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PADDY PHIELD RETURNS!

1977年、パンクロック勃発直後のロンドンへ渡った日本人ドラマー、パディが駆け抜けた激動の日々を記録するページ(管理人)

マーク東さんのこと

2016-04-19 23:51:00 | Friends


2008年、セッションバンドのPADDY & FRIENDSでヴォーカルを務めてくれたマーク東さんが、4月15日に急逝されました。

80年代、パンクバンド Merry GorounDのフロントマン「Ziggie」として活躍し、その後、グラムロックバンドやアコースティック・ユニットなど、さまざまな形で自身の世界を表現してきたマークさん。中学生の時にRaped、Cuddly Toysの大ファンだったそうで、パディがイギリスと日本を行き来するようになり、このサイトを作って間もない頃、「パディさんと一緒に何かやりたい」と連絡をくれました。

持病があって大変な闘病生活を経験されているマークさんは、脳梗塞の後遺症が残るパディをすごく気遣ってくれて、麻痺やしびれを軽減させるための治療法の本を送ってくれたこともあります。

PADDY & FRIENDSとして、2008年7月30日に渋谷ラ・ママ、8月16日に新宿スモーキン・ブギでライブをすることになり、マークさんはすごく張り切って、ラ・ママのステージのために紫のサテンのスーツを新調していました。





その後、マークさんは「青い星」というアコースティック・デュオを、2007年にPADDY & FRIENDSに参加してくれたライカ君と一緒に始めて、バンドとはまた違った美しく幻想的な音楽を作っていました。パディがNEW TOYZで活動するようになると、青い星の企画イベントに誘ってくれて、2013年5月18日、阿佐ヶ谷のYellow Visionで共演させてもらいました。



Merry GorounDが再結成して新大久保のEARTHDOMでライブをやった時は、完全にパンクロッカーのZiggieさんに戻っていて、熱く激しいパフォーマンスは圧巻でした。豪快で繊細で、情に厚くて、おもしろくて、よくしゃべる。そんなマークさんはパディと会うと子どもみたいになって、よくふざけあっていました。阿佐ヶ谷でホルモンの美味しいお店に連れて行ってくれて、大はしゃぎしたのも楽しい思い出です。

名古屋でマークさんの訃報を知ったパディは、東京に戻った翌日、お別れを言うために斎場に向かいました。ちょうど、PADDY & FRIENDSでギターを弾いてくれたユキノさん(AUTO-MOD)と一緒になり、パディとユキノさんとマークさんがいるのに、その場所がスタジオやライブハウスではないことが不思議でした。

本当にいろいろありがとうございました、マークさん。
天国でショーンに会ったら、「パディは元気でやってるよ」と伝えてください。どうぞ、安らかに……。






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週末のチェルシー/バズコックス in London

2007-12-03 17:50:10 | Friends
土曜日、パディさんから「バズコックスとチェルシー見て来たんだよーっ!」と電話がありました。チェルシーはジーン・オクトーバー率いる70年代UKパンクバンドで(オリジナル・メンバーは脱退してジェネレーションXになりました)最近も活動中。パディさんは練習スタジオで彼らと顔を合わすのだそうです。現バズコックスのベースがチェルシーのベースも兼ねていて、ジーン・オクトーバーがパディさんに「バズコックスとギグやるから見に来るか?」と誘ってくれたとか。「ジーンって昔はやな奴だったんだけど、歳とって丸くなったのかな? 最近は親切なんだよ」とパディさん。ギグは最前列で見て、とても楽しかったそうです。「でも、僕もヤンパリ、見たいなぁ~!」と叫んでいましたが(笑)。

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週末のヤングパリジャン in Tokyo

2007-12-03 17:45:15 | Friends
12月1日はヤングパリジャンの、東京では今年最後のライブでした。新曲が3曲、シルベインやジョブライアスのカヴァーもあって、いつもながら楽しく盛り上がりました。TSUNEGLAM SAMはカドリー・トイズのバッジを装着!








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Club Walpurgis レポート

2007-11-20 21:12:06 | Friends
……というわけで、いってまいりました、ワルプルギス!

場所は渋谷の青い部屋。ここは地下に降りる入口。


中はこんな感じで、ゴス&ホラーな雰囲気。DJの方たちが交替でニューウェイヴ、ゴス、ポスト・パンク、インダストリアル、グラムなどをガンガンかけてます。常連さんの中にはパナッシュのファンだった方もいて、パディさんが前に遊びにきたときも、親切にしていただいたのでした。


主宰者Zinさん。この夜は『Tribute to MADAME EDWARDA』と題してライブも。


Zinさんにとって、MADAME EDWARDAの曲をライブで歌うのは約20年ぶりらしい。バンドは、現在活動中のZeus Machina。(ドラムは打ち込みにしていました。)


Zinさんが歌い始めると、一瞬で場内の空気感が変わった。


サウンドは、時にざらつき、時に透きとおり……。詩情あふれるハスキーヴォイスと、パントマイム風の身のこなし。すべてが、抑制された美しさをみせる。


心地よい緊張感を最後までキープしたまま『Tribute to MADAME EDWARDA』は幕を閉じ、再び爆音でDJが始まると、いつものワルプルギス。そこにいたみんなが同じ“マダムエドワルダの夢”をみていたような……。Zinさん、素敵なステージをありがとう♪

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今週の土曜深夜はクラブ『ワルプルギス』。

2007-11-11 15:51:30 | Friends


パディさんのお友達のZINさんが主宰するクラブ『ワルプルギス』は、毎月第3土曜の深夜、渋谷の青い部屋で開かれています。今月は、『Tribute to MADAME EDWARDA』と題して、ZINさんが80年代にやっていた伝説のバンド、マダム・エドワルダの秘蔵ライブ映像&音源が解禁! さらに、現在のZINさんのバンド、ZEUS MACHINAのサポートで『プロジェクト・オブ・MADAME EDWARDA』の一夜限りのライブが! これは、見逃せませんね。もちろんZINさんはDJ : Zinnyとしても登場します(大忙し!)。17日(土)は『ワルプルギス』で時空を超えましょう♪

去年のパディさん&ZINさん@青い部屋


『ワルプルギス』のサイトはこちら。
http://www.clubwalpurgis.com/

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TOKYO DARK CASTLE !!!

2007-11-03 00:59:00 | Friends
パディ「今度ねぇ、ジュネっていう昔の友だちと久しぶりに会うんだよ」
管理人(のけぞる)「……も、もしかして、オートモッドの?」 
パディ(きょとん)「え、僕の友だちのジュネのこと、なんで知ってるのぉ? 」

これは去年の夏、パディさんが帰国していた時の会話です。

……「なんで?」と言われましても。80年代に日本のインディー系のロック聴いたり、ライブハウスで遊んでた人なら「AUTO-MODのジュネさん」を知らないわけないですよね。ポジ・パンの代表、アンダーグラウンドの貴公子といわれた、我が国のゴスの元祖のようなお方です。パディさんはカドリー・トイズ時代に、ロンドンでジュネさんと知り合ってよく遊んでいたそうです。ジュネさんが日本に帰ってAUTO-MODを結成するのは、そのあとのことなんですね。

今年の帰国時もパディさんは、ジュネさんのイベント『TOKYO DARK CASTLE』に遊びに行ったり、AUTO-MODのギタリストのYukinoさんが、セッション・バンド『PADDY & FRIENDS』に参加してくださったりと、いろいろお世話になっているわけです(ぺこり)

さてさて、10月31日はその『TOKYO DARK CASTLE』のハロウィン・スペシャル。管理人はAUTO-MOD、ISSAY meets DOLLY、そしてアメリカからのゲスト、CINEMA STRANGEを拝見しましたが、それぞれ個性的で素敵なイベントでした。

AUTO-MOD

『見世物小屋』の楽しさや怪しさをキープしつつ、ものすごく洗練された美しいステージでした!


GENETさん


Yukinoさん

ISSAY meets DOLLY

19世紀末のヨーロッパの雰囲気?(天井桟敷の人々+オスカー・ワイルド)×デヴィッド・ボウイかな。


ISSAYさん

CINEMA STRANGE



シアトリカルなパフォーマンスと不思議なサウンド。フェリーニの映画みたいでした。

★『TOKYO DARK CASTLE』、いつもは毎月1回土曜の深夜に新宿で開催されています。
詳しくはこちらを。

●TOKYO DARK CASTLE official website
http://tokyodarkcastle.org/

●ジュネさんのブログ
http://genet.jugem.jp/

●ユキノさんのサイト
http://opium.vis.ne.jp/

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Futonの写真

2007-10-18 14:34:09 | Friends
今月初めに来日していた、パディさんの旧友ポール・ハンプシャー(BEE)のバンド、Futon。タイのバンコクを拠点にワールドワイドに活動中で、ニュー・アルバム『ペイン・キラー』の日本盤は今月24日に発売です。先日のClub Asiaでのライブは、以前よりロック色が強まってBEEもギター弾きまくり!(キーボードは使ってなかった) カッコよかったですよ! Futonのニュー・アルバムを新宿のタワーレコードで予約すると、このClub Asiaでのライブ映像が特典として付くそうです。


ニュー・アルバム『ペイン・キラー』


Futon on stage!!!!


Bee on guitar!!!!


Bee on vocal!!!!


パナッシュ時代の面影も残るポール。向こうに見えるドラムは元スウェードのサイモンです。

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FUTON、来日!

2007-09-29 00:41:17 | Friends
80年代にパディさんと一緒にパナッシュで活動していたポール・ハンプシャー(BEE)のバンド、FUTONがタイからやって来ます! 10月24日発売のニュー・アルバム『ペイン・キラー』のプロモーションで、10月4日(木)の深夜、渋谷のClub Asiaでライブ。翌10月5日(金)の午後8時からは、アップルストア渋谷のインストア・イベント(約30分)に登場です。

ポールもパディさんと同じように一時は音楽をやめようとして「やっぱりやめられなかった」そうで、タイのバンコクでDJをやりながら英国人とタイ人(最初は日本人もいた)混成バンドFUTONを結成。ちょうど2年前の10月にパディさんと20数年ぶりに再会を果たし、パディさんの復帰を自分の事みたいに喜んでくれました。昔はすごい美少年で大人気でしたけど、今でもカッコイイです。ぜひ、応援してくださいね!

●10月4日(木) Club Asia 23:00~5:00
クラブイベント『THUNDER』(FUTONの登場は1時くらい)
料金/DOOR:¥3,000/1D, WF:¥2,500/1D
http://www.clubasia.co.jp/new/schedule.php?s=1497



●10月5日(金) アップルストア渋谷 20:00~20:30
インストア・イベント(無料)
http://www.apple.com/jp/retail/shibuya/week/20070930.html



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Pretty Boys !!!!!

2007-01-23 22:20:46 | Friends



パナッシュの頃のパディさんとポール・ハンプシャー(BEE)。

 1980年代初頭、彗星のように現れた日英混成バンドのパナッシュ。キーボード担当のポールは日本の女の子たちに大人気でした。パディさんが自分で初めて作ったバンドでしたが、ヴォーカルのコルムがリーダーの座を狙ってパディさんを脱退に追い込み、その後、ポールにも意地悪して辞めさせようとしてたなんて、びっくりです。(昨年、パディさんが雑誌のインタビューで語っています。) その後、二人とも紆余曲折を経て再び音楽の世界へ戻り、一昨年に奇跡の再会! その後はポールがロンドンに来るたびに連絡もらって会ってるそうです。この写真はパナッシュ時代のプライベート写真。パディさんのお気に入りの1枚だそうです。

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Paddy's Friends--Paul Hampshire (ポール・ハンプシャー)

2006-06-08 08:59:33 | Friends


 パナッシュのキーボーディスト。ダンス・ソサエティというバンドにいたポールは、元々パディとは仲の良い友人。未成年だった彼らはロンドンで夜遊びしていて一緒に補導されたことも。パナッシュを作る時、パディは美少年のポールが日本で人気者になると確信していたという。現在はBeeという名で、タイのバンコクを拠点に日英タイの混合バンド FUTONで、ギタリスト/キーボーディストとして活動中。
◎FUTONのオフィシャル・サイトはこちら。
http://www.xfuton.com/

★Paddy said.....
 僕がパナッシュをやめる時、ポールがすごく心配してくれたんだ。そのあと僕は、誰とも連絡をとらずに“行方不明”になるんだけど、ポールは僕を探しに何度か日本に来たんだって! 去年、トニーが彼のアドレスを調べてくれたのでメールを出したら、すっごく驚いて喜んでくれたんだよ。そのあと、FUTONのギグがロンドンであったので再会できたんだ。ホントに夢みたいだった……! 最近も彼、ダブリンのギグのあとロンドンに来たので、トニーとフェブも一緒にみんなで会ったんだよ。

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