夫のいない夜

本日夫がアルバイトで夜勤（変な言い方だな）のため、いません。

結婚してから、夫のいない夜は初めてではないけれど、なんだか今日は寂しいです。

ようやく夫が私の生活の一部になったのかもしれません。

そもそも私は一人暮らしをしたことがありません。

中学生の頃、一人で生活をしていたことがあるのですが（※）、目と鼻の先に祖母と叔父が住んでいました。

社会人になってから一瞬だけ実家を出て生活をしていたことがありますが、シェアハウスでしたので一人ではありませんでした。

一人の夜の心細さを、今更ながらに感じています。

一人は楽なんですけどね。

いつもと同じように遅く帰ってきて、いつもと同じように夕飯を作っているのに、なんだかとても気持ちが楽なんです。

夫が帰ってくるまでに夕飯を作らなきゃとか、これじゃおかずが足りないから何か足さなきゃとか、お米が夫の好みのようにに炊けたかなとか、そういう心配をしなくても良いので。

自分が食べるものを、自分が許せる範囲で、焦らず作ることが出来るって、とても楽。

楽なんだけど、なんだか寂しい。

今日はそんな夜です。


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※グレて荒れて家庭内暴力が酷かったため、家族の安全を守るために親類の所持する部屋で強制的に一人暮らしをさせられていた。