3年ぶりとなりますが、ブログへの活動報告を再開させていただきます。
☆★☆☆ 都立高専交流委員会 よりのご案内 2016.07.05 その1 ☆☆★☆
平素よりお世話になります。
すでに、多くの皆様にご案内済みの
都立高専交流委員会 運営会議(明日/7月6日) の 他
5月末に訪問させていただいた
モンゴル(日本式高専)訪問の報告などをさせていただきます。
私共では、多くの方にご参画いただき、
産学連携 を 産業都市の地域機能 として発展させていきたく考えております。
皆様との開かれた意見交換の中からこそ、私共の活動の将来が見えてまいります。
多くの皆様に、私共の活動にご参加いただきたくご案内させていただきます。
1.7月6日 都立高専交流委員会 運営会議 の ご案内
2.英国のEU離脱? 液状化する世界を変革する能動的一歩を!
3.モンゴル(日本式高専などの)訪問 と これからの課題
(モンゴル訪問の報告は、次のメールに続きます。)
7月6日 都立高専交流委員会 運営会議 の ご案内
■ 日 時 平成28年7月6日(水) 午後6時30分より
■ 会 場 有限会社 グローバル・コミッション 会議室
大田区山王2ー3ー3 野口ビル 6階 03-5746-3041
JR大森駅 西口 すぐ(正面)
上島珈琲店(2F タパスタパス)のあるビルですが
ビルの入口は、右手の階段を登った3F 英会話教室 横 となります。
■ 議 題 本年度の実践的課題を中心に
1.都立高専交流委員会の活動の目的 と 今年度方針 について
2.インターンシップの実施/会社説明会の報告とこれからの課題
3.モンゴル高専(+現地日系企業)の視察、交流、現地セミナー報告
~~国境を超えた人材育成、中小企業育成の新しい課題の一歩へ~~
4.高専の授業/中小企業家経営塾 と これからの相互連携の課題
5.中国/大連で、学生に海外学習の機会を!(日系企業/大連理工大学等)
本年の 大連学生海外派遣 のあり方や、課題設定 について
6.その他
■ 参加お申込みにつきましては、
当方にご一報の上、直接、会場へお出かけください。
多くの皆様、会外の方のご参加を歓迎しております。
これを機会に、私共の活動にご参画いただけば幸いです。
英国のEU離脱? 液状化する世界を変革する能動的一歩を!
液状化する世界の向こうに《ニューノーマル》を!
いたるところで「変調」の速度が速まる世界
英国の国民投票で、EU離脱の投票が50%を超え、世界にショックが広がりました。
国内景気の自律的な成長の道筋が見えない中、
世界の変調に、悲観的な気分に陥っている方々が少なくないかも知れません。
当方が注目したのは、
「若年層 大半が『残留』」という 日本経済新聞の記事です。
先日の EU残留と再投票を求めるデモの担い手もこの世代です。
「ナショナリズムは小児病、それは人類の麻疹(はしか)である」といったのは
アインシュタイン だそうですが
マーストリヒト条約発効により、
共同市場としてのEUが成立して、30年近くになります。
新しい市場の上に、新しい世代 が 確実に育っているでしょう。
私達は、新しい世代に、過去の観念の奴隷となることを強要するのではなく
新しい課題を提示し続けていかなければならないでしょう。
ニョーノーマル(新常識/新常態/新秩序)へ!! …… 出立する年に!
液状化する世界の 向こう に 我々のビジョン と 出立に歩み を!
これが、本年度 の 都立高専交流委員会 方針とさせていただいたものです。
50年~100年単位で考えた
ニューノーマル(新常識/新常態/新秩序)ヘ 一歩を踏み出す年
けれども、その眼前には、液状化する世界 が広がっていくだろう ……
それ故に、我々のビジョンは、
その(液状化する世界の 向こう側(先)に形成(結実)させていく、とするものです。
昨年、シャルリー・エブド社襲撃事件 などを 念頭に
液状化する世界 という現状認識を 活動方針の冒頭 に 入れさせていただきましたが、
それから一年余りで、米国の大統領候補選出にもみられるように
国際秩序の液状化は、先進国の国内統治の根幹を揺るがすところまで進んでいます。
民主主義の政治システム と 国民の関係 の 再構築 を
民主主義による統治システムは、
正しい(妥当な)選択を 保証 する政治システムではありません。
むしろ、
国民自身が(間接にであれ、直接にであれ)社会の意思決定を 自ら自身の手 で行い、
その結果に 自らが責任を負う ことによって発展していく政治システムです。
多数派形成 は、
意思決定 と 執行の責任主体、プロセスを結びつけ、明確化するために必要なことです。
ところが、今回の 国民投票 は、
法的な拘束力のない投票結果 を、政府が任意に執行する とするもので、
意思決定 と その執行の責任 や 執行プロセス を 関連付けることが 放棄 され
執行の主体 や 執行プロセスが 宙に浮いてしまう ことになりました。
「多数派(多数決)」による意思決定もまた、
その妥当性 や それが考え抜かれた決定 であることを 保証 するものではありません。
もちろん、少数派を「黙らせる」ことを目的とするものでもありません。
4か月という短い準備期間によって行なわれた国民投票です。
再度の国民投票を求める署名が400万人を超え、
ツイッターでは、「離脱への投票を後悔している」という書き込みで
あふれている……と、報道されています。
むしろ、今回の国民投票を通じて、
本当の国民的議論を始めていくことが問われているでしょう。
追い詰められているのは 既存の統治システム です。
「我が国の政党を誰が仕切るのか、国を統治するのは誰か、
そもそもこの国は誰によって構成されているのかという点がひどく混乱している」
(ロイター記事/キングス・カレッジ・ロンドン アナンド・メノン教授/欧州政治・外交論)なか
英国は、第一次世界大戦で崩壊したハプスブルグ帝国(オーストリア)の道を歩むのか?
といった見方もありますが
結局のところ、
試行錯誤を経た、国民の冷静な判断能力の有無 が、全てを決していくでしょう。
既得権の擁護や、何者かに(誰に??)不信感をぶつけるような投票行動では
その結果に責任を負うことができないことが体感される度合いに応じて
私達は、破滅から抜け出していくことができるでしょう。
50年 100年 を単位とし、時代 を 次世代へ と結ぶ 連鎖 を
さて、人生80年時代(社会人50年時代)の今日
次世代の産業人材育成を進める産学連携の 時間感覚 は 100単位 となります。
過去の観念や経験が、
そのまま、新しい時代(新しい50年)に、通用するはずもありません。
私達に要求されているのは、
過去の総括、産業社会が直面している巨大な環境変化を踏まえ
これからの課題、それを踏まえた 現在進行形の取り組み を
次世代の担い手に示していくことになるでしょう。
識者が想定しない事態が、次々と進み、ドミノ倒しのように、
国際社会の秩序喪失 が 進んでいくことも 否定はできない 現状ですが
液状化する世界の中に、
現状変革の能動的な一歩を進めていく中でこそ、次の時代は切り開かれるでしょう。
以下、モンゴル 訪問 の 報告は、続けて送信させていただくメールに、掲載させていただきます。
現地での画像 その1 を、ご覧いただけば幸いです。
1. モンゴルの国会/政府庁舎
2. ウランバートル市 中心部
3. インターンシップ就職セミナー(モンゴル日本センター)
4. モンゴル高専の日本語学習
5. モンゴル高専 工場 工作室 / 工作機械等 設備の整備が急務!!
6. 新モンゴル高専 航空機クラブ部室 / 新モンゴル学園は、日本の教育がモデル、
日本と世界に留学生を送ることを目的にした モンゴル私立学校のトップ
東京中小企業家同友会 大田支部 都立高専交流委員会
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