日本語教師の見た中国とか…

日本語教師が見た中国をつらつらと綴ろうとはじめました。帰国後、大学院生を経て今はとうとう専任日本語教師だ~。

職業選択の自由、あはは。

2010-03-24 08:03:21 | 今日もトホホ
 東京で実感するのは、サービス業における外国人の進出です。地方都市も将来はこうなるんだろうけど、東京は本当にすごい!

 お昼に入ったラーメン屋さんは、ホールスタッフ全員外国人でした。

 夜入った飲み屋は、厨房まで外国人。もちろんホールは外国人。

賃金も安く、根気強く働くからなんでしょうが、日本人はどこへ行ったんでしょうか?日本語が聞き取れないフリで、がんがん注文を薦めるストラテジーなんかも完成していました。調子にのってついつい頼んでしまった。こういった職種は、留学生なんかが多いんだと思います。日系人らしき人には会いませんでした。きっと、製造業労働者よりは、収入面で落ちるんでしょう。階層性が見えます。

 要は、職業選択の自由が進んで、「嫌な仕事はやらない」という選択権が広まったんでしょう。日本人はなるべく好きな仕事をしたい。不安定で重労働は、ビザに制限のある外国人が担う。先進国はどこでも同じなんでしょうが、ちょっと違和感を感じたりもします。

 だったらおまえがしろ!

と言われても困ってしまいます。ただ、自分も加害者であり、職業選択の自由を謳歌しているということだけは事実ですね。

 ちなみに広島のカキ打ちも外国人労働者が担っています。

夕泣きにお困りの方!

2009-11-29 19:31:40 | 今日もトホホ
 どういうバイオリズムが働くのか、あかちゃんは、夕方からモーレツにぐだぐだになっていきます。さっきまであんなに可愛かったのに、なんでこんなんになるねん~と思っていたんですが、まあどこの赤ちゃんも同じようです。

 どうやったら落ち着くのか?

1、モーレツにゆすってみる

初期は、これで対応しました。なんとなく落ち着くときもあるんですが、こっちがめちゃめちゃ疲れるので、あまりおすすめしません。ゆすりすぎて、頭がアホになるんちゃうかという余計な心配も出てくるのでご用心。

2、おしゃぶり

本当に、最初だけうまくいきました。3回目くらいから、プイっと投げ出してしまうのでまったく話になりません。

3、音楽

現在のベスト賞!ガンガンに音楽をかけると、何でかしらないけど静かになります。特に効き目があるのは、ザ50回転ズの『ビリビリ!』。子育てに疲れた人は、ヒーリングCDとして聞いてみてください~


ちょっと、古風なロック小僧になるかも

大学教員の嘆き

2009-05-31 12:14:27 | 今日もトホホ
 最近ちょいちょい思うのは、大学教員に対するステレオタイプってものが存在するような気がするのです。ダビンチコードなんかには典型的に現れていますが、トムハンクスは大学の先生で、講演会をするとわ~っと人が集まり、グラビアアイドルばりのサイン会へと展開していきます。

  ↑おまえはジャニーズか!!

 もちろん本が売れている有名教授ならこういうこともありますが・・・ちなみに大学教員の端くれである私が昨年公開授業を担当しました。間の悪いことに担当時間がちょ~~どお昼時。見に来てくれたのは、日本語教室のおばさまと嫁はんのみ。びっくりしたがな~。あんなに閑古鳥が鳴いている講座ってありえへんがな~。めっちゃええ話したのに!!大学教員の講座は不人気だとは聞いていたけど…

 話は戻ってダビンチコード。途中からキーパーソンとしてトムハンクスのかつての同僚(元大学教員)が出てきます。この生活がまたすごい!隠居後は、フランスに超豪邸をかまえて召使との二人暮らし。庭の広さは広島市民球状バリ(これはちょっと大げさ)!自家用ジェットで「ちょっとスイスまで」などという暮らしをしているわけなんですよ。

 どこからそんな金がわいてくんねん!

こういったステレオタイプのとばっちりをくらうのが我々貧乏大学教員。研究室の電話にガンガン不動産関係の電話がかかってくる始末ですわ。「東京の品川にマンション買いませんか!」みたいなのがかかってきます。もうほんまにやめてほしいわあ。なんでわざわざ東京にマンションかう必要があるのよ~

 いま住んでる部屋も賃貸じゃ!


 これは決して現状をぐちっているブログではありません、あしからず。

まっかっかの手

2009-04-19 15:44:10 | 今日もトホホ
 先日、研修生の中国の方とお話をしました。その子は両手がまっかっかに腫れていて、痛みを訴えていました。まだまだ涼しい日だったのに、その両手からは絶えず汗が流れていました。仕事で薬液を使うらしく、それが原因のよう。

 彼女が最初に聞いてきた質問

 「呼吸困難は日本語でなんていうの??」

 そんな話に始まり世間話をしていると、途中で突然泣き出しでしまい、仕事の辛さを話し出しました。月給6万円で週5日、さんざん働かされるそうです。悪名高き研修ビザの犠牲者がここにも。研修生は法律上、労働ではないので賃金はでません。研修手当てとなります。そこに付け込んで超低賃金労働が実現するという構造。

 本人は告発を望んでいるわけではありません。仕事を続けられないと困るからです。

 「大丈夫よ、明日うちにおいで、いっしょに話を聞いてあげる」

話に割り込んできたのは、別の中国人の方。助け合える仲間がいるのが救いでした。しばらく話をしたら落ち着いたようで、彼女も帰っていきました。


 本当に本当に、まっかっかの手でした

笑い納め

2008-12-22 16:50:31 | 今日もトホホ
 広島にも吉本の劇場があります。とはいっても、電気屋さんを間借りしているなんともしみったれた劇場です(関係者のかたごめんなさい)。

 ほんでもって、漫才を見に行きました。広島吉本興業の新人さんからはじまって、じわじわと大物が出てきました。さいごは、ヤノヒョウドウ、ノリオヨシオ、ブンチンと安定感のあるネタは圧巻でした。気になったのは、最初に出てきた広島のコンビさん。

 劇場が簡易仕立てなもんで、イスはすべてスチールイス。遅れて会場入りする人がくるたんびに・・・

 ギシギシギシギシ!

 ギシギシ、がちゃ!、ぎしぎし。

まだまだかけだしの若手芸人さんは、ほんまにやりにくそうでした。上手にかわしながら、「席に着くまでまちましょか?」などとネタにしていましたが、やはりしゃべっている途中に人が動くのはやりにくいものです。そんな中、ネタもあっぷあっぷで迎えた中盤。

 ぴーーーーーーーーーー!!!!!!

なんと、おじいちゃんの補聴器がハウリング。これまたネタは中断!ちいさなホールによくひびくんだ、これが。

 しょうがないですねえ、いろんなお客さんがいるんだもの。

 ちなみに、2番目に出てきたSNOBで大爆笑していたうちの嫁に、大きな壁を感じた一日でした。笑いのセンスは全く合わないなあ・・・



 すのっぷ~すのっぷ~♪ ごーきーげーんーよ~~~~~♪

英語志向・嗜好?

2008-08-22 17:06:58 | 今日もトホホ
「広島市外国人市民施策懇談会会議要旨」を読んで見て、お役人さんの発想にちょいと疑問を持ちました。以下引用してますが、委員というのは在住外国人による組織で、事務局は広島市の役人さんです。


[委 員]
  市ホームページの多言語化について、ポルトガル語訳は今後予定しているか。

[事務局]
  第一段階として英語については世界標準的な言語であるため最初に取組むこととした。今後、段階的に多言語化を検討したい。

[委 員]
  近年、インドやバングラデシュなど東南アジアからの住民も増えている。留学生であればひらがなやカタカナを理解できると思うので、そうした表記をするようにしてほしい。

・・・(省略)


 シンプルな提案ですよ、ホームページの漢字にルビをふってほしい、もしくは、ポルトガル語の訳が欲しいっていうのが主張です。ところが、現段階でもホームページは漢字まみれで書かれています。

 英語は世界標準的な言語であるって誰が決めたのでしょうね?

 日本在住は中国、韓国・朝鮮、フィリピン、ブラジル、ペルーがベスト5。この中で、英語をはなしそうなのは、フィリピンの一部だけです。世界標準っていうなら、みんなのニーズの大部分は英語であることをちゃんと調査してから決めるべきです。

英語はみんな理解できるっていう思い込み、なんでこんなにも強固になったのでしょうか?それが不思議でたまらない。

 日本に住んでいる人の共通理解言語は、当然、まずは日本語からですよ。

 ただし、

 漢字にはルビをふってほしいのよ。

 ホームページの国際関連部分だけにルビふるのって、そんな時間・コストのかかることなのかなあ??

 
  


新天地一発目

2008-04-16 09:39:34 | 今日もトホホ
 ほとんど桜も散ってしまった広島から書いております。今まで季節のあいさつなんか書いたこともないからなんだかムズムズする書き出しですねえ。

 新しい上司はアメリカ人♪

 あいそわら~いも通用しない♪

こんなこともあるんやなあ。関西弁が通じるかどうかばっかり心配してたのに、関西弁どころか日本語が通じへんがな~。ミーティングの時は、ものすごくオトナシイ、わ・た・し。

 僕って実は無口だったんだろうか…

 まあまあ、なんとかなるさ~


 ケセラセラ

ジャガタラ通信

2008-03-23 22:36:24 | 今日もトホホ
 気になっていた国、インドネシアに来ております。ネット環境は悪いんだけど、まあ急いでやることも無いのでブログなんぞ書いております。ジャカルタで日本語教師をしている大学院の同期ピンニャオ(仮称)に会いました。

 すげー部屋に住んでる・・・

いわゆるインドネシア路地裏密集居住区に部屋を借りていたのでした。月額4000えんだってさー。こんな場所を誰にかりたの?ってきいたら、食堂のおばさんだって。なんてローカルなネットワークなんだ。簡単に説明すると、お風呂とトイレとキッチンをすべて一個の水道でやってしまうような超機能的住宅です。もち、水風呂。お皿を洗うにも体を洗うにも同じ蛇口。すばらしいなあ、地域密着型、青年海外協力隊のモデルのような男です(彼は隊員ではないんだけど・・・)。

 それはいいのよ。だけど、彼は酔った勢いで子猫を3匹拾ってきて、一匹は病気でなくなったみたいだけど、のこりは2匹。これがかわいいんだけど、うるさいのよ。

 ニャーニャーニャーにゃあにゃあにゃあニャオニャオニャオ。

ピンニャオはミルクをあげるのに大忙し。子猫はウロウロするし、ピンニャオはミルクをこぼすし、部屋は全体的に牛乳くさいのだ。なぜか私の寝室に子猫を置いて寝てしまった彼。夜中に息苦しくなって起きたら・・・顔の上に一匹が寝ていた。

 わしの顔はベッドか!

 死んだら週刊誌とかに載りそうやがな。、

 「猫による窒息死?インドネシアで邦人が事故死!!」

 
 でもねー、やっぱどっぷり地域に溶け込んで暮らしている人はうらやましい。


 素敵だ。

箱の中身は?

2008-03-16 14:16:44 | 今日もトホホ
 数日前のニュースによると、父親の相続税を払いたくなくて、ガレージに遺産を隠していたおばあちゃんが支払い命令をうけたとかなんとか…。遺産の一部、50億だか60億だかをすべてダンボールにつめて、全部で50箱に分けて隠していたんだって。

 と、ここまではありがちなお話なんですが(ありがちか!?)、このおばあちゃん、在日の方のようです。前にも書きましたが、外国人は納税義務はあっても、住民票はもらえません。選挙にもいけません。当然の結果として、政治家は選挙権のない人のためには能動的には動いてくれません。このおばあちゃんの父親はきっと苦労してお金を貯めたのでしょう、「なんで日本政府に税金はらわなアカンねん!!」っておばあちゃんは思ったんじゃないのかなあ。

 僕もこのおばあちゃんの立場なら、似たようなことをしたかも・・・

 勝手に想像して、感情移入してしまった。

ちなみにね、引越し真っ最中の私の部屋には、ちょうど、段ボール箱が50箱!!このおばあちゃんといっしょやん~って思って書き始めたブログ。ただし、箱の中身は一般の人にとってはどーでもいい本ばっか。ブックオフに運んでも、5000円くらいじゃないかなあ~。

 なんや突然荷造りのやる気がなくなってきた


 高く積まれた箱に囲まれて寝てたら、昨夜は、朝青龍の夢を見た。

 なんでだ!??

またまた引越し準備

2008-02-24 12:48:30 | 今日もトホホ
 いやはや、コージ(山本)がね、言うんですよ。ジョージ山本じゃないよ。

 「黒田と新井が抜けて、カープがやばい。」

そりゃあ、知ってますよ。4番とエースが出てしまって野球ができないんじゃないかってね。そんでね。

 「誰か、エースと4番できる奴おらんか?」

ということになって指名されたのが、このワタクシ。そんなこんなで、4月から広島に移転します。いや~、フェルナンデスとうまくやっていけるか心配だわ。

 
 そんなわけあるか!!
 

 わはは、大法螺ブログでした~、初めて読んだ人にはなんのこっちゃわからんかったね、ごめんなさい。ただ、4月から広島に移転するのだけは本当のこと。

 
 「日本語のおもしろさを日本人に伝える。」これが私の当面の目標であり、そのチャンスをくれるのが広島の某大学だったというわけです。

 これからは、このブログにもあまりいい加減なことは書けなくなるなあ。


 だから今日は思い切りいい加減なことを書いてしまったのだ。

創作とメタファー

2007-12-16 11:25:45 | 今日もトホホ
 あかん、完全に論文に煮詰まってしまった。

「どーせたいした論文を書いていないんだからグダグダのまま出せばえーやん」っていう悪魔と、「ダメですよ、文章を公表するってことは重いことです」っていう天使が毎朝枕元でけんかしております。

 こっちはこっちで、他人のミクシーにちゃちゃいれたり、昔のCD聞きなおしたり、トイレ掃除したり、完全にスランプですな。ブログに向かうのもスランプの証拠かな~。

 思い返せば、悩んで作ったものは駄作が多い気がします。グレート3の「ロマンス」ってアルバムは、セールスはよかったけど、本人たち曰く悩んで作ったものだそうです。初期のグレート3の中では、一番嫌いな作品です。他のが良すぎるからかなあ。

 谷村シンジさんが、作曲をこう喩えています。

 「いいウンチはするっと出る。

『いい日旅立ち』や『昴』は、ウンチだったのか!

そう言われるとちょっと気が楽になったりして。所詮、私の論文なんてウンチなのよ。とっとと出してレバー入れたら、流れていくのさ~

 あかんあかん。またまた悪魔のささやきでした。

まあ、悩んで悩んで、答えが出なかったとしても、そこにはちょっと成長があるはずだ!と信じております。便秘の後のような爽快感が味わえるかもしれないし。←やっぱ、この喩えはお下品ですねえ。


 もう!シンジのバカ

机の上の朝鮮人参キャンディ

2007-12-11 19:02:34 | 今日もトホホ
どうもおかしい。毎日、授業から帰ってくると、机の上に

チョコン

と朝鮮人参キャンディーがおいてあるのです。朝鮮人参キャンディというところがミソで、僕の体のことを考えてくれているのだという好意的解釈もできれば、嫌いだから悪食のやつに食わせてしまえ的ないじわる解釈もできるのです。

迷ったときは、好意的解釈。

実はとなりの席には若い事務員さんが座っていて、ひょっとしたら彼女が置いてくれているのかもしれない!と思い立って聞いてみました。

   「いつもキャンディ置いてくれてる??」

  「違いますよ」

そりゃそうだろうなあ、まあ、妄想が膨らんで暴走する前に確認してよかったよ。そんなこんなで数日間、毎日机の上に朝鮮人参キャンディが・・・毎回机のひきだしにしまっておいたらとうとう引き出しいっぱいに・・・。食べるとすごい臭うから、そうそう食べてもいられないのです。仕方なく学会に行ったとき、大学院の後輩連中に強引に配って食べさせました。

 これぞ、ザッツパワハラだ。

 権力って素敵

そんなこんなで(どんなんや)数日前、とうとう犯人がしっぽを出しました。隣の部屋の課長がコソコソ持って来ていたのです。な~~~んや、おっちゃんやんか!!と落胆したものの、まだ、好意的解釈を維持していたお人よしな私。先日課長に合ったとき、たまたま違うキャンディが手元にあったので、課長に手渡しました。

私  「これどうぞ~」
 
課長 「いつもの仕返しですか?」


おいおいおいおい、やっぱり嫌がらせやったんかいな。

今日から私は性悪説。

欧米だ!!


今日も苦笑い

2007-10-17 08:28:19 | 今日もトホホ
 高校時代の知り合いに、切手オークションで掘り出し物を見つけては高値で売りさばきかなり稼いでいる人がいます。そういう頭を使ってチョイチョイっとお金を動かす人にあこがれ続けて早や10年以上。ついにワタシにもチャンスが回ってきたのであります。なんつってもワタシのライフワークは・・・

 古本屋めぐり。

といっても何か掘り出し物があるのではないかという下心満載の古本やめぐりであり、純粋に学問的探究心などかけらもないのですが…その積もりに積もった下心を持ち続けているとたまには神様がご褒美をくれるもの。

 埼玉の某さびれた古本屋さんに入ってみると、いきなり国語学の大御所の本がでででん!と目につくではありませんか。定価の7掛けで7000円。これは匂うぞ~と思って振り返ると、なんと・・・

 エロ本の山。

これはいける!いやいや変な意味じゃなくて、この手の古本屋は、小銭稼ぎに走っていてて、古本の価値を判断するというより、適当に裁いて流してしまえ!的な店が多いのです。じっくり検査したいところをぐっと我慢して別のコーナーへ(ここは職場に近いのだ)。

 探すこと5分。とうとう見つけたのはイェスペルセンの『文法の原理』。これは相当古いですよ~、しかもド有名。定価を見たら1400円(1958年の物価よん)。古本の売値を見たら…

 1000円。 ← や、や、やはり、ここのおやじはなんでも7掛けしてる~

即買いして、そそそそくさくさくさと帰りました。本当の価値はいくらかな~と喜び勇んでネット検索をしてみると・・・

 文庫版で新書が出てる!しかも去年!!

こうなったらハードカバーなんか持っててもどうしようもないねえ。あ~やはりワタシは商売には向いてないなあ。っていうかリサーチが足りないですな。しょんぼり、がっくり、げんなり、はんなり、すっかり、ちんまり…落胆

 っていうことは、あの7掛け大好きおやじは、新書が出て値崩れを予測した上で、ワタシのようなバカを待ち受けていたのではないでしょうか?しかも、すべてが7掛けであるように見せかける巧妙なトリックを使ってまで!!

 あかん、やめとこ、考えるほど自分がアホみたいやわあ。

出エジプト記

2007-03-18 16:58:52 | 今日もトホホ
 16日の12時、カイロの安宿ロビーで、そろそろ空港へ行こうかとぐだぐだしておりました。

 「めしくらいいきましょうよー」

という日本人パッカームネ君のお誘い。まだ、飛行機には時間があると思い、めしに行くことに・・・。

 運の悪いことに礼拝の時間でした。しばらく待ってから、ごはん。

 運の悪いことにごはんがおいしかった。しっかり食べてたら時間がせまる。

 運の悪いことに乗ったバスがポンコツでした。すげーのろいのろい。(タイヤがはずれそうだった。)

 運の悪いことにおまわりさんが親切心から、私を無理やりターミナル1に連れて行った。(違う!!!って言うてるのに聞かない親切心。)

 運の悪いことに、ターミナル1から2までのタクシーで騙され、牛歩戦術され、さんざんな目にあって、ターミナル2へ(ほんまにムカついた確信犯の詐欺タクシーでした)。

 運の悪いことにカタールエアは、オーバーブッキングしまくりでした(カウンターで怒鳴りまくった私、おほほほ、私としたことが・・・)。


結果を端的に言うと、私は、まだカイロでブラブラしております。運の悪いことは重なるものですね(前もこんなことをブログに書いたなあ)。フィックスチケットなのに、簡単に予約変更してくれて、しばらくカイロ生活がまた始まります。


エジプトを出たいーっていうモーセの気持ちがよくわかるなあ。


おかげでカイロ滞在が4日間も延びた。


映画見てライブ見てナイル沿いを散歩。


やっぱ。エジプトの街は楽しいなあ。

滋賀の山猿観察記

2006-12-07 15:12:50 | 今日もトホホ
 最近、熊が出たとかイノシシが暴れているとか猿が作物を荒らしているとか、まあ、動物ネタ満載ですねえ。ニュースもネタが尽きないですねえ。

 うちのまわりでも、熊が出るわ、イノシシが暴れるわ、さるが荒らすわで、まったくニュースのまんまです。

 昔、大阪の箕面というところでは、もみじシーズンに観光客を襲わないよう、猿を山へ追い返すバイトがありました。今もあるのかなあ・・・。ちなみに私は7年前、箕面の山中で夜に走り回るカップルの車を町へ追い返すという突発的な仕事をしたことがあります、バイト代はなし。ちと酔うていました。

 ハナシがそれた。

 滋賀県でも猿を山へ追い返すのは緊急課題です。うちの近所では、花火の空砲を上げて追っ払うという手段を取っております。 
  
 ドドーン

 「お~、今日もお猿さんが来てるんやなあ」

みたいな会話が、朝の定番なんです。しかししかし、猿もアホではない。何回も空砲を聞いているとすぐに気づくのです。

 「うきききき?どうも、あれは音がするだけちゃうんかいな???」

そりゃそうですよねえ、なんにも自分に害はないんだからちょっと考えれば気づくはず(猿がどのような思考経路をたどっているのかは知らんけど・・・)。そんなこんなで、すったもんだを繰り返しているうちに、なんと、おどろいたことに、近所の猿が最近進化したのです。

 ドドーン

 と鳴ったら、両手で耳を塞ぐようになったんですよ!!

 日光猿軍団もびっくりやでえ。 

 自分の形態・機能を認識しているっちゅうことかなあ。だとしたらすごいことだと思うんだけど~~。


 近いうちに猿人・原人へと進化してくれることでしょう。ニュースでお目にかかることを期待しております。


 『衝(笑?)撃!!滋賀県でアウストラロピテクス発見、しかも生で!!』


 今日はボケっぱなしだ~