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PADDY PHIELD RETURNS!

1977年、パンクロック勃発直後のロンドンへ渡った日本人ドラマー、パディが駆け抜けた激動の日々を記録するページ(管理人)

PADDY in JAPAN ★ VOL.7

2006-07-02 22:30:51 | In Japan 2006
6月30日-その1
 打ち合わせのため、雑誌『ストレンジ・デイズ』編集部のある築地へ。このあたりは渋谷や新宿と違って古い下町の雰囲気が残っているので、パディさんも興味深そうに歩いている。築地本願寺前でお坊さんが配っていた『無料ランチタイム・コンサート』のビラを受け取り、中に入ってみることに。大きな寺院の中にパイプオルガンがあり若い女性演奏者がバッハを弾いている。天井高いし金色の柱があったりして、ゴージャスな空間。なんだかヨーロッパの教会みたいだけど、ここお寺なんだよね? パディさんは「オルガンの低音部が弱いねー。うちのニッキー(デモ音源に参加したキーボーディスト)のほうが、うまいかも!」だって。
築地本願寺前で。


 お昼は、パディさんのリクエストで日本橋「たいめいけん」のオムライス。ロンドンにいる時から、日本のテレビ番組(ビデオ)で見たここのオムライスを「絶対食べに行く!」と決めていたパディさん。オムライス発祥の店で、昔にお母さんが作ってくれたみたいなオーソドックスなオムライスを選び、名物のボルシチ(50円)も頼んで老舗の洋食の味を堪能しました。



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PADDY in JAPAN ★ VOL.6

2006-06-29 14:42:22 | In Japan 2006
6月28日。
 取材を受けるため、高田馬場の『ROCKJET』編集部へ。70's ロンドン・パンクについて話すということで、パディさんもパンク・ファッションでキメて登場。黒いメッシュのトップスは、当時のロンドンで買ったというヴィンテージ・パンク・アイテム! 犬用の首輪は、滞在先の飼い犬リボンちゃんから借用したそうです。「貸して、って頼んだら、いいよ~って言ったもん♪」とのこと。 取材は70年代後半ロンドンの状況からパディさん自身のことまで、2時間近く。9月発売の『ROCKJET』本誌と、10月発売の『まるわかりピストルズ』の2つに掲載されるそうです。「あ~、楽しい取材だった!」とパディさん。


 ちょっとお腹がすいたので、ねぎとろ丼を食べることに。「おいしい! それに安いね。ロンドンでマグロのお刺身買ったら一人前10£(2000円以上)はするよ」と。「漬け物も大好き」だそうで、取り放題のタクアンをおかわりしていました。

 夜、パディさんはVIVID SOUNDの担当者やプロモーターの人と会って、渋谷のパンクロック・バー「ガレージランド」へ。(7/14のスペシャル・ギグのフライヤーを置いてくれるそうです)
http://mm.visia.jp/garageland/
お店の壁には来店したミュージシャンのサインが書いてあり、パディさんも、昔よく面倒みてくれたUKサブスのチャーリー・ハーパーの隣にサイン(写真の紫色のところ)。また、レイプドを知ってるお客さんに声をかけられたそうです。パディさん、前の日にも横浜の中華街で「あ、レイプドの……?」と言われたそうで、「こういうのって、うれしいね!」と、ごきげんでした。


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PADDY in JAPAN ★ VOL.5

2006-06-26 13:06:27 | In Japan 2006
6月23~24日。
 パディさんは金曜の夜、新宿へ。CLUB WIREで毎週金曜に開催される『ロンドンナイト』で、昔お世話になった大貫憲章さんと感動の再会。大貫さんは「パディ、変わってないね~」と驚いていたそうです。「僕が帰る時、大貫さんHugしてくれたよ!」と、パディさんもうれしそう。「イベント自体も、僕の好きなパンクの曲がいっぱいかかって、楽しかった!」とのこと。
『ロンドンナイト』オフィシャル・サイトはこちら。
http://www.kenrocks.net/

6月24日。
 朝まで遊んで眠いのに、午後は管理人との約束で渋谷に来てくれたパディさん。「まだ、頭ぼぉ~っとしてる」と言いながらフルーツパフェをパクパク。来週、70'sロンドンのパンク・シーンについての取材があるので何か役に立つかと思って、『SNIFFIN' GLUE』という当時のパンク・ファンジンを本にまとめたものを見てもらう。「あ~、こんなのあったよね。あの頃、パンクのファンジンってたくさんあった」となつかしそう。マーキーの内部の作りとか、ロンドンに来たウェイン・カウンティのこと、デボラ・ハリーの写真を見ながらブロンディのこと(9月に来日公演!)など、いろいろ話してくれました。


6月25日。
 下北沢でヤングパリジャンと3回目のリハーサル。7/14にやるカヴァー曲(Raped, Cuddly Toys以外の曲。グラム、パンクの名曲たち!)も合わせたらしい。当日のセッションに新たに参加してくれるミュージシャンの方たちも来てくれたとか。練習の後は、いつものようにパディさんが「ミンミン」と呼ぶ眠亭(みんてい。ホントは眠という字が違ってます。正確には 王民 だけど、PCで出ない)にて食事&お酒。閉店まで楽しく過ごしたそうです。

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PADDY in JAPAN ★ VOL.4

2006-06-21 10:23:20 | In Japan 2006
6月20日。
 原宿へ行って来ました! 平日でも個性的なファッションの人がたくさん。そこでも、パディさんはひときわ目立つ。ブロンドの前髪の一部をピンクにカラーリングしたので、あの『MADMAN』のプロモ映像の頃みたい。この日は某レコード会社を訪問。とても親切に対応していただく。

 表参道と明治通りの交差点。セントラル・アパートがGAPになってるのを見たパディさん、「あそこの地下に小さくて個性的なお店がたくさんあったんだよ。(原宿プラザのこと?)そこに、僕のおばさんのブティックもあったの」「あと、向こうがわにボロ・アパートあったよね!」……それ、歴史的な同潤会アパートです。今は、表参道ヒルズ。「ナベプロのスタジオも原宿にあったよ。僕、行ったことある」 だんだん昔の原宿を思い出したらしい。「大きなおもちゃ屋さん、まだあるかな?」 キディランドね、ありますよ。「そこのオーナーのおばさん、僕の家の近所に住んでたの。男みたいに元気なおばさんだったけど、僕のこと可愛がってくれたよ。あ、僕、そこの息子に石ぶつけられてタンコブできたことがあった! あいつが今、おもちゃ屋を継いでるのかなぁ?」 今回はキディランドには寄れなかったので、今度、タンコブのリベンジに行きましょう! そのあと千疋屋フルーツパーラーで、ケーキを食べました。「なんて読むの?センビキヤ? 千を万に変えたらマンビキ屋だねー、あはは!」……だって。

神宮前交差点にて。


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PADDY in JAPAN ★ VOL.3

2006-06-19 13:08:54 | In Japan 2006
6月16日。
 パディさんとヤングパリジャンの初リハーサル! すごくいい感じだったみたいで、パディさんは「ヤングパリジャン最高! Fuckin' Great Band !!」と大喜び。去年彼らのライブを見て以来、ヤングパリジャンが大好きなパディさんだけど、今回いっしょに音を出してみて、さらに惚れ込んだ様子。「彼らと一緒にステージに立てるって、ホントに幸せ!」

6月17日。
 この日は親戚のプロボクサーの試合があり、後楽園ホールに観戦に行ったパディさん。その前に、うれしいサプライズ! ボクシングの試合を見に行くことを当サイトのBBSに書込んでいたら、それを見たレイプドのファンの方が2名、後楽園ホールでパディさんを待っていてくれた! 「すごくびっくりしちゃった! 彼らレイプドのレコード持って僕のこと待ってたんだよ。レイプドのバッジもつけてたよ。もう試合の時間だったから、サインしただけでゆっくり話せなかったんだけど、すごーく感激した!」とパディさん。このおふたりは、7月14日のイベント『CHEAP NIGHT OUT!』にも来てくれるとのこと。すばらしい! 夜は、下北沢シェルターへ。7月14日に共演するFIFIさんのバンド、FIRESTARTERのギグを初めて見て盛り上がる。「いいバンド! FIFIさん、かっこいい! 今のロンドンより日本のインディーズ・シーンのほうがレベル高いよ」と。
そして、ザ・ノウのHOMOさんから三色ごはん弁当のプレゼントもいただきました!

6月18日。
 再びヤングパリジャンとリハーサル。管理人も途中から見学させてもらう。スタジオのドアを開けたとたん「NORMAL」が大音響で! 管理人はドラムをたたいてるパディさんを初めて見たけれど、初めての気がしないのは、目の前の光景がレイプド時代の写真と同じ、つまり、パディさんがほとんど昔と変わらないから。本人は「右手の回復がまだ100%じゃないから、昔と同じにはできないけどね」と言っているけど、一発一発がタイトでパワフル。ヤングパリジャンのメンバーとアイコンタクトをかわしながら、楽しそうにプレイしていた。ブレイクタイムにKEIJI.RONSONがモット・ザ・フープル「ALL THE YOUNG DUDES」のフレーズを軽く弾きはじめ、そこにパディさんが合わせて素敵なセッションになっていく。好きな音楽で繋がってる人たちって最高だなぁ、と感じた。






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PADDY in JAPAN ★ VOL.2

2006-06-14 18:10:19 | In Japan 2006
6月8~9日。
 2日連続、夜は下北沢で『パディさん集会』。ツネグラムサム(ヤングパリジャン)が声をかけて、両日ともステキな仲間が集まった。1日目はいろんな方々が入れ替わり立ち替わりパディさんに会いに来てくれて、最終的に何人来てたのかよくわからないほどの盛況だったらしい。2日目はツネグラムサムにネオングループのREOさん、環七スピードキャッツのメンバー3名様。ツネさんからお勧めバンドのCDをプレゼントされて、パディさんはごきげん。帰りがけに渋谷駅にKEIJI RONSONとCAR ALL(共にヤングパリジャンのギタリスト)が現れて再会のHug!! みんな暖かくパディさんを迎えてくれて、とても楽しい夜だった。

↓下北沢・眠亭にて。ず~っとニコニコでした。


6月13日。
 前夜、サッカーのワールドカップを見ていたというパディさん。日本が逆転負けしたことを悔しがっている。おまけに寝不足で「メイクのノリが悪い~」とぼやきつつも、管理人と共にコピー屋さんでPADDY & NEW TOYZのデモ音源用の資料づくり。その後、御茶ノ水の素晴らしい中古レコード店『FUNTIME』へ(このお店のサイト、リンク集に追加しました)。ここの店長様は、パディさんが現れた去年8月のイベント『東京ロック・ミーティング』に来ていたひとり。あの日のこともよく覚えておられて、パディさんの再スタートを祝福してくれた。さっそくデモCD-Rを渡して、その場で聴いていただく。何度もうなずきながら耳を傾けたあと「レイプド、カドリー・トイズからの道筋をしっかり踏まえたうえで、今のパディさんのサウンド作りをされている、それがよくわかりますね。かっこいいです!」との感想をいただき、パディさんもニッコリ。ここのお客様はグラムやパンクのファンが多いので、音源をお店でかけてくれるとのこと。夜はパディさん、再び下北沢へ。またまた、いろんな仲間が集合して盛り上がった様子。今週末には7月のライブのために、ヤングパリジャンと一緒にスタジオに入って、第1回目のリハを行う予定とか。パディさん、ますますはりきってます!

↓渋谷・フランセにて。ちょっと、おすましのパディさん。


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カドリー・トイズの日本盤CD、発売決定!!

2006-06-12 20:58:47 | In Japan 2006




 当サイトでも紹介している、唯一CDで入手できるカドリー・トイズの音源『YOUNG AND DANGEROUS! THE BEST OF CUDDLY TOYS』。来月、日本盤でのリリースが決定しました! 発売元は4月にレイプドの日本盤CDを出したVIVID SOUND。輸入盤CDに帯と解説を付けた仕様になるそうで、解説はパディさん復帰の立役者であり良き友人でもある、ヤングパリジャンのツネグラム・サムが手がけます。

●カドリー・トイズ/ヤング・アンド・デンジャラス!ザ・ベスト・オブ・カドリー・トイズ
品番:VSCD-3647
定価:2,625円(税抜価格:2,500円)
ライナー:TSUNEGLAM SAM(YOUNG PARISIAN)
発売予定日:2006年7月19日

*当サイトの記事カテゴリ『Disc』の中に、このCDの紹介があります。


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PADDY in JAPAN ★ VOL.1

2006-06-09 17:12:32 | In Japan 2006
6月7日。
 夕方、電話が鳴る。「ハーイ! パディだよ! 今、成田に着いた」 お~っ、ついにパディさん到着! 完成したばかりのデモ音源を持って、パディ・フィールド、再び日本に! 

6月8日。
 渋谷で待ち合わせ。ハチ公前にピンクのブルゾンを着た金髪の人が。間違いなくパディさんだ。長旅のあとにもかかわらず元気そう。昨年の出会いからわずか10カ月たらず。正直、こんなに早く再会できるとは考えていなかった。あれから、本当にがんばったんだな、と思う。



 カフェに落ち着いて、早速ニュー・バンドのデモ4曲を聞かせてもらう。(1)LIPSTICK は、明るくて耳になじみやすいポップ・チューン。サビのメロディーはすぐに覚えてしまった。(2)SURPER ASS TRASH は、パンチの効いたイントロと早いビートで曲が起ちあがる。ノリの良さが魅力。(3)GARDEN OF DEAD ROSES。6分という長さを感じさせない、美しい情感にあふれたドラマティックなバラード。パディさんの美学を感じる。(4)DRUNK 最後はドライブ感のあるキャッチ-な曲をややノイジーに仕上げてある。「これは、けっこうカドリー・トイズっぽいサウンド」とのこと。パディさんのバンドなので、全体的にドラムの音が前面に出る感じになっている。デモというわりには、完成度が高い!

 その後、渋谷のタワーレコードに一緒に行き、レイプドやカドリー・トイズのCDを見ていると(勝手に面出しにしてきました。すみません!)、レイプド日本盤CDのライナーを書いたヤマダさんにパディさんが“発見”されて少しおしゃべり。見る人が見れば一目でわかる、パディさんなのだった。

★……こんな感じで、滞在中のパディさんの様子を時々お伝えしていきます。パディさんは7月末まで日本にいるそうなので、どこかで見かけたら声かけてみてください。また、パディさんへの取材依頼などは下記までお問い合わせください。pprmadman@excite.co.jp


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