音多歌樂箱 オタカラバコ・音楽療法の待合室

東信濃に生息する看護師×出前音楽療法士ハラサチコの覚書。

歌唄いになるならここを目指したい

2011-06-22 18:44:18 | 写:photograph
kokia


「Dandelion」という彼女のオリジナル曲。
伴奏楽器はパーカッションのみ。ヴォーカルも一切加工なし。
それでいてピッチは精巧。歌いはじめから最後までキープ。
太古の昔、五穀豊穣を祝って天に捧げた歌や踊りを彷彿とさせる
実に生命力にあふれた歌声ですね。

KOKIAの生歌はアルバム「moment」の公開レコーディングで
聴けた幸せ者ですが、小さな身体のどこからそんなにパワフルな
声が出るんだろう、と思うくらい、アンプラグドでも十分通る
ステキな声でした。唯一無二、といってもいい。
(矢野さんは矢野さんの、アンジーにはアンジーの、それぞれ
唯一無二の存在であり歌声であるのです)

よく「ハラさんはライブに出ないの?」と聴かれるのですが
もとより人前で唄うのが得意ではありません。本当です。
歌える環境のライブハウスがあった頃は、かつてないペースで
「それまでは有り得なかった自己開示」もしてみましたが
(つまり『ライブに出演する』という意味です)、音楽するなら
やはりサポートの立場のほうが自分に向いているなぁ、と
あらためて確認しました。だから、サポートに徹する仕事ができる
今、とっても楽しいです。
人に聴いていただくならば、エフェクターや人工的なリバーヴに
頼らない、身体で響かせる声でお届けしたいと思う次第です。
(はい、いま自分でハードルをグンと上げました)
そんな声に近づけるべく、まずは鼻をきちんと治さないと。
副鼻腔炎再発耳鼻科にしばらく通院してしっかり治します。

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