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日本語教師の見た中国とか…

日本語教師が見た中国をつらつらと綴ろうとはじめました。帰国後、大学院生を経て今はとうとう専任日本語教師だ~。

中国の富裕層

2009-08-06 14:08:57 | 中国
 中国からの個人旅行ビザが解禁されて、旅行客が来ているというニュースをテレビでやってました。ニュースでは、かなり豪快に買い物していく中国人が紹介されており、リーマンショック以降の中国経済を象徴するかのような景気のよさを伝えていました。

 そんな話に関わって…

 うちの教え子ちゃんにも金持ち中国人がいるとは聞いていました。ふ~んってなもんであまり気にもしていなかったんですが、先日ゆっくり話をする機会に恵まれました。

 「先生、僕は夏休み四川に帰るから、いつでも遊びにおいで~」

 「おお、パンダもみたいし、キュウサイコウ(世界遺産ね!)にも行きたいのよ」

 「大丈夫よ、キュウサイコウには父親の経営するホテルがあるし、車でパンダも見せてあげる。」

 「父親ってそんなすごいんかいな!」

 「往復の飛行機だけ先生が出せば、あとはなんとかするよ。」

びっくり。まるで、こち亀の中川みたいなセリフを生で聞く機会があるなんて思ってもみなかったわ~。

 どんどん広がる格差。こんな形で経済は発展し続けるのかなあ

 
 まだまだ、ほとんどの留学生は苦学生です。僕らには想像もできないような格差がすでに留学生の間にもあるんですね。

 「あれ、そのシャツ新しいね。」

 「そごうで買いました。」

 「なんか高そう!」

 「10万円


おいおいおいおい、鼻血がでるかと思ったよ

ひっさびさのチャイナネタ

2008-04-23 14:48:41 | 中国
 中国の孔子学院ってご存知?中国政府が中国語教育に本気で乗り出したんですよ。そんでもって、世界最大の話者数を誇る中国語なもんだから、ほっておいてもガンガン学習者は増えるんですわ。日本語教育がいくらがんばったところで、とても太刀打ちできません。やっぱ、世界は数の論理で動くんだなあ(そんなことはないって思いたい!)。

 そんな追い風を受けている中国語教育。日本の大学でもドイツ語・フランス語といった、我々世代の定番言語クラスがどんどん縮小しており、中国語・コリア語クラスが伸びているとのことです。

 ところが!

 先日知り合いが、留学セミナーを開いて、私はお手伝いをしました。全体説明の後、アメリカ、フランス、ドイツ、韓国、中国の五つのブースに、希望者を割り振りました。

  アメリカ・・・20人
  フランス・・・15人
  ドイツ・・・10人
  韓国・・・10人
  中国・・・1人

 まじかよ!

 中国って、こんなに人気ないの!??しらなんだわ~。っていうかアメリカのどこがいいのよ。

 やっぱギョーザのせい??? 

中国農薬考

2008-02-02 10:31:48 | 中国
10年前の話です。

中国で農業指導をしていた友人、まーやんの話。まーやんは山東省にある某農業組合にどっぷりつかって生活していました。ある日、組合のメンバーで食事を取っていた時、昼食に魚の唐揚げがでたそうな。ほんでもって、それをおいしくいただいた直後・・・

2日間、嘔吐・下痢の悶絶生活。

海外で体調崩すときついっすよ~。私も中国では懲りずに何回も食中毒おこしたもの・・・食べる前にやばいぞっていう虫の知らせがあるんですが、そこで止めては男が廃る、みたいなわけのわからないプライドが邪魔をするの・・・

話がそれた。

まーやんの症状は、明らかに食中毒ではなく、化学物質による体の拒否反応です。はっきりいってまーやんは、琵琶湖の湖面のごとく穏和な性格。中国人農家の人々相手にけんかするなんてことはしない人です。それでもあんまりだから、農協の人に聞いてみたそうな・・・

「あの~この前の魚はどこで買ったの?」

「あ~あれか?川に農薬を流して浮いてきた奴をつかまえたべさ。」

きょ、驚愕の事実。そんな漁法があったのか穏和なまーやんもカチンときて、自分が体調を崩したことを訴えたんですが、相手の反応は・・・

「だいじょう~ぶ、ちゃんと、揚げたから」

わ~お、浜口まさるの調理法といっしょやんか!?

ちなみにいっしょに食べた小学生は、まーやんと同じく悶絶生活を送ったそうだが、農協の面々は平気だったとのこと。

農薬に対する危機意識が本質的に違うんじゃないかな~、日本と中国。いじわるや愉快犯で食べ物に毒物を入れるような人々ではないはずです。ただちょっぴり・・・

がさつなだけ。

今回の事件はあんまりだけどね。

ナイフとはさみのカテゴリー

2006-08-06 18:53:49 | 中国
ホストファミリーに料理を作ることになり、台所に入ってきた中国人留学生。

 「ナイフを貸して下さい」

ホストマザーは、果物ナイフを出してきて、手渡しました。

 「違います、刀を貸して下さい。」と留学生。

ええっ、日本刀なんか振り回して、あんた、なんばしよるのですか?と、びびってしまったのはホストマザー。
 
 この話は、「はてな?のニッポン」(作者:ポンフェイ)という本に出てきます。すげー、よくわかるんですよね~、この留学生が欲しかったのは包丁です。

 日本語で刃物を表す言葉を並べてみます。

 ナイフ、包丁、刀、はさみ、カッター、・・・全部名前が違う。

 ちなみに中国語では・・・

 小刀、菜刀、刀、剪刀、紙刀・・・すべて「刀」がつく。

そんなこんなで、冒頭のようないい間違いが出てくるんですね~。あるカテゴリを表す単語に、すべて共通点があるというのは、すごくわかりやすいんですよ。日本人が中国語を学ぶときも、すごく整理しやすいです。日本語の刃物類は、だめですね~。外国語やら漢語やら和語やらまざっててわからない。きっと勉強するひとにはめんどくさいのでしょうね~。

 
 みなさんも、もし留学生に「刀を貸して」と言われたら、

 「いや、せっしゃのは鯵さし(しょぼい刀のこと)でござる」

 などとわけの分からないことをいってごまかしましょう。

 きっとそこから会話は弾む・・・はず。


 料理は進まないだろうケドね~  

ねずみはお米が好き

2006-03-09 19:43:44 | 中国
 今回のタイトルは、少し前に中国で大ヒットした歌です。宴会なんかで歌うと、どえれー盛り上がる歌です。

 みなさん、このタイトルだけ見ると、どんな歌を想像します?

 すんげーかわいい感じがしません?

 実は、これはかなりねっとりとしたラブソングなんです。


 ♪ (意訳)愛するぜ、愛してるぜ、ねずみが米を好きなように
   
   どんなに雨風にさらされても、いつもそばにいるさ

   想うぜ、想ってるぜ、どんなに苦労があっても

   おまえを喜ばせるためならなんだってするぜ、こんな愛なのだ~ ♪


 タイトルの軽やかさとはうらはらに、かなり大人の恋ですよねえ(わざとねちこい訳をつけてもた)。

 実は、今月のNHK「みんなのうた」は、この曲なんです。しかもタイトルはそのままで日本語の歌詞を付け替えています。なんと、歌詞の内容は、小学生の恋愛みたいな感じの軽やかなものになってて、しかも小さい女の子が歌っています(「山口さんちのつとむ君」的なにおいがする)。


 う~ん、すごく、タイトルとマッチしている気がする。


 って、この感覚は日本人的なんでしょうかねえ~。


 中国の人は、どんな感じでこの歌を歌っているのでしょう。意外と、タイトルと中身のギャップが受けているのかもしれませんね。


 かわいい歌なので、一度、聞いてみてくださいませ。
   
   

お茶のあれこれ

2005-12-23 14:27:00 | 中国
 やばいやばい、学生さんからおみやげにもらったお茶がどんどん貯まってきて、いつの間にか、私の部屋がお茶屋さんみたいになってる。

 ちょっくら紹介しましょう。

緑茶、ウーロン茶、もち米茶、八宝茶、菊花茶、金花茶、とうもろこし茶。・・・もはや、一日本人の部屋に置いておくべきお茶の量を超えていますね。どれもおいしいんですよ。中でも思い出があるのは菊花茶。

 中国大陸はどれりゃー乾燥しているので、授業を90分二コマとかやるとすぐにのどがやられてしまいます。デリケートだから、わたし。そんなこんなで、毎日のど飴を買っていた私をみて、クラスの学生さんがくれたのが菊花茶なんです。

 なんでも南方のお茶だとか。すごくふしぎな味がします。言われてみると、のどが楽になるような気もするし、そんな変わらないような気もするし・・・要は気持ちのものなんで、感謝しなければなりませんねえ。

 今でものどがやられると飲むんです。日本では、一日90分授業を4コマやることもあります。のどは大事な商売道具です。

 お茶ってのは、気候に合わせて飲むので、その当地で飲むのが一番美味しいんですねえ。

 贅沢言ってはいけないんですが、やっぱこたつに会うのは日本茶ですねえ。


 今年最後の授業もおわリ、今はゴロゴロダラダラ、やどかり状態。


 こたつ最高。

   
 

野球対棒球

2005-11-14 14:37:25 | 中国
 日本代表ロッテが中国代表と試合しましたね~。ロッテはとにかく強いから、中国にもコールドかと思いきや・・・結構ええ勝負でした。3-1。

日本ではベースボールを野球と訳して、中国では棒球と訳しています。この訳の捉え方がなんだかおもしろいなあっていつも思うんですよねえ、直訳すれば塁球のはずでしょ?

 話がそれた。

いやはや、中国も強くなってきたなあと感慨深く一人興奮していたので、その興奮を中国の学生に話して聞かせたら、

 「中国ではナショナルチームが強くても、庶民への普及は意味しないんです。うちの小学校なんか、サッカーボール一つなかったんですよ。」

 あ~なるほど、そうだなあ。 

 よくよく考えると、野球ほど道具のかさむスポーツはあまりないですよねえ。バット、ミット、防具、ベース…アフリカで野球を広めようとがんばっている友人がいましたが、すんげー大変やったと言っていました。

 そりゃ、サッカーは身軽でいいよなあ。

 日本人はランキング付けが大好きだという文化論を読んだことがあります。そう考えると、野球ってのはすんげーランキングに向いているんですよねえ。

 防御率ナンバーワン、勝率ナンバーワン、打率…

すべての選手を並べて順位付けができますもんねえ。サッカーはそんな簡単に並べられない要素が多い気がします。シュート数なんて、個人だけの力じゃないですもんねえ。

 そんなんで今まで野球が人気をリードしているのかも~ 


 今日の話とは関係ないけど、楽天がんばれ~。

チャック

2005-10-03 19:29:59 | 中国
 日本に戻っているのに、今だ、ダラダラ中国話を書いております。日本語教師の話はまた後ほど書くとして、まだまだ中国ネタを書かせていただきます。帰国してもなお私に影響を与えつづける国っちゅう感じですかねえ。

 実は今はいているチノパンは中国の一流メーカーのものです。といっても、値段は日本のユニクロくらいなんで、一流だぞ!えっへん、と自慢するほどのものでもありません。これがかなりお気に入りで、ずーっとはいていました。ところが最近ふと気づきました。

 「あれれ~、チャックがまた開いてる。」

‘また’というのは文字通りで、いっつも気づけば開いてるんですよねえ。

 「やべ~また閉め忘れたのかなあ」

と、とりあえずは自分を疑ってみる31歳の私。ところが今は、閉め忘れたなんてレベルじゃなくて、一時間に一回は開きます。

 「な~んだチャックがバカになってたのか。俺がバカになったかと心配したよ~」


チャックってのはなかなか技術がいるみたいで、日本のYKKはすごいって話を聞いたことがあります。YKKになれている我々日本人は、中国の(相対的に)質の悪いチャックを使ってびっくりするんですねえ。ふとチャックを見たら・・・


 Y K K って書いてある


 こらー偽者作るなら、ちゃんと質も模倣しろよ~。

トマトソースうどん

2005-09-29 10:02:13 | 中国
 今回はウイグル料理です。見てのとおり、トマトソースがかかった麺です。味はスパゲティにそっくりです。これは短い麺ですが、スパゲティそっくりの長い麺もあります(ちょっとうどんっぽいんだけど)。

 地図で見ればわかりますが、ウイグルは中央アジアにあります。昔マルコポーロが中国の麺をイタリアに持って帰ったなどという俗説がありますが、そう考えると、ウイグルあたりで寄り道して中国麺とスパゲティの子供みたいなものが作られたっていうのも結構信じてしまいます。まあ、マルコポーロ説は俗説ですが、夢がありますねえ。俗説大好き!

 僕はこれを食べる時いつも、シルクロードをラクダにうどん乗せながら歩くキャラバンなんかを想像して食べます。思い込んで想像するのは勝手ですからね~。

 でもなんで人類は麺類なんかを作り出したのでしょうか?

 「もう残業から帰ってご飯炊くのめんどくさいから、めんにしよ」

 みたいなノリかなあ。 

 いつの時代やねん!

モンゴリアンアフタヌーンティー

2005-09-28 15:25:46 | 中国
 グルメシリーズで、長春の食べ物と内モンゴルの食べ物をあっちゃこっちゃ紹介しております。今回のは、タイトル通り、内モンゴル自治区の食べ物っていうかモンゴル族の食べ物です。

 手前にあるのがミルクティー、ただこれが塩味なんですよね~。人間ってある程度味を予測してからものを口に入れるみたいで、このお茶を初めて飲んだ人は必ずびびります。甘いのを予測しているからなんでしょうね~

 「ミルクティーが甘いなんて誰が決めたんじゃい!」

って言われればそれまでですが、日本人にはびっくりするのもわかる。これが飲みなれるとうまいんですよ。学生によくもらうので日本でもしょっちゅう飲んでいます。

 だんだん顔が朝青龍みたいになってきた。

 真ん中にあるのはチーズとヨーグルトの中間的な味のする物体です。このチーズとヨーグルトの中間的な味のする物体は、よく草原のモンゴル家庭にもあって、朝ご飯やおやつの代わりにコリコリ食べるみたいです。

 チーズとヨーグルトの中間的な味のする物体は保存食なので、時間がたつとどんどん固くなります。写真のやつはできたてホヤホヤですが、固いのはメチャクチャ固いんです。むかついてハンマーでたたいたこともあります(マジで)。

 あとテーブルに並んでいるのはおまけ、ウイグルのナッツです。これはたまたまあったから出してくれただけです。

 モンゴル族家庭にお邪魔すると、こういうのを出してくれてみんなでミルクティー飲みながら、あーでもないこーでもないなどとペチャクチャ話をするんです。草原のモンゴル家庭なんかに行くと

 「俺が昔飼ってた馬はすげー早かったんだぜ~」とか

 「この前そこの草原で流浪ラクダをみたぞ」

みたいな会話がなされてるんです(もち学生に翻訳してもらっている)。


  か・か・か、かわい~。 

とうもろこしの食べ方

2005-09-27 13:04:40 | 中国
 私は長春でとうもろこし博士を自称しておりました。ただいつも食べていたというだけなんだけど、時にはポケットの中に食べかけが入っているなんてこともありました。中国東北地方は、とうもろこしの栽培がさかんで、郊外に出るとび~~~っしりとうもろこし畑が広がっております。かくれんぼとかしたら楽しいだろうなあ。

 街のいたるところでとうもろこし売りをみかけます。とうもろこしにはいろんな食べ方があって、揚げる、焼く、ゆでる、蒸すなんでもありです。ただ、日本のようにゆでてから味付けして焼くという複合技はないんですよねえ、めんどくさいのかなあ。焼きとうもろこしなんて、生のまま焼くからカタイカタイ。

 「やべ~これ以上食ったらあごがはずれるかも」

などと思うくらいカタイ。揚げもろこしは油ギトギトでしんどいし、ゆでもろこしはあっさりしてるけど味があまりないし~。なかなか理想のもろこし君には会えなかったのですが・・・

 内モンゴルで発見(写真)

この大きななべにビニールをかぶせて加熱するんです。ゆでてるんだか蒸しているんだかわからないんですが、下のダシがおいしくてかなりいい味がします。


 昔はとうもろこしなんて売っていなかったけど、街の変化は早いなあ。

中国人のつれが言ってました。

 「日本人はとうもろこしを付け根の方から食べます。中国人は反対です。」

 へ~~ ほんまかなあ。僕は確かに付け根(とんがってないほう)から食べるなあ。

 これ読んだ人は考えてみてくださいませ。

シューマイ

2005-09-26 13:10:25 | 中国
 最近日本でもシューマイを‘焼売'って漢字表記することが増えましたが、これはもともとイスラム族(回族)の食べ物で、むりむり漢字を当てた当て字なんです。だから意味がヘンチクリンでしょ?焼いてもいないのに、なんで‘焼売'やねん!って思います。

 本場のシューマイは、写真のようにシューマイだけをムシャムシャと食べつづけるんです。手前にあるのは黒酢とお茶。日本みたいにご飯のおかずにシューマイを食うっていう習慣はありません。常連の私は店に入るとかっこよく

 「おねえさん、200グラムちょうだい」

と注文します。メニューはシューマイしかないので、後は重さを言うだけなんです。ところが今回行ってみると、おねえさんが、

 「焼くの?蒸すの?」

って聞いてくるんです。ば・ば・ば・ば・ばかやろー。シューマイを焼くなんて習慣、昔はなかっただろーが!ってことで、当然私は蒸しシューマイ。うまいんですよ~。

 小さくてすごく汚い店ですが、昔協力隊員だったときは毎日のように食いました。回族料理だけにお客も回教徒が多く、店の中は白い帽子で埋め尽くされていて不思議な雰囲気。それが好きでした。気分のいいときは300グラム食べるんですが、めちゃくちゃ腹がいっぱいになります。今回は200グラム食うのがやっと。

 ところが、これがよく食あたりするんですよねえ。昔、学生を連れて来たとき、私はみごとに当たってしまいました。翌日、日本人は弱いと思われるのも嫌で、授業を休みたくなかったので、無理して授業に出ました。教室に来てびっくり、

 いっしょにシューマイ食った学生がみんなおらへんがな。


わははは、それなら私も休めばよかった。


人類は麺類だ

2005-09-25 18:58:13 | 中国
 今回は麺類です。内モンゴルの特産。

 この写真を見ると、我々そばに親しんでいる日本人は

 「うわー軽く食べられそう」

 と、ついつい日本そばを連想してしまいます。

 ところがところが・・・超重いんです。

 こいつの原料はなんなのか?いろいろ説はあるんですが、日本のそば粉ではなくて、燕麦かなにかの麦類が入っているそうです。僕は鉛か何かが入っているのではないかと疑っているんですが、あまり大きい声では言いません。

 僕なんかいつもたくさん食べてしまうのですが、次の日必ず胃が重くてつらいんです。日本のようにつけめんで食べます。ただし、つゆはそばのようなあっさりしたものではなく、中華料理!って感じのスープにつけます。(あまり説明になっていないけど)

 だいたいなんでも重いんだよなあ。

 やべやべ、俺もとうとう胃潰瘍か!って思うくらい胃に違和感を感じます。 

 若いうちはいいんだけどねえ、腹にたまる食べ物って。

揚げもち

2005-09-22 12:10:26 | 中国
 グルメ第2弾です。普通のあんころもちを想像してください、それに衣を着けてカラっと揚がってできあがりです。おいしそうでしょ?

 ところがどっこい!(なんか古いフレーズだなあ)

黄砂の吹き荒れる中国内モンゴルの屋台で、こんなものを揚げていると当然中にたくさん砂が入るんです。

 サクサクとした衣と、もっちりしたなかみ、それにシャリシャリとした黄砂が微妙にマッチして最高の歯ざわりになります。

そんなわけあるかい!! やっぱり砂はひっかかるなあ。

 私は昔何回も買って、食べてみようと努力したんですが、やはり砂の歯ざわりには勝てない。おいしいんだけど、歯ざわりが・・・

 
 砂って人間の食うものではないんだなあ

グルメな私

2005-09-21 12:05:49 | 中国
 誠に勝手ながら、しばらくは中国で見つけたグルメを紹介していきます。日本語教育関係はしばらくお休み。グルメと言っても北京ダックやフカヒレなんてのは紹介しません。あくまで私の半径1メートルにあったB級グルメです。第一回はなんと・・・「一石二鳥」という飲み物(食べ物)。

 紹介するなんて言っておいてなんですが、私はこれを口にしたことがございません。

 だって、まずいに決まっているもの。

写真だけではわかりにくいのですが、カップの中にお好きなソフトドリンクをご注文ください。コーラ、スプライト、オレンジの中から選べます。そして、その上にアツアツのから揚げをおのせいたします。

 「あ~そうか、飲み物も飲めるし、から揚げも食えるし一石二鳥やんけ~」


 思わへんっちゅうねん!!バラで食うたほうがええがな。


 店員を捕まえて、一石二鳥の意味を説明してやりたいわ。

 ソフトドリンクの中にから揚げの油がどんどんしみ込んでいき、コーラがちょっとエキソジックでアバンギャルドな味になることでしょう(外来語の意味はわからずに使っています)。

うえ~考えただけで胸がいっぱい。