この年代の優勝が初めてとはちょっと驚きだが、
念願?の優勝となった。
サウジアラビアは、この大会の最多得点チーム。
日本はこの決勝まで無失点。面白い試合となると思っていたが、
予想以上に、サウジアラビアが、守備的?
もちろんガチガチに守っていたわけではないけれど、
常に、ゴール前とサイドを守っている感じであり、
正直、日本の攻撃自体もやや単調ではあったし、
1対1の戦いでは、サウジの強さが結構目立っていた。
まあ、見ていてPK戦の予感がプンプンだったが。
しかし、サウジも、あれだけ、前から守備をしていながら、
後ろが空いていないことがなかなかに凄味があった。
さて、大切なのが本番の戦い。
ベスト4に入れるのか?楽しみではある。
U-19日本代表が悲願のアジア初制覇! サウジアラビアをPK戦の末に下す
Football ZONE web 10/31(月) 2:16配信
日本はPK戦を全員が成功させて死闘を制す
U-19日本代表が、この世代初のアジア王者に輝いた。現地時間30日に行われたAFC U-19選手権決勝サウジアラビア戦は、前後半と延長戦120分間を戦ってスコアレスのまま終了。PK戦の末に勝利した。
日本の内山篤監督は来年のU-20ワールドカップ出場権を獲得した準々決勝タジキスタン戦のスタメンに戻し、4-4-2システムで決戦の時を迎えた。試合はサウジアラビアの隣国バーレーンで行われるということもあり、サウジサポーターが大挙するなか、前半2分にいきなり左サイドを崩され、MFアイマンにシュートを放たれる。これをGK小島亨介(早稲田大)がかすかに触れて左ポストに直撃し、その跳ね返りを小島が素早く反応してキャッチ。開始早々にピンチを迎えたが辛うじて事なきを得た。
試合の入りで冷や汗をかいた日本は同6分、後方からのロングボールを小川が収めて前方に持ち運び、右足で強烈なシュートを放つ。ボールはサイドネットに当たったが、流れをひとまずせき止めた。
その後は両チームとも縦に素早い攻めでゴール前に迫る展開が続き、同38分にはカウンターから日本の左サイドを突破され、サウジFWアルヤミに飛び込まれたがシュートは枠外に。無得点のままハーフタイムを迎えた。
サウジアラビアは4人目がPK失敗
後半に入ると日本はサウジアラビアの攻めの前に押し込まれる展開となった。また同13分にはMF三好康児(川崎)が相手マーカーのラフなタックルを浴びて負傷。MF遠藤渓太(横浜FM)と交代するアクシデントが起きた。同25分にはMFサミの突進からパスを受けたアルヤミに小島がかわされ大ピンチを迎えたが、守備陣が体を張って食い止めた。一方で攻撃は単発に終わり、糸口を見い出せないまま90分間を終えた。
15分ハーフの延長戦開始直後にはDF藤谷壮(神戸)が足を痛め、最後の交代カードでDF初瀬亮(G大阪)が投入されるなど、総力戦の様相を呈した。同8分にはMF堂安律(G大阪)のミドルのこぼれ球を拾った遠藤が中央に折り返してFW岩崎悠人(京都橘高)が頭で合わせに行ったがわずかに合わず。それでも明らかに動きの落ちたサウジ守備陣を押し込む時間帯が増えた。
迎えた延長後半9分、サウジアラビアにゴール前25mの位置で直接FKを与えると、途中出場のMFキレイニのシュートが枠内を襲う。しかしこれは小島がファインセーブでしのいだ。
延長後半もスコアが動かないまま、勝敗の行方はPK戦へとゆだねられた。
PK戦で先行となった日本は、チームスタッフを含めた全員で円陣を組んで気持ちを一丸にした。1人目・MF坂井大将(大分)。2人目・堂安、3人目・遠藤、4人目・中山雄太(柏)と連続で成功させた。対するサウジも3人連続で決めたが、4人目が枠を大きく外す。決めれば勝利となる日本の5人目のキッカーはエースの小川。これをしっかりと決めて、日本がついに初優勝を遂げた。
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
念願?の優勝となった。
サウジアラビアは、この大会の最多得点チーム。
日本はこの決勝まで無失点。面白い試合となると思っていたが、
予想以上に、サウジアラビアが、守備的?
もちろんガチガチに守っていたわけではないけれど、
常に、ゴール前とサイドを守っている感じであり、
正直、日本の攻撃自体もやや単調ではあったし、
1対1の戦いでは、サウジの強さが結構目立っていた。
まあ、見ていてPK戦の予感がプンプンだったが。
しかし、サウジも、あれだけ、前から守備をしていながら、
後ろが空いていないことがなかなかに凄味があった。
さて、大切なのが本番の戦い。
ベスト4に入れるのか?楽しみではある。
U-19日本代表が悲願のアジア初制覇! サウジアラビアをPK戦の末に下す
Football ZONE web 10/31(月) 2:16配信
日本はPK戦を全員が成功させて死闘を制す
U-19日本代表が、この世代初のアジア王者に輝いた。現地時間30日に行われたAFC U-19選手権決勝サウジアラビア戦は、前後半と延長戦120分間を戦ってスコアレスのまま終了。PK戦の末に勝利した。
日本の内山篤監督は来年のU-20ワールドカップ出場権を獲得した準々決勝タジキスタン戦のスタメンに戻し、4-4-2システムで決戦の時を迎えた。試合はサウジアラビアの隣国バーレーンで行われるということもあり、サウジサポーターが大挙するなか、前半2分にいきなり左サイドを崩され、MFアイマンにシュートを放たれる。これをGK小島亨介(早稲田大)がかすかに触れて左ポストに直撃し、その跳ね返りを小島が素早く反応してキャッチ。開始早々にピンチを迎えたが辛うじて事なきを得た。
試合の入りで冷や汗をかいた日本は同6分、後方からのロングボールを小川が収めて前方に持ち運び、右足で強烈なシュートを放つ。ボールはサイドネットに当たったが、流れをひとまずせき止めた。
その後は両チームとも縦に素早い攻めでゴール前に迫る展開が続き、同38分にはカウンターから日本の左サイドを突破され、サウジFWアルヤミに飛び込まれたがシュートは枠外に。無得点のままハーフタイムを迎えた。
サウジアラビアは4人目がPK失敗
後半に入ると日本はサウジアラビアの攻めの前に押し込まれる展開となった。また同13分にはMF三好康児(川崎)が相手マーカーのラフなタックルを浴びて負傷。MF遠藤渓太(横浜FM)と交代するアクシデントが起きた。同25分にはMFサミの突進からパスを受けたアルヤミに小島がかわされ大ピンチを迎えたが、守備陣が体を張って食い止めた。一方で攻撃は単発に終わり、糸口を見い出せないまま90分間を終えた。
15分ハーフの延長戦開始直後にはDF藤谷壮(神戸)が足を痛め、最後の交代カードでDF初瀬亮(G大阪)が投入されるなど、総力戦の様相を呈した。同8分にはMF堂安律(G大阪)のミドルのこぼれ球を拾った遠藤が中央に折り返してFW岩崎悠人(京都橘高)が頭で合わせに行ったがわずかに合わず。それでも明らかに動きの落ちたサウジ守備陣を押し込む時間帯が増えた。
迎えた延長後半9分、サウジアラビアにゴール前25mの位置で直接FKを与えると、途中出場のMFキレイニのシュートが枠内を襲う。しかしこれは小島がファインセーブでしのいだ。
延長後半もスコアが動かないまま、勝敗の行方はPK戦へとゆだねられた。
PK戦で先行となった日本は、チームスタッフを含めた全員で円陣を組んで気持ちを一丸にした。1人目・MF坂井大将(大分)。2人目・堂安、3人目・遠藤、4人目・中山雄太(柏)と連続で成功させた。対するサウジも3人連続で決めたが、4人目が枠を大きく外す。決めれば勝利となる日本の5人目のキッカーはエースの小川。これをしっかりと決めて、日本がついに初優勝を遂げた。
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web