春の日の花と輝く

中小企業で働く女性の日記です。
ぼんやり子づくり→治療開始→なんとか出産

判をつくまで(2軒目の家を買う その3)

2012年10月07日 20時49分17秒 | 家を買う(1)
 不動産との出会いは運命!

 今住んでいる家を買ったときも即決だった。

 そして今回の2軒目の家を決めるまでの流れはこんな感じでした。

 金曜日の昼、母が店にいると知人(まあお客さんなんだけど)がたずねてきた。

 「今住んでいる家を売って、新しく小さい家を買って住み替えたい。

 あんた、インターネットができるなら調べてよ!」と。

 母は面倒だなーと思いながらも、店の最寄り駅の売り家を検索した。

 そうしたら、トップに、UPされたばかりの超安い家を発見!

 当日の夜に母と母の知人の二人で現地を見に行くことになった。

 結果的に、母の知人は気に入らなかったのだけど、母としては兄の家としては十分で、値段も激安なのでぜひ買いたいと思い、金曜日の夜に帰宅した私にその家の話をした。

 ネットで物件の概要を見た私も、ぜひ購入したいと思った。

 母は知人の手前もあるので、私が不動産屋に掛け合って私が直接購入の交渉をするという段取りを取りたいようだったので、翌日私が不動産屋に連絡を取ることにした。

 翌土曜日、朝から店の仕入れがあったのだけど、その前に物件の外観を直接確認しようと車で現地に向かった。

 物件の前で車を停めると、不動産屋らしきおじ様と、下町が好きそうなオシャレ草食系男子(見ただけの印象だけど)が物件に向かっていた。

 ヤバイ!これは売れてしまうかも!!とあわてて不動産屋に電話したら、担当から折り返しますという返事(これが10時前くらい)。

 折り返しを待っていると30分後くらいに電話があり、この後も見学の希望者がたくさんいるから最短で13時なら良いですよ、と。

 これは本当に売れてしまうかも!とヤキモキしたけれど仕方が無いので13時にアポを取り、現地を視察することに。

 母の店から自転車で乗りつけた私を見て、不動産屋のおじ様は「本当にコイツが電話してきたのか?」という顔をしていました。

 まあ、そうだろうな。

 Tシャツにハニーズのデニムでしたから。

 中を見てみると、金額的にこんなもんだろうという汚さ。

 間違いなく直す必要があるけど、それにしても安いよ。

 兄が障碍者なのですが、お金はあるので兄の名義で買うことは出来ますか?と不動産屋に聞くと、もしかしたら難しいかもということ。

 すぐに電話しますので!と店に戻り母と相談し、私の名義で購入することを決めて、おじ様に電話で購入の意思を伝えました。

 14時と15時にも見学者がいるので、16時に事務所で契約書を作りましょうと言うことで、母と二人で16時に不動産屋を訪ねました(店はパートさんに任せました)。

 不動産屋のおじ様は朝一で草食系男子を案内しているときに、物件の前に停まったシルバーのFitを覚えていましたよ。

 私が買います宣言をした後で、草食男子から買いたいという連絡があったんだと!

 その後の見学者も「えー、売れちゃったんですか?」とガッカリしていたとのこと。

 やっぱり安いよ。

 地代も安いし。

 今の家を買っていたから、私には決断力がついていた。

 今の家を買っていなかったら、きっともっと迷っていたと思う。

 自分で言うのもなんだけど、苦労をたくさんしてきて、色んな力がついたんだなーと思った。

 一人で家に帰る途中、安堵の涙が出たわ。

 リフォームして住めるようにさえなれば、今まで私が心配していたことが全て解決するんだから!

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