三上博史さんが日本で最初にヘドウィグをやってから20年。
その三上ヘドウィグが帰ってくるということで、「絶対、行かねば!」と20年前も観に行ってるスタッフは初日(11月26日)のチケットを取りまして、パディを誘ってパルコ劇場へ!
パディは三上ヘドウィグは初めてだけど、2017年に来日したジョン・キャメロン・ミッチェルの『ヘドウィグ・ライブショー』に行ってジョンと握手したくらい、この作品と楽曲は大好きです。
2017年のブログ記事↓
10/15昼 優雅な劇場でヘドウィグと握手!
https://blog.goo.ne.jp/paddy_phield_returns/e/7f4db2e93181a91309395e0addfa8737
初日の劇場には「みんなたち」の熱気が渦巻いておりました。
ロビーには三上ヘドウィグ(ハービー山口さんが撮った写真)と2ショットを撮れるコーナーがあり、ドリンクカウンターでは作品にちなんだ名前のカクテル「FALL OF THE WALL」や「BETTER HALF」が提供され、物販には長蛇の列!
ロッキーホラーショーFCの皆さんがヘドヘッズ仕様で集合してるし、「パディさーん!」と呼ぶ声に振り返ると、THE MONOLITHのドラムの斎藤篤生さん。会う人会う人「楽しみですねぇ!」とウキウキしてる開演前。
ゴージャスなお花の数々。
客電が落ちると、薄闇の中に流れてくるノイズ混じりの音楽や声。ルー・リード「ワイルドサイドを歩け」のコーラス、バンド「アングリー・インチ」の曲、ヘドウィグの独り言などが、大きくなったり小さくなったり、混じり合ったり、途切れたり。アナログ時代の、真夜中に周波数を探りながら聴いてた Transmission on the Midnight Radioの再現。そして、帰還を告げる銅鑼を大きく打ち鳴らして、三上ヘドウィグ降臨! お客さん総立ち!
「Tear Me Down」、神々しい…!
「Sugar Daddy」、昔と変わらずターゲットの男性客を物色し(笑)カーウォッシュの洗礼をする三上ヘド、ご機嫌の笑顔が可愛い。「Wig In A BOX」では「みんなたち」の番があるから当然、大合唱です🎶
後半、「The Long Grift」の哀切と諦念。恨み節の表現が見事だった「Hedwig’s Lament」。
今回のバンドはデルジベットの光さんが参加されていて、揺れるヘドウィグの感情と共鳴するようなギター、すごかった!
万感の思いを込めた「Midnight Radio」。
「Lift up your hands!」の呼びかけに、高く掲げられた手、手、手。メンバー紹介、フィナーレ。やはり、神々しいヘドウィグ。
アンコールは「Sugar Daddy」のアレンジ違い、そして「Tear Me Down」再び!
もう楽しすぎて、パディは「来てよかったー! 三上さんて良い俳優さんだねぇ、バンドも、最高!」と大はしゃぎ✨
2024年の三上ヘドウィグ、本当に、愛に満ちた存在でした💖