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PADDY PHIELD RETURNS!

1977年、パンクロック勃発直後のロンドンへ渡った日本人ドラマー、パディが駆け抜けた激動の日々を記録するページ(管理人)

12/21・クラブワルプルギス

2020-02-14 22:24:00 | In Japan 2019
12月21日は深夜までCuddly ToyZの4時間リハでした。

その後、パディとLILYは、マダムエドワルダのZINさんが主宰するクラブワルプルギス@渋谷ラ・ママへ





今回は「Tribute to BATCAVE」をテーマに、エッジの効いた選曲で80sゴス・シーンを彷彿させる夜⚡️☠️🌹



いきなり行ったのでZINさん、びっくりしてた〜😊



マダムエドワルダのステージは、ハードでダーク系な曲と光のビームのコントラストが神々しかった〜✨





1年4ヶ月ぶりに活動再開した泰造さんのモンドグロテスカも、繊細かつ力強かった!



泰造さん、深夜の暗黒舞踏は冬の月のように冴え冴えとしていました🌙



マダムエドワルダのScillyさんと話していて、パディが「今、使ってるPREMiERのキックペダルが壊れそうなの〜💦」とか言ってたら、なんとScillyさん、いきなり自分のPREMiERペダルをプレゼントしてくださった!



「すごいXmasプレゼント、もらっちゃった❣️」とめちゃくちゃ感動のパディ✨ 

大切に使わせていただきます!




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11/30 EDGE企画@ZONE-B

2020-02-14 21:17:00 | In Japan 2019
11月30日、パディはThe☆Pink'99のギター、後藤さん(kunihiko)の別バンドEDGE主催のイベント『Cool Crush Creep Crazy』vol.1を見にZONE-Bへ。





EDGEはエレクトロ&ノイズ系で、「イギリスの80年代初め、いろんな実験的なバンドが一気に出てきたポストパンクの感じ。好きなタイプのサウンド♪」とパディ。

2月に六本木・新世界で見て気になってたUNCLOSEや、The☆Pink'99のシブタさんがベースのliar clutch babies、この前も楽しかったチョコレートスラッジも出ていて、とても盛り上がったとのこと!⚡️








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11/25 AUTO-MODインストア・ライブ

2020-02-14 20:52:00 | In Japan 2019
パディの旧友ジュネさん率いるAUTO-MODが、9年ぶりの新作『祈り』をリリースしたのが11月13日。



愛と、恐怖と、不安と、救いが渾然となった衝撃作です!

ラスト、地獄の底が抜けるような不穏なノイズに浮かぶ「アヴェマリア」は壮絶に美しく、AUTO-MODが、今、この作品を放つ意味を考えさせるものでした。

この作品はCD+DVDの2枚組。ディスクを両側からはめるタイプのケースで、中心に小さい穴が空いてるんだけど、CD側から見ると穴の中に「祈り」の文字が見えて、DVD側からはジュネさんの顔が覗く仕掛けになってる! 細部も美しい〜✨





帯の裏には、天使と死神の姿も…?





そして、11月25日。『祈り』発売記念のインストア・ライブが新宿のディスクユニオン(新宿dues)で開催されました。

パディに参加券をあげたら、「いきなり行って、ジュネを驚かしちゃお〜♪」と勇んで出かけました。でも、開演前にEBYさんに見つかっちゃったとか(笑)



ライブは1時間くらいやったそうで、「最高だった! さっすが、ジュネ♪」とゴキゲン。





セトリが激レアですね!



AUTO-MODの皆さん、ありがとうございました!












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1人で行けた町田Nutty's

2019-12-18 00:01:00 | In Japan 2019
10月27日、パディはThe☆Pink'99のライブを見に、町田のライブハウスNutty'sへ。

最近、町田への行き方を覚えたパディですが、実はかなり方向音痴なので、駅からの道順を調べて、「xx通りの右側を歩いて、△△の交差点を右に曲がって……」と事前レクチャー。

1人でできるもん@町田です(笑)

まあ、無事にたどり着き、ライブを楽しんだ様子。

この日はハロウィン企画で、The☆Pink'99の皆さん、血まみれの医者やナースのコスチュームで登場。






「シブタさんが『ダークナイト』で病院爆破するジョーカー(ナース服のヒース・レジャー)だったよ、楽しかった〜🤩」

これですね↓


実はパディ、バットマン・シリーズが大好きで、ホアキン・フェニックス主演の『ジョーカー』も、公開早々に観たばかり。



この映画では、印象的なシーンでゲイリー・グリッターの「Rock and Roll Part2」が流れます。



彼は数年前、児童への性的虐待などで有罪になっていることから「小児性愛者の曲を使うとは!」と物議を醸していますけれど。

昔、ロンドンのライシアムでゲイリー・グリッターと共演したパディは、楽屋の鏡に向かっていろんなキメ顔を練習している(ちょっとジョーカー的かも!)彼の姿が忘れられないそうです。






そんなハロウィン・ウィークでした。




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英Cuddly Toys・デビュー40年

2019-12-14 18:43:00 | In Japan 2019
2019年10月25日は、Cuddly Toysの日本先行デビューから40年の節目でした。

1979年のこの日、テイチクからアルバム『倒錯のギロチン・シアター』、シングル『狂った抱擁(Madman)』を同時リリースしました。

きっかけは、この年の春頃、日本に一時帰国したパディがデモテープを持って各レコード会社を回って売り込んだこと。金髪&ピンクの頭のド派手なファッションの少年が、アポなしで現れても、企業が対応してくださる時代だったのですね。結果、テイチクと契約の話が進み、デビューに向けて熱心なプロモーションを展開してくれました。





当時の宣伝資料には、『80年代へ舞い降りる噂のニュー・グループ 倫敦からトーキョーへ…… カドリー・トイズ 衝撃の日本デビュー』というキャッチコピーが躍り、『★何んとドラマーは日本人だった!!』という見出しの下、「狂気の天才日本人ドラマー”パディ”が率いる噂のカドリー・トイズが遂に日本のファンの目の前にその全貌を明かすことになった」と。……なんか、すごいことになっています!





RAPED時代から応援してくれた大貫憲章さんも、『ニュー・ウェイヴの新勢力、「カドリー・トイズ」』と題した推薦文を寄稿。パディのことを、こんな風に書いてくれています。

「ぼくは彼に何度か会っているけど、とても気のいい音楽の大好きな若者だった。彼は、いつの日か、世界に通用する一流ミュージシャンになるべく一生懸命、コトバの壁をのり超えてイギリスで頑張っている。(中略)同じ日本人として彼の努力が報われる日の近いことを祈らずにはいられない。(中略)ともかく、カドリー・トイズのこれからの成長と活躍をファンのみんなとともに期待したい」



アルバム『倒錯のギロチン・シアター』のジャケ写は、バレエ「白鳥の湖」からインスパイアされたもので、パディとショーンがバレエ衣装を着用。悪者たち(トニー、フェビアン、ビリー)がギターやベースに剣を仕込んで、2羽の白鳥を迫害しているイメージ。発案者はショーンで、さすがのパディも「あの格好、恥ずかしかったよ〜」と今でも苦笑しています。実際にバレエ公演などを行うロンドンのどこかの劇場で撮影したそうです。



シングル『狂った抱擁』は、1977年にマーク・ボランとデビッド・ボウイが共作した『Madman』。ボランが事故で亡くなったあと、一部で出回った未発表テープの中に含まれていて、ボウイの事務所から許可をもらうことができたので、デビュー曲になりました。邦題は当時のテイチク宣伝部の人が考案。B面は日本盤が『倒錯のギロチン・シアター』、英国盤は『Join The Girls』です。



Cuddly Toysは日本先行デビューだったので、日本盤を欲しがるイギリスのファンが多く、『倒錯のギロチン・シアター』をイギリスに輸入したら輸入盤チャートで1位を獲得!  1980年に出た英国盤『Guillotine Theatre』もインディ・アルバムチャートで1位になりました。 2007年には未発表音源などを追加して「スペシャル・エディション」としてCD化され、今は廃盤ですが、誰かがYoutubeにアルバムごとアップしてますね。



https://youtu.be/Bfh0j1v8gPQ

『Madman』はプロモ映像があります。BBCのスタジオを借りて、一日で何曲分か撮影したそうです。これもYoutubeで見ることができます。

https://youtu.be/w52Yc8LhopA

なお、テイチクの資料だと、パディは1958年生まれになっていますが、実は未成年だったので、日本でもイギリスでも年齢を上にサバ読んでいて、本当はバンド内で最年少です。

デビューから40年、今、バンドやってるのはパディだけになっちゃったけど、今年は日本のCuddly ToyZでアルバム『Tracy 〜The Beginning〜』を制作できたし、来年は2枚目を作る気満々です!



* * *

そして、10月25日はジョン・ピールの命日でもあります(2004年没)。



1960年代からイギリスの音楽界に大きな影響を与えたDJで、BBCラジオの名物番組『ピール・セッションズ」等で知られていますね。

パンクロックにもいち早く理解を示し、アンダートーンズの「ティーンエイジ・キックス」を気に入ったあまり、ラジオで2回連続で流すという放送事故みたいなことをやってのける(笑)、かっこいい大人です。



そのジョン・ピールは、Cuddly Toysの名付け親でもあります。

前身のRAPEDが1977年に4曲入りシングルを出して大バッシングされていた時、意に介さず「Moving Target」をラジオでかけてくれて、偶然それを聞いたパディは「ラジオから自分のバンドの曲が流れてきて、うれしくて舞い上がった!」と。 そこから繋がりができて、バンド名の変更の相談にも乗ってくれたということです。






10月25日は、いろいろな意味で原点回帰の日です。



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不思議の国のアリス展

2019-12-12 22:45:00 | In Japan 2019
10月中旬、パディは横浜で開催していた「不思議の国のアリス展」に行ってきました。





ルイス・キャロルの「不思議の国のアリス」にまつわるさまざまなアイテムを展示していて、19世紀の初版本、当時の写真などの歴史的な資料、古今東西のアーティストが「アリス」をテーマに製作した作品などなど、内容は盛りだくさん! 







「アリス」の絵は、ジョン・テニエルやアーサー・ラッカムが有名だけど、ダリや草間彌生が描いたものや、立体作品、デジタルアートなどもありました。やはり、各分野のアーティストにインスピレーションを与える作品なんだなぁ…。

パディは、子どもの頃にディズニーのアニメ映画『ふしぎの国のアリス』で、「ぶっ飛んだファンタジーの世界にはまっちゃった!」そうで、ディズニースタジオのアニメーターが描いたアリスのラフ・スケッチに熱心に見入っていました。

会場にはアリス的背景の撮影OKエリアがあり、バラやトランプ、巨大な鍵穴などが配置され、赤ちゃん人形(お話の中では子豚になるやつ)を抱っこして、アリス気分で写真撮影♪ 楽しく遊んできました。






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9/28 八王子グラムロックフェス

2019-11-24 15:58:00 | In Japan 2019
9月の最終土曜日は、八王子の若きグラムロックバンド、THE ORIONが主催する『八王子グラマラスフェスティバル』へ。




トランヂスターはTHE ORIONの別ユニットなのかな? パンクっぽくてノリがよくて♪




ステージ映えするグラマラスなりりぃさん、ソロで弾き語り。




HERSHEY'sとは3年ぶりの再会! カラフルでキラキラで楽しい〜✨





あいちゃんのギターソロでブライアン・メイが降りてきたので、パディ大いに喜ぶ♪




別の惑星から来たロックバンドのよう🌟 コミカルでシュールだった瘋癲野郎。




トリは、地元の八王子でグラムロックの灯りを掲げるTHE ORION。
以前に対バンした時は「グラムカワイイ」と思ったけど、3年の間に「グラムカッコイイ」バンドになってた!




会場にはLOVE ME DOの青木さんも来ていらして、後日、Cuddly ToyZのアルバム『Tracy』をお送りしたら、お返しにLOVE ME DOの『Glamorous Society』をいただきました!

ポップでロマンチックな楽曲が、とても緻密に作り上げられていて、100本の薔薇からひとしずくの甘い香水を抽出するような熟練の技と美学を見た…🌹✨




八王子でお会いした皆様、ありがとうございました〜😊




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9/16 グラムロックイースターVol.33

2019-11-15 15:19:00 | In Japan 2019
9月16日はT.Rexのマーク・ボランの命日。今年で亡くなって42年になりますが、世界で一番長く続いている追悼イベントが、ラーマアメーバの秋間さん主催『グラムロックイースター』です。没後10年(1987年)からスタートして、毎年欠かさず、今年で33回目!



パディは、Cuddly ToyZのベースのルディと会場の渋谷Club Asiaへ。



T.Rexの定番曲はもちろん、軽快なアレンジになっていた「Country Honey」や、デイブ・コクラン&イヤーウィッグス(マークの変名バンド)の「Oh Baby」 なども印象的で、いつもながら最高に楽しかったです♪

ティラノザウルス・レックスの曲を中心にした秋間&石田のアコースティック・コーナーでは、秋間さんが入手したばかりのAntoriaのギターを初披露。



これはマーク・ボランが使っていたのと同型で、とてもレアな逸品とのこと。繊細な音色が美しかった。
マークが演奏している様子は、映画『Born To Boogie』の中で見ることができます。



春先から体調不良が伝えられてた石田さんも、回復していて良かった〜😊

今年も、最高なボラン・ブギーで盛り上がりました❣️💫

with 秋間さん


with パンタさん


with ブギーくん




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9/10 ドクターズ・オブ・マッドネスのレコ発

2019-11-10 15:08:00 | In Japan 2019
シスター・ポールの2人が参加した、ドクターズ・オブ・マッドネスのニューアルバム『DARK TIMES』発売記念日本ツアー、東京公演の2日目@ZONE-Bに行ってきました。





1年ぶりに再会したリチャード、めちゃくちゃ元気!💪




ドクターズ・オブ・マッドネスのリズム隊としてロンドンでレコーディングしてきたススムさんとマッキーさんの演奏、シスターポールの時とは違う種類の「熱」を感じました。



ニューアルバムは、リチャードが「ポリティカル」と紹介したように政治や社会問題をテーマにしていて、ステージはとてもアグレッシヴ。

1970年代半ばの英国ロックシーンで、グラムからパンクへ続く流れに軸足を置いたリチャードの反骨精神は、今なお健在です。



あと、長身で痩せ型の彼が、「僕のこれまでの人生で『バンド内で一番のデブ』だったことは一回もないんだけど……。今はバンドで一番デブなんだよ! ススムもマッキーも細すぎる!」とぼやくMCに笑いました。




共演バンドも気合いが入ってて、熱かったです!

らいむらいと、この日は急遽の2人編成でしたが、その世界観は揺るぎなく、静かに燃えるような気迫のグルーヴ🔥
「ひとつだけ」はドラマチックで良い曲だなぁ。






ラウドでブルージーな9000 SONICSからは、マグマのような熱気と迫力が!🔥
「所沢に女を殺しに行く…」と歌う曲があって、パディはこの曲で「所沢」という地名を覚えたのでした。






ロックンロールの多幸感あふれるキラキラした放熱で会場を包んだDannie B Good🔥
みんなの顔が自然とほころぶ、遠赤外線みたいな心地よさに気分が上がります♪






どのバンドからも映画のシーンのような情景が浮かんできて、複数の映画(らいむらいと=ATG映画、9000 SONICS=任侠もの、Dannie B Good=青春映画、ドクターズ・オブ・マッドネス=社会派ドキュメンタリー)を一気に鑑賞した気分。

熱気と刺激に満ちた『DARK TIMES』の夜でした!






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8/31 The☆Pink'99 復活祭

2019-11-05 21:28:00 | In Japan 2019
8月31日はZONE-Bの「The☆Pink'99復活祭」へ!





リーダーの渋田さんとパディは池袋手刀で知り合ったんだっけ? リハのスタジオでも会ったりして、いつかライブを見たいと思っていたので復活をお祝いに🎉


出演バンド、みんなインパクト強く、超個性的で楽しかった✨



以前、別バンドで対バンしたあすかちゃん(RIOT MISSILE)がチョコレートスラッジに参加してモフモフしていたり、



DAMED、とにかく面白くて☆



歌をじっくり聴きたくなるスネメガマフィー♪



ブラックメタルのAPOLOGISTはヴォーカルの衣装というか装備(武器?)がすごかった⚡️⚡️⚡️



パディの大好きなボンクラ、相変わらず最高!



ボンクラのリズム隊のお姉さんたちと✨




The☆Pink'99は直球PUNK! めちゃくちゃ盛り上がりました!










暖かくて、復活の祝祭感あふれる夜でした😊




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