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PADDY PHIELD RETURNS!

1977年、パンクロック勃発直後のロンドンへ渡った日本人ドラマー、パディが駆け抜けた激動の日々を記録するページ(管理人)

『三上博史 ヘドウィグ&アングリーインチ ライブ』初日へ

2025-02-14 18:48:09 | In Japan 2024

三上博史さんが日本で最初にヘドウィグをやってから20年。

その三上ヘドウィグが帰ってくるということで、「絶対、行かねば!」と20年前も観に行ってるスタッフは初日(11月26日)のチケットを取りまして、パディを誘ってパルコ劇場へ!

 

パディは三上ヘドウィグは初めてだけど、2017年に来日したジョン・キャメロン・ミッチェルの『ヘドウィグ・ライブショー』に行ってジョンと握手したくらい、この作品と楽曲は大好きです。

2017年のブログ記事↓

10/15昼 優雅な劇場でヘドウィグと握手!

https://blog.goo.ne.jp/paddy_phield_returns/e/7f4db2e93181a91309395e0addfa8737

 

初日の劇場には「みんなたち」の熱気が渦巻いておりました。

ロビーには三上ヘドウィグ(ハービー山口さんが撮った写真)と2ショットを撮れるコーナーがあり、ドリンクカウンターでは作品にちなんだ名前のカクテル「FALL OF THE WALL」や「BETTER HALF」が提供され、物販には長蛇の列!

 

ロッキーホラーショーFCの皆さんがヘドヘッズ仕様で集合してるし、「パディさーん!」と呼ぶ声に振り返ると、THE MONOLITHのドラムの斎藤篤生さん。会う人会う人「楽しみですねぇ!」とウキウキしてる開演前。

 

ゴージャスなお花の数々。

 

客電が落ちると、薄闇の中に流れてくるノイズ混じりの音楽や声。ルー・リード「ワイルドサイドを歩け」のコーラス、バンド「アングリー・インチ」の曲、ヘドウィグの独り言などが、大きくなったり小さくなったり、混じり合ったり、途切れたり。アナログ時代の、真夜中に周波数を探りながら聴いてた Transmission on the Midnight Radioの再現。そして、帰還を告げる銅鑼を大きく打ち鳴らして、三上ヘドウィグ降臨! お客さん総立ち!

 

「Tear Me Down」、神々しい…!

「Sugar Daddy」、昔と変わらずターゲットの男性客を物色し(笑)カーウォッシュの洗礼をする三上ヘド、ご機嫌の笑顔が可愛い。「Wig In A BOX」では「みんなたち」の番があるから当然、大合唱です🎶

 

後半、「The Long Grift」の哀切と諦念。恨み節の表現が見事だった「Hedwig’s Lament」。

今回のバンドはデルジベットの光さんが参加されていて、揺れるヘドウィグの感情と共鳴するようなギター、すごかった!

 

万感の思いを込めた「Midnight Radio」。

「Lift up your hands!」の呼びかけに、高く掲げられた手、手、手。メンバー紹介、フィナーレ。やはり、神々しいヘドウィグ。

 

アンコールは「Sugar Daddy」のアレンジ違い、そして「Tear Me Down」再び!

もう楽しすぎて、パディは「来てよかったー! 三上さんて良い俳優さんだねぇ、バンドも、最高!」と大はしゃぎ

 

2024年の三上ヘドウィグ、本当に、愛に満ちた存在でした💖

 


AUTO-MOD『時の葬列 覚醒のレゾナンス 第五夜』

2025-02-03 23:09:03 | In Japan 2024

11月24日、パディはジェイミーと新宿のWildSide Tokyoへ、AUTO-MODの単独復活ギグを見にいきました。

 

新ベーシストとヴァイオリン奏者が加入して「戦慄の最終形態」になったAUTO-MOD。その姿を目撃しようとする人々でフロアは超・超満員!

新生AUTO-MODは、サウンド、言葉、ヴィジュアル(VJがすごい!)が重層的にうねりまくり、五感を刺激する異次元のパフォーマンス! パディは「さすがジュネ、もう、これ総合芸術だね!」と大絶賛でした。

 

終演後は楽屋へ行って、米国のレーベルから今年出たRAPEDのレコードをジュネさんにプレゼント。

 

パディとジュネさん、ロンドンで出会ってから今年で45年。

1978年の終わり頃、ロンドンにいたフリクションのラピスさんが日本に帰国し、1979年に入ってジュネさんがやって来たそうです。ジュネさん、当時のCuddly Toysのライブを見ている貴重な日本人の1人なんですよね。

この日はAUTO-MODの昔のスタッフの方が来ていらして、「40年くらい前にパディさんが新宿アシベにAUTO-MODを見に来た時、僕がご案内したんですよ」と言われて、びっくり!

「あの頃、日本に帰国するとジュネのライブを見に行ってたからね。多分、パナッシュを辞めて、次のことを考えてた時期かなぁ」とパディ。

ジュネさんがこの日のライブのことをX(旧ツイッター)に、「音も人も、過去が今となり再開(再会)を果たす」と書かれていましたが、まさに、そんな一夜となりました。


11月3日『ザ・モノリス・フェス 2024』の2回目!

2025-01-12 18:34:58 | In Japan 2024

 

この日の出演は、ザ・モノリス、オカヒロさんのDENIAL、名古屋のバービーボーイズことSeventh、菅直行&Band of the Planet(元FURSのNaoのバンド)、アイザックウシワカ(ギターが友森昭一さんだった!)、Cuddly Toys、DJ YUGO。

個性的な面々がそれぞれのカラーを出しながらワイワイ楽しく盛り上がり、前回に引き続き、たくさんの良い刺激を受けました。

Cuddly Toysの出番前、DJ YUGOさんがThe Clash「London Calling」など初期パンクをかけてくれて、気持ちが爆上がり!

 

今回は「Guillotine Theatre」からスタート。

 

「Timewarp」の時、ラ・ママの大きなミラーボールから光がグルグル飛んで来て宇宙空間のようで💫

 

この日、初披露した曲は「Front Page News」でした。

 

7分を超える長い曲「Tracy」を中心にしたセットリストだったので、「Madman」はショート・バージョン(英Cuddly Toysのオリジナルの方)に。

 

ラストはRAPED(英Cuddly Toysの前身のパンクバンド)の2曲で駆け抜けました!

 

このイベントは有料配信があり、アーカイブが1週間視聴可能だったので、後日、遠方で応援してくださる方々から「見たよ~」と言ってもらえたのも嬉しかったです♪

にぎやかな文化祭みたいな『ザ・モノリス・フェス 2024』、2回にわたって出演できて光栄でした!🙏💖


秋は『ザ・モノリス・フェス 2024』に連続出演! まず10月12日♪

2025-01-09 21:30:26 | In Japan 2024

ザ・モノリス主催の秋フェス『ザ・モノリス・フェス 2024』が、10月12日と11月3日に渋谷ラ・ママで開催され、Cuddly Toysは両日とも参加しました。

 

このイベントには2回通し前売り券(整理番号付き・優先入場)があって、Cuddly Toysでも取り扱いました。購入してくださった皆さん、ありがとうございました! 紙のチケットを手売りするのは久しぶりで楽しかったなー。フライヤーもいくつかのお店やスタジオに置いてもらいました😊

 

ラ・ママでカドリーのライブは久しぶり! お客さんから「どうやっていくんだっけ?」「急な坂を登るんだよね」との声が寄せられたので、マークシティの中を通って楽に行けるルート(パディがガイド役)の画像を作ったり。

 

当日、ラ・ママに集結したのはザ・モノリス、らいむらいと、Gimme Some Truth、MRK(GREENWICHのミドリさん、蜘蛛蜥蜴の竜二さん、原始神母の柏原さんの新バンド)、ロマンチック飛行船、Cuddly Toysの6バンドに、DJのYUGOさん。

バンド数が多いので当日リハはなく、ラ・ママの楽屋が改装工事で使えない事情もあって、各バンドどこかで準備して、出番直前に戻ってくるスタイル。ほとんどが顔見知りの方々なので、現場は和気あいあいの雰囲気でした

 

ザ・モノリス

 

らいむらいと

 

Gimme Some Truth

 

MRK

 

ロマンチック飛行船

 

Cuddly Toysは新体制になって2回目のライブ。

代表曲「Madman」とRAPEDの「Moving Target」以外、前回(6月1日)とはセットリストを大幅に入れ替えて挑みました。

 

キャッチーな曲と「Universe」のようなバラードを織り交ぜ、ラストはRAPED時代の曲(L-O-N-D-O-Nはスクリーミング・ロード・サッチのカバー)3連発でロンドン・パンク炸裂!

 

ジェイミーの表現力がだんだん豊かになって、ステージでの存在感が増してきました💫

 

彼の音楽的な探究心は、80sの英ポストパンクから90sブリットポップ、さらに日本のフォークソングまで幅広く(結構マニアック)、西岡たかし+木田高介+斉藤哲夫の『溶け出したガラス箱』の話を、らいむらいとのお嬢と楽しそうに語り合う26歳。恐るべし(笑)。

 

この日、物販にはサイン入りチェキのほか、新アイテムの缶バッジも登場!

1セット2個入りで2種類。AタイプはCuddly Toysのデビュー・シングル「Madman」英国盤ジャケットを使ったもの&バンドロゴ(黒xピンク)、Bタイプはメンバー写真を使ったもの&バンドロゴ(ピンクx白)。パディが帽子や衣装などに付けまくってます😊

 

ザ・モノリスの秋フェス第1回目、楽しく終了しました~


YUKINOさん生誕祭@高円寺Show Boat

2024-12-19 00:56:49 | In Japan 2024

10月5日、ラジオの公開収録を終えたパディとジェイミーは高円寺へ移動。

ユキノさん生誕祭『Silencio Parque Vol.05 Yukino 60th Anniversary』@Show Boatへ。

(写真はMIMEさんにいただきました😊)

 

クールでかっこよかった、stylus

 

カラフルでデジタルでPOP。オーディエンスを楽しく煽りまくるW.A.R.P

 

壮大な宇宙叙事詩の組曲みたいで、熱量が凄かったLoco-Apes。 CDいただきました(感謝💖)。

 

AUTO-MODのドラムだけTELLさんにスイッチした形態、TELL-MOD。妖しさ最高でした! 

 

最後はkrishna blue。深みのあるサウンドと岸根さんのアンニュイなヴォーカルが作り出す、夜毎に変化する月光の世界。

 

 

DJ kihitoさんの80sゴス&ポジパン選曲が心地よく、ユキノさんの多彩な活動歴と優しい人柄を反映した素敵なイベントでした🎶

ユキノさんとの写真を撮り損ねたので、以前の2ショットをバースデー仕様にしたものを🎉🎂

 

ボツになったというフライヤー画像(幼少期のユキノさん)、めちゃ良いです😊