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PADDY PHIELD RETURNS!

1977年、パンクロック勃発直後のロンドンへ渡った日本人ドラマー、パディが駆け抜けた激動の日々を記録するページ(管理人)

ラジオ『駒沢六弦倶楽部』にパディとジェイミーが出演♪

2024-12-12 23:13:05 | In Japan 2024

THE MONOLITHのギタリスト、大山 "senor" 英寿さん(以下、セニョールさん)がMCを務める神戸のFM MOOVの番組『駒沢六弦倶楽部』に、パディとジェイミーがゲスト出演することになり、10月5日のお昼、東京・駒沢のmoment.baseで公開収録(2回分)を行いました。

 

ラジオ出演は、ジェイミーは初めて、パディも久しぶり(10年以上前、大貫憲章さんの番組に呼んでもらって以来)で、「ちゃんと、しゃべれるかなぁ…」と不安そうだったのですが、いざ収録が始まると、よくしゃべるわ!(笑)

 

パディの渡英(1977年夏)当時のロンドンのパンク・シーン、アメリカのPUKE ’N’ VOMITレーベルから今年夏に発売されたRAPEDのレコード『Escalator Hater(編集盤)』のこと、ボウイとボランの共作「Madman」でデビューしたCuddly Toysのこと、ボウイが主演映画『ジャスト・ア・ジゴロ』の関係者試写会に招待してくれたエピソードなどなど、話があちこちに飛びつつ、セニョールさんのリードでうまくまとめていただきました。

1997年生まれのジェイミーは、70年代のグラムロックやポスト・パンクなどを知ったきっかけ、影響されたアーティストのことなどを落ち着いて話していて良い感じでした。

 

『駒沢六弦倶楽部』は番組の始まりと終わりにゲストが選んだ曲を流してくれるので、Cuddly Toysの土台となるグラムとパンク、ボウイとボランへのリスペクトを込めてパディが選曲。

1回目はオープニング:20th Century Boy (T.Rex)、エンディング:Moving Target (RAPED)。

2回目はオープニング:Madman (英Cuddly Toys)、エンディング:The Prettiest Star (David Bowie)。

The Prettiest Starは、マーク・ボランがボウイに呼ばれてギターを弾いた1970年録音のシングル(Bolan Stereo Version)にしました。

 

この日に収録したものは、11月20日と11月27日、神戸のFM MOOV(76.1MHz) で無事にオンエアされました。

聞いてくださった皆さん、収録を見にきてくださったお客様、ありがとうございました😊

 

収録の後は、3人でミニライブをやりました🎶

Cuddly Toysの「Madman」「Timewarp」、デヴィッド・ボウイの「Ziggy Stardust」を、セニョールさんのギター、パディのタンバリン、ジェイミーの歌で。

 

こちらはラジオでオンエアしないので、セニョールさんの許可をいただき、動画をYouTubeにアップしています。

 

Timewarp

https://youtu.be/WpFwjkF8b_s

 

Madman

https://youtu.be/HVwXpcyxMEs

 

Ziggy Stardust

https://youtu.be/xnGfBKEnYpY

 


パディ、今年もマーク・ボラン追悼ライブへ

2024-12-09 21:58:47 | In Japan 2024

マーク・ボランの命日の916日。パディはいつものように『グラムロックイースター Vol.38』@渋谷ラ・ママへ。

 

今年は9月5日に、T.Rexの最後のベーシスト、ハービー・フラワーズが86歳で亡くなっています。

9月16日はハービー在籍時の「デボラ’77」「セレブレイト・サマー」を続けて聴くことができました

ハービーはセッション・ベーシストとして有名で、たくさんのロック・スターたちと仕事をしてるけれど、T.Rexのメンバーとしてテレビ番組『MARC』に出ていた姿が印象に残っています(よくオーバーオール着ていた…)。

https://youtu.be/Q0NEfm_Y-io?si=3DqviJs6XcpiowJB

 

この日もステージにはVamPowerの3段積みが神々しく、どの曲やっても素晴らしいんですけど、特に「ジップ・ガン・ブギー」終盤の、秋間さんのブッ飛んだギタープレイが最高でした!

 

秋間&石田コーナー(アコースティック)で「メロウ・ラヴ」が聴けたのも嬉しかったし、PANTAさんの衣装(ヒョウ柄ジャケット)がみんなを見守るように置かれていて、あったかい気持ちに💕(ラ・ママの壁にもPANTAさんいるし!)

 

毎年『グラムロックイースター 』では、マーク・ボラン本人着用の「Wild ThingTシャツを、鋤田さんから譲り受けた秋間さんが着るんだけれど、

 

加えて今年は、1977年に『MARC』でデヴィッド・ボウイと共演した時に着ていた自転車Tシャツ(レプリカ)が登場!

秋間さんはMCで「これ、サイズが合わなくて、ちょっとブカブカしてる」って言ってたけど、マークが着てたピッタピタのは子供用かもしれないんだよね(彼は小柄だし)。

 

あのTシャツに描かれてる自転車は、英国ノッティンガムの Raleigh Bicycle Company 1976年から1983年にかけて製造、販売してた子供用自転車「RALEIGH GRIFTER」。

その販促用Tシャツ(子供用)を入手したマークが、「パンクっぽくしてみよう!」と穴を開けたり袖を切ったりしたのでは…と想像してたんですが。

もちろん、秋間さんも同じように袖をカットオフしていました!😊


HIROKI BIRTHDAY SHOW 2024

2024-12-02 19:01:29 | In Japan 2024

『ロッキー・ホラー・ショー』を思い出させるデザインのフライヤーは、ザ・モノリスのベーシスト、HIROKIさんのバースデー・ライブのものです💋🎂 9月8日に渋谷ラ・ママで開催された生誕イベント、パディも行って来ました。

 

ピンク髪のAkaneさんがパワフルに歌うVELVET CHERRY、楽しい💕

 

いつもダンディなtezyaさんは、tezya and the gauguins 2024で登場✨(この写真は最後のセッション時)

 

メインステージ転換中、花道の向こうの小さいスペースでアコースティックのMild Julian One🎶

 

そして、カラフルな花火みたいに派手にブチ上がったザ・モノリス!

 

タイプの違う出演バンド全部にHIROKIさんが参加して、ポジティブな一体感に満ちた素敵なイベントでした🎶

 

最後は出演者入り乱れて、ザ・ダムドのNEW ROSE🌹⚡️

 

ご機嫌でソフトクリームを食べて変顔する人😋


8月5日・ISSAYさん追悼ライブ@下北沢Que

2024-11-16 15:24:13 | In Japan 2024

8月5日はデルジベットのISSAYさんが不慮の事故で亡くなられて1年の命日。

 

ISSAYさんとは、ジュネさんやユキノさん、ZINさんなど共通の知り合いが多く、パディも何回かイベントの楽屋で顔を合わせたことはあるけれど、きちんとお話したことはなくて。「ヴァンパイアみたいでカッコいい人!」と思っていたそうです。

 

パディが最後に見たISSAYさんのステージは、2020年1月18日。

コロナ禍が始まる直前、原宿クロコダイルで行われたデヴィッド・ボウイのトリビュート・ライブでした。

その時も、終演後に他の出演者の方たちとおしゃべりしてる間に時間がなくなって、ISSAYさんとお話しできず…。

また、お会いする機会があると思っていたので、2023年の訃報が信じられなかったです。

 

1年後の8月、やっぱり命日だからということで、下北沢Queへ。

出演された皆さんの気持ちのこもった演奏に引き込まれ、思い出話に頷き、転換時にはISSAYさんの好きな音楽(ボウイ、T.Rexなど)が流れて、とてもなごやかな気持ちになった追悼イベントでした。

 

宙也さんが、MCに加えて各出演者それぞれとコラボレーションする大奮闘で、全体をひとつにまとめ上げていたのが印象的でした。

 

クリシュナブルーの皆さんとも久しぶりに会えました♪

 

dieSのdieさんの「ステージに立つ者は(食中毒などで舞台に穴を空けないように)本番前になまものを食べちゃいけない、というISSAYさんの教えを昨日は忘れちゃって、お刺身を食べようとしたら、いきなりテーブルのお茶がひっくり返った。ISSAYさんに怒られたんだね」という話や、宙也さんが「今日は機材トラブルとか、関係者のスマホの挙動がおかしいとか、いろいろあって。ここに、ISSAYいるんだよ、きっと」という言葉に、お客さんがみんな頷いていて。

その時、あ、と思ったのが、パディが会場に来る前の出来事です。

この日、早めに下北沢に着いたパディとスタッフは近くのお店でのんびりしていて、Queの開場時間の6時半頃にトイレに行ったパディが、「ねぇねぇ、誰かにトイレの電気をパチパチ、消したり点けたりされたんだけど~」と戻ってきたんです。

そんな悪戯する人いるのかな、と思いつつ、念のため見にいくと、トイレの中にも外にもスイッチはなく、照明はセンサーで点灯・消灯するタイプ(パチパチできないやつ)でした…。

その時は電気系統の不具合だと思ったけれど、もしかして、ISSAYさんが「もう開場してますよ、早く行ってください」と言ってくれていたのかな? そこを出てQueに到着したら、ちょうど開演前に宙也さんの前説が始まるタイミング。おかげで聞き逃さずにすみました。

ありがとう、ISSAYさん。

 


7月末はドラマーTELLさん生誕祭へ

2024-11-11 22:49:18 | In Japan 2024

7月29日、パディはTELLさん生誕ギグ『テル誕』の1日目@池袋手刀へ🎉🎂🥁

(リアル誕生日は7/28だそうです)

いろんなバンドでドラムを叩いているTELLさんらしく、『テル誕』は出演バンドすべてにTELLさんが登場する鉄人レース的な企画。今年も大変盛り上がりました!

 

最初はMusu BoreのTELLさん。硬質でクールな音の中、詩的でPOPな要素が踊る♪

 

次はケビン君のACM:::に参加するTELLさん。多彩な音と声を操る劇場的な激情バンド、ドラムも熱い!🔥

 

3つ目はジグラット。甘い毒気に満ちた奇妙な夢の世界でリズムが跳ねる

 

最後はMother Goose! 機械仕掛けのゴシックロマン。全方位的に刺激と退廃のビートを放つ、ラスボスの風格⚡️⚡️⚡️

 

独自性の強い各バンドに合わせて、自在にアプローチを変えながら、どのステージでもTELLさんの色が強烈に!

誕生日の主役がめちゃくちゃ働いてヘロヘロになる『TELL誕』、今年も最高でした😊