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PADDY PHIELD RETURNS!

1977年、パンクロック勃発直後のロンドンへ渡った日本人ドラマー、パディが駆け抜けた激動の日々を記録するページ(管理人)

Night Gallery

2018-05-17 03:46:00 | In Japan 2018
5月13日、パディは渋谷VUENOSで開催された「Night Gallery GIG vol.2〜Children of the Kingdom 2018」へ。



古いお友達のジュネさん率いるAUTO-MODが一番手。
パンク、ゴス、アングラ演劇が融合したようなAUTO-MODのステージは、まさに異端の美学に貫かれたものでした。

ユキノさんと


「愛の讃歌」のカヴァーがすごくカッコよかったんですが、この曲の途中、ジュネさんがパディに手をふってくれたんです。でも、パディは全然気がつかず…。あとで楽屋に行った時、「俺、手ふったのに! パディ、ボ〜ッとしてんだもん」と笑われちゃいました。

ジュネさんに壁ドンされたパディ


その後、暗黒サーカス団のような13th MOON、RISちゃんが凶暴キュートなギター・ノイズを撒き散らしたDXIII、ボウイの「Rebel Rebel」のカヴァーが小粋だったE//+Zと続き、トリ前はMADAME EDWARDA。

この日のマダムからはエレガントな攻撃性を感じました。硬質でエッジの効いたサウンドとZinさんの浸透力の強い歌が相まって、いつもよりハードな印象!

Zinさんと


ラストのDENDO MARIONETTE。シンセが凶器のようで重低音がハンパなく、圧倒されました〜! 最後にAUTO-MODの「遠い声」のカヴァーで、ジュネさんの弟の山岡先生(初期AUTO-MODメンバー)がステージに降臨、大団円を迎えました。

パディもCuddly ToyZの次のライブへ向けて、全バンドから大いに刺激をもらった夜でした。

————————————————
【Cuddly ToyZ・次回ライブ】

2018年5月19日(土)
東京・幡ヶ谷ヘビーシック『無名戦士の夜』
http://www.heavysick.co.jp/club/index.html
スタート17:45 ¥2000+Drink

Cuddly ToyZ、THE JUNGLES!!!、鮭オーケストラas桂木ヤコブソン、ノラ一味、とおぼえ、面黒楼卍、ザジ、中村マミ(DJ)、加藤工務店(グッズ)



★関東勢4組+関西勢3組+DJ+ロックなアクセサリー屋さんもやって来る!


★Cuddly ToyZは19時に登場予定。


★物販では「パディTシャツ」「ショーンの追悼Tシャツ」を久々に販売します(サイズと枚数に限りあり)




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3/31『無名戦士の夜』

2018-04-04 16:03:00 | In Japan 2018
3月31日、パディはザジさん企画『無名戦士の夜』を見るため、新宿ライブフリークに。

道に迷ったりして到着が遅れ、面黒楼卍さんとザジさんのステージに間に合わなかったけど(泣)、Naruzy Suicide & Gen以降の全バンドさんを拝見できました。

名古屋のNaruzyさんとGenさん。今回はアコギ2本でデカダンスな世界を展開✨




久々に再会したNaruzyさんと


会場にはCuddly ToyZのギタリストのライカ(左)も♪



続いて、クールでエッジが効いてるMANDES! 
3ピースバンドのカッコ良さを、ぎゅーーっと濃縮したようなステージでした。





京都のNICE TO MEET YOU、白い虎を従えたステージは振り切れてて最高!
パディが虎に飛びついたのは言うまでもなく……(笑)





フロア後方からプロレス入場した盆暗(ボンクラ)は、遊び心満載のハードコアパンク!
めちゃくちゃ楽しかったです。パディがはしゃぐ♪






カルトショーのような、鮭オーケストラas桂木ヤコブソン。
ショーの中で、あるシンガーのライブをやると言う二重構造。音楽と不条理コントの融合が面白かったです。





アクセサリー出店の加藤工務店では、ピックや割れたシンバル、楽器の部品を加工したものがいろいろありました。
ギターのボリュームのノブで作ったピンバッジを購入。コロンとしてかわいい♪




『無名戦士の夜』はノン・ジャンルの企画だそうですが、すべてのバンドがキャラが立っていて盛り上がりました! 

この日のバンドに共通点があるとすれば、「熱」かな。
強い熱風、じんわり遠赤外線、はじける火花などなど、いろんな形の「熱」を受け取って、あったかくなって帰って来ました😊

5月19日には、同じ企画にCuddly ToyZも参加します!
今から楽しみ♪

ご予約はメールで受付中です(★=@)
paddyphield.info★gmail.com


『無名戦士の夜』
5月19日(土)幡ヶ谷へビーシック

開場17:45/開演18:00 ¥2000+Drink
出演:Cuddly ToyZ / THE JUNGLES!!! / 鮭オーケストラas桂木ヤコブソン / ノラ一味 / とおぼえ / 面黒楼卍 / ザジ









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アナーコ・パンクとグラム・パンク

2018-01-28 02:54:00 | In Japan 2018
1月中旬、あのCRASSのヴォーカル、スティーブ・イグノラントが来日していました。「Steve Ignorant with Paranoid Visions」名義で、高田馬場AREAにて2日間の公演。パディは1月17日に見に行きました。

この日、日本のゲストバンドはHat TrickersとOLEDICKFOGGY。
ハットリの選曲と構成、集中力は見事だったし、OLEDICKFOGGYの求心力はすごかったです。





そして、Steve Ignorant with Paranoid Visionsの圧巻のステージ!



CRASSの曲、Paranoid Visionsの曲、いろいろやって、ボーカルも曲によって変わるんですが、終始一貫して力強く真っ当で、激しいけれどピースフル。最初は後ろで見ていたパディも、楽しくなってどんどん前の方まで行っちゃいました。



「そういえば、昔、CRASSと対バンしたっけ」とパディ。
えええ? それ知らなかった。RAPED時代かな、と思ったけれど、本人は「よく覚えてな〜い」

終演後、楽屋に行ってスティーブに挨拶。
汗びっしょりのスティーブは、一緒に写真を撮る時に何度も「汗臭くてごめん」とか言ってて、優しい気遣いの人でした。



あとで、パディがCRASSと対バンしたのはいつだろう、と思って調べましたよー。

『PUNK DIARY』という本がありまして、1970年代から80年代初頭にかけてのアンダーグラウンド、パンク系のシーンで「何年何月何日に何があったか」を丹念に記録している面白い資料なんですが、そこに「1979年1月29日、ロンドンのムーンライト・クラブでCuddly ToysとCRASS」という記載を発見。しかも、CRASSは同日、ミュージック・マシーンにも出ていたというタフぶり。







政治的主張を掲げた硬派のアナーコ・パンクと、きらびやかなグラム・パンクが普通に共演していた39年前のロンドンってすごいなーと、改めて思いました。そして、今も双方とも元気だし!




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