収録した全世界初のCDがこれ。ジョニーの楽曲やいくつかのカヴァー曲に混じって、ピーターがリード・ヴォーカルで「Peter And The Pets」をやっていますよ~。驚き!

当時、ジョニーとピーターはドラッグ絡みの親友関係にあったと言われていますが、デビューアルバム制作中のオンリー・ワンズから3人がこのプロジェクトに協力していることから、音楽的にも非常に重要な仲間同士であったことがわかります。

そして、スピーク・イージーがマフィアとドラッグに直結する場所であったことが、“パディ・フィールドの証言“としてライナーノートの中に書かれています。1978年の初めといえば、パディさん自身もRAPEDでデビューしていた頃。ロンドンのその界隈の事情をリアルに知っている日本人は他にいない……というわけで、この歴史的ライブ音源の裏ジャケットにはSpecial Thanksとしてパディさんの名前も記載されております。音質も良く、当時の資料満載のブックレット(オールカラー24P)も見事。パンク・ファンは聴きましょう!

定価:3654円 発売元:VINYL JAPAN


ブックレット

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