先週韓国に滞在中、ちょっと気になるできごとがありました。
何かしゃべらないかんと思うと、
「ドドド多少銭?」
思わず、中国語が出てしまうのです。相手は韓国人なのに・・・これはイチビッて中国語を自慢してるわけでもなく、体が勝手に反応してしまったのです。
このように、「言語なんてしょせん刺激に対する反応である。」などという発想が一時日本語教育を支配していました。行動心理学の発想です。パブロフの犬って、高校の生物かなんかで習いましたが、ベルを鳴らすと犬がよだれをたらすように、人間の心理も刺激と反応で説明しようとしました。
この行動心理学がベースになり、オーディオリンガルメソッドという教授法が広まりました。簡単に言ってしまうと「慣れてしまえ!!」という教授法です。何回も繰り返し発音すれば、体が覚えるので、発話場面で自然に外国語が出てくるというものでした。
今も英語教育とかで、先生に続いて発音練習とかしますが、あれはオーディオリンガルメソッドの名残。
あまりにも機械的な発音練習はつまらないし、コミュニケーションが伸びないので、この教授法はかなりたたかれましたが、今でも一理あるなあとは思うのです。もちろん、これがすべてではないんだけど。
今、日本なのに、お店とかでついつい
「カムサハムニダ」
って言いそうになるもの。
そんな経験ありませんか?
何かしゃべらないかんと思うと、
「ドドド多少銭?」
思わず、中国語が出てしまうのです。相手は韓国人なのに・・・これはイチビッて中国語を自慢してるわけでもなく、体が勝手に反応してしまったのです。
このように、「言語なんてしょせん刺激に対する反応である。」などという発想が一時日本語教育を支配していました。行動心理学の発想です。パブロフの犬って、高校の生物かなんかで習いましたが、ベルを鳴らすと犬がよだれをたらすように、人間の心理も刺激と反応で説明しようとしました。
この行動心理学がベースになり、オーディオリンガルメソッドという教授法が広まりました。簡単に言ってしまうと「慣れてしまえ!!」という教授法です。何回も繰り返し発音すれば、体が覚えるので、発話場面で自然に外国語が出てくるというものでした。
今も英語教育とかで、先生に続いて発音練習とかしますが、あれはオーディオリンガルメソッドの名残。
あまりにも機械的な発音練習はつまらないし、コミュニケーションが伸びないので、この教授法はかなりたたかれましたが、今でも一理あるなあとは思うのです。もちろん、これがすべてではないんだけど。
今、日本なのに、お店とかでついつい
「カムサハムニダ」
って言いそうになるもの。
そんな経験ありませんか?