さて、ずっと書こうかどうしようか先送りにしていた話題。
学校の成績は悪く、問題行動も多いタツタ。
奥様の悩みの種となっているが、
先日判明した意外な事。
R中の図書室で全学年通じてのランキングで、
最も本を多く借りた人ランキングでタツタが1位になっとの事。
どうせ勉強しないなら、せめて本でも読めよ!
そう思った事もあったが、そういう意味ではいことなのか?
勉強せずに、本の世界に逃避しているのだろうが、
最近世間では本離れが叫ばれているから、
それからすれば決して悪いことでもない。
そうはいっても、勉強しないことについては頭が痛い。
さて、実際何冊読んでいるのか?
そこまでは情報として入手できていない。
私自身の場合、
中学生時代に読書ノートを作り、
いつ何の本を読んだか記録していた時期がある。
探せばどこかにあるはずだが。
記憶をたどれば、中2?の時、年間158冊読んだのが最高だった。
3日間で5冊読んだこともある。
もちろん読む本の内容はミステリーが中心。
中には純文学も混じっていたが。
山本有三が好きだった。
文章が平易で読みやすい作家が好きだった。
学がないので、頭を使うことが苦手な私。
だから小難しい内容は頭痛もしてくる。
大江健三郎とかはとても読めない。
決めつけるのもよくないことだが。
食わず嫌いともいえるのかな?
前にもチラット書いた、ネビルシュートの「渚にて」を読んだのもこの頃か。
星新一も好きだった。
フレドリックブラウンも好きな作家だった。
節操のない読み飛ばしだったが、この読書のおかげで、
国語は得意だった。
そういうえば、中学時代の思い出で、国語の先生に岩田先生という女性(当時40代?)の先生がいた。
なかなか厳しい先生だったが、私は国語の授業そのものが好きだった。
ある時テストで99点を取った。
私自身のそれまででは国語の最高得点だった
マイナス1点の減点の理由が、
問題、「どんなに苦しくても大変でも、じっと辛抱すれば必ず報われるという意味のことわざは?」に対し、
解答、「石の上にも3年」。
縦書きの解答欄だったが数字を3と書いたため、
赤ペンで縦書きの場合は三と漢数字で書くことと、書かれていた。
私はそれを納得していた。
しかし、ある時、別のクラスの友達に、
お前、国語で100点取ったんだってなあと言われた。
私はテストが99点だったことを知っているので、違うよと答えたが、
岩田先生は、そのクラスで、こういう話をしたそうだ。
私は長く教師をやってきたが、私のテストで100点を初めて取った生徒が出た。
これで、この先生が、私に返すテスト用紙には99点と書いたけれど、
評価する手元資料には100点としてくださっていたことを知った。
私のレベルアップのためにわざと99点にしてくれたことを。
この出来事があってから、私はこの先生がますます好きになり、
さらに国語に精進するきっかけともなった。
教師は大変である。
色々な生徒を指導しなくてはいけない。
癖のある色々な生徒をしっかり見て、
その生徒にあった指導もしなくてはいけないのだろう。
厳しいだけでもダメ。
優しいだけでもダメ。
私はその99点のテストを今でも99点で良かったと思っている。
100点で返されていたら、もう忘れていただろう。
中学の時の思い出である。
学校の成績は悪く、問題行動も多いタツタ。
奥様の悩みの種となっているが、
先日判明した意外な事。
R中の図書室で全学年通じてのランキングで、
最も本を多く借りた人ランキングでタツタが1位になっとの事。
どうせ勉強しないなら、せめて本でも読めよ!
そう思った事もあったが、そういう意味ではいことなのか?
勉強せずに、本の世界に逃避しているのだろうが、
最近世間では本離れが叫ばれているから、
それからすれば決して悪いことでもない。
そうはいっても、勉強しないことについては頭が痛い。
さて、実際何冊読んでいるのか?
そこまでは情報として入手できていない。
私自身の場合、
中学生時代に読書ノートを作り、
いつ何の本を読んだか記録していた時期がある。
探せばどこかにあるはずだが。
記憶をたどれば、中2?の時、年間158冊読んだのが最高だった。
3日間で5冊読んだこともある。
もちろん読む本の内容はミステリーが中心。
中には純文学も混じっていたが。
山本有三が好きだった。
文章が平易で読みやすい作家が好きだった。
学がないので、頭を使うことが苦手な私。
だから小難しい内容は頭痛もしてくる。
大江健三郎とかはとても読めない。
決めつけるのもよくないことだが。
食わず嫌いともいえるのかな?
前にもチラット書いた、ネビルシュートの「渚にて」を読んだのもこの頃か。
星新一も好きだった。
フレドリックブラウンも好きな作家だった。
節操のない読み飛ばしだったが、この読書のおかげで、
国語は得意だった。
そういうえば、中学時代の思い出で、国語の先生に岩田先生という女性(当時40代?)の先生がいた。
なかなか厳しい先生だったが、私は国語の授業そのものが好きだった。
ある時テストで99点を取った。
私自身のそれまででは国語の最高得点だった
マイナス1点の減点の理由が、
問題、「どんなに苦しくても大変でも、じっと辛抱すれば必ず報われるという意味のことわざは?」に対し、
解答、「石の上にも3年」。
縦書きの解答欄だったが数字を3と書いたため、
赤ペンで縦書きの場合は三と漢数字で書くことと、書かれていた。
私はそれを納得していた。
しかし、ある時、別のクラスの友達に、
お前、国語で100点取ったんだってなあと言われた。
私はテストが99点だったことを知っているので、違うよと答えたが、
岩田先生は、そのクラスで、こういう話をしたそうだ。
私は長く教師をやってきたが、私のテストで100点を初めて取った生徒が出た。
これで、この先生が、私に返すテスト用紙には99点と書いたけれど、
評価する手元資料には100点としてくださっていたことを知った。
私のレベルアップのためにわざと99点にしてくれたことを。
この出来事があってから、私はこの先生がますます好きになり、
さらに国語に精進するきっかけともなった。
教師は大変である。
色々な生徒を指導しなくてはいけない。
癖のある色々な生徒をしっかり見て、
その生徒にあった指導もしなくてはいけないのだろう。
厳しいだけでもダメ。
優しいだけでもダメ。
私はその99点のテストを今でも99点で良かったと思っている。
100点で返されていたら、もう忘れていただろう。
中学の時の思い出である。