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徒然雑感 by おとぼけの父上

R中学のソフトテニスコーチ、エスパルスの応援、その他何でも、日々の雑感を記録していきます。

指導者の質のお話

2010-03-25 06:17:24 | 知人・友人・赤の他人
今日はどうしても触れたい話題が一つ。
少し遅いかもしれないが。

高校野球の某高校の某監督の発言のお話。

これだけで皆様は何のことかわかるでしょうか?
対戦相手を侮辱した発言が問題となっている。

私もコーチのはしくれ。
私のコーチとしての力量は、
コーチと言えるものではないし、
実力でいえば最低レベル。
私に指導されているR中の選手たちは可愛そうではあるが。

話を戻すと。

まずスポーツに限らず、
人間としてやってはいけないこと。
やらなければいけないことがある。

対戦相手をリスペクトすること。
礼儀を尽くすこと。
挨拶をしっかりすること。

当たり前の話。

何度も書いているが、
スポーツで大切なことは勝ち負けではない。
プロは勝たなければいけないと言う人もある。
(私はそれすら違うと思うが)
彼らはアマチュア。
勝っても負けても、大切なことは結果ではない。
そこにたどりつく過程だったり、
逆転できた精神力だったり、
油断からくる負けに対する反省だったり、
負けて気づく欠点を補う努力だったり、
強い相手に立ち向かう勇気だったり。
そういうものが、人間性を豊かにしていくと思っている。

勝って驕らず、負けて卑屈にならず。
それを指導していくのが指導者と思っている。

優勝出来る実力者がベスト8に入ることより、
いつも1回戦負けのペアが3回戦まで進出できた事を誉める。
私はそういう方針である。
悪い勝ち方より、いい負け方が大切。
アマチュアスポーツはそれでいいと思っている。

甲子園の舞台であんな発言をするということは、
絶対普段からそういうたぐいの発言をしているはず。
あんな相手に負けるなら、野球なんて辞めちまえ!
おまえは恥だ!とか、
人を貶すことが日常なんだろうな。
選手がそれを当たり前と思っていないかが心配。
指導者の質を上げることも大切だなあ。
前に書いたフィギュアの山田コーチのお話し。

過去の私のブログはこちら

1位をとっても嫌われる選手より、
3位や4位でもみんなに好かれる選手を育てたい

こういうコーチがもっともっと増えるべきと思う。
コメント (2)
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