日本語教師の見た中国とか…

日本語教師が見た中国をつらつらと綴ろうとはじめました。帰国後、大学院生を経て今はとうとう専任日本語教師だ~。

バンコクの鑑賞

2010-02-15 14:14:26 | 日本語教育
 バンコクと言えば、やはりオカマショー!10年前にも一度見たんですが、今度は嫁さんも連れてレッツゴー!地球の歩き方に700バーツと書いてありました。日本円で2000円以上か~結構するな~と思いつつ行ってみましたた。チケット売り場にて。

 「1200バーツです!」

 「え??700じゃないの?」

 「うちは、1200よ。」

おいおいおいおい、いくら僕がケチって2年前の『歩き方』を買っているとはいえ、この値上げ幅はひどすぎるやろ~!!!日本円で3600円程度、ってことは、日本でガガガSPのライブも見れるし、吉本ライブで生のトータルテンボスや笑い飯も見れるがな!!!

そんなこといっても売り子さんはノーリアクション。かわいいオカマさんでしたが・・・

 会場は案の上、外国人ばっかり。見事にタイ人はいませんでした。中国の雑技団や京劇もそうですが、外人が押し寄せるとばばばーんと値上がりしてしまい、現地の人が入れなくなってしまいます。なんとなくそういう空間に違和感を感じてしまうワタクシ。そんなこと言ってても仕方ないんですが、ショーはおもしろかったです。10年前とほとんど変わってなかったケド。

 世界中に性同一障害に悩む人がいるとして、きっとその割合はどこの国でも同じとします。タイはそれをオープンにできる場があるっていうのに少し寛容さを感じてみたり、その裏にあるさまざまな問題や苦労を想像してはげんなりしてみたり、ショー自体よりも、いろいろ考えさせられるひとときでした。

  
 

バンコクの構造

2010-02-14 11:24:39 | 日本語教育
 いやはやこの街は本当に多文化!

 日本人がよく長期沈没しているカオサン通り。これはタイ政府が都市計画をいいかげんに放置しておいた結果、バックパッカーにとって居心地のいい空間に変貌してしまっただのとかなんとか、ものの本には書いてあります。真実はおいておいて、いろんな人をあまり規制しないで受け入れているんだなあってのはよくわかります(ミャンマー難民などには厳しいけど)。

 自分たちがいたホテル。ちかくの細い路地に入るとアフリカンコミュニティですわ。民族衣装を作るところやアフリカンレストランなど。なんでもアジアで質の良い布を買い込んでアフリカに輸出しているみたい。ちなみによく通ったネットカフェのオーナーもアフリカ人。リアルアフロヘヤ―で2メーター近くある大男!なんとなく怖い。

 その隣の筋は、バングラデシュコミュニティ。隣接してインドコミュニティ。タイにおったのに毎日カレー食ってましたわ。バングラカレーって日本人に合う気がする。また、滞在時期がちょうど旧正月にあたってしまい、町中のいたるところで華僑がお供え物をしてお線香をたいていました。

 とにかく、いろんな人がいろんな文化を持ち寄って生きている気がする。

 もちろん、トラブルもたくさんあるんだろうな~。

 多文化共生なんて、そんな簡単にはいかないもんね。

バンコクでの攻防

2010-02-13 11:16:18 | 日本語教育
 なんともバンコクは、見事に外人対応ができあがっています。10年とはうって変わって、街の飲食関係者、タクの運ちゃんまで、簡単な英語で答えてくれます。観光客対応ができるということは、つまり、ぼったくってやろうという輩も増えていくわけです。

 うちらは外人の多いホテルに泊まってしまったので、まわりに集まってくる輩は、外国人からピンハネしようというタクシー、どうみても客を待っているロシア系娼婦、しつこいレストランの客引き、物売り、押しかけツアーガイド。どこの国でも同じでしょうね。これらの人は、生きるために一生賢明なわけで、こちらが文句いうべきことではありません。

 しかし、困ったのはタクシー

プロパー価格で乗せてくれたのはたった一回でした。あとは、毎回ぼったくられて(メーターを使わない)定価の4~6倍。なんとなくやっぱ嫌な気分なんだなあ。

 もちろん、言葉ができない私が悪いんだけどね~

バンコクへの逃亡

2010-02-12 18:08:33 | 日本語教育
 バンコクで遊んでおります。もう大人なんだから、バックパッカーはやめようかな~とも思うんですが、やっぱり背中に大きなコブがないと落ち着かないので、私はでっかいリュックで来てます。「バンコクは望めば何でも手に入る、そのくせ物価が安い。アジアでコストパフォーマンスが一番いい国である。」なんかのエッセーに書いていましたが、よくわかります。

 日本人の定住者が10万人。少し貯金すれば滞在ビザが出るようです。街には日本語看板があふれております。台湾みたいに、日本語を使うことで製品の価値を高めたいっていう感じではなく、完璧に日本人客を当て込んだ看板が目立ちます。飲み屋の多い歓楽街は完全に日本みたいでしたわ。なんや日本人は何しにタイへ行っているのかよくわかります。

 嫁はんがマッサージに行くというので、私もついて行って待合室でゴロゴロしていました(私はマッサージが好きじゃないので)。奥の部屋からマッサージを終えた人がポツリポツリと出てきます。一人目は、どうもタイ語がへたくそである(僕に言われたくないだろうけど)。じーっとみてたら、つまづいた拍子に

 「あら!」とつぶやいた。

な~んだ日本人なのね。次出てきたお兄さんもものすごいジャパニーズイングリッシュで、
 
 「サンキュ!」

とのたまう。続いて出てきたおじいちゃんは、完璧に日本人!

 「どうも~」言うて帰りました。

そんでもって、出てきたのがうちの嫁はん。2時間の間に出てきた人はすべて日本人。よほど居心地がいいんでしょうね~。


しかし暑いなあ

身長と腕の相関

2010-02-10 09:46:18 | 日本語教育
 韓国人の教え子ちゃんがうちにきて、おしゃべりしていました。彼の専門は金属工芸。毎日毎日トンカチを握って、金属板を伸ばしたり曲げたりしています。

 「先生、最近右手がどんどん伸びてきました。」

 「ほんまかいな??」

 「ほら!」

 「あら、ほんとう」

 「なぜか、右手が伸びてくると身長がちぢんで来るのです。ほら!」

ははははは、ほらって言われてもわからへんがな。どうやら韓国では「身長が180センチない男は負け組である」という某女優の発言が話題になっているみたいで、彼もちょっと気にしているみたいなんです。

ってことは、チェホンマンは勝ち組み??


そんなこと考える前に、ぽっこりビール腹を気にしたらいいのに。