都立高専交流委員会ブログ

都立高専と城南地域の中小企業(特に製造業)との交流・連係を図り、相互の利益と地域社会・地域経済の発展を目指します。

日本のものづくりに求められるもの テクノシティ城南コミュニティカレッジ 第3講 の ご案内

2010年03月22日 | Weblog
 
   ★☆☆ 都立高専交流委員会 よりのご案内 2010. 3.19 ☆☆★☆
 
 
 
 3月24日(水)18:30 ~ 大田区産業プラザにて
 
 東京中小企業家同友会/大田支部 と 都立産業技術高等専門学校が共催する
 テクノシティ城南コミュニティカレッジ 第3講 を、開催いたします。
 
 昨日(3月18日)の東京同友会総会での 寺島実郎 氏の問題提起は、
 
 わが国産業ビジョンをどう描いていくのか?
 この転換の中に、中小企業の役割を位置づけていく! で、あったと思います。
 
 企業人であると共に、教育者(多摩大学学長など)であり
 公共セクタ-の担い手でもある 寺島実郎 氏
 
 同友会のめざす これからの経済人像 とも、一致するように思います。
 ( これからの経営者に 要求される総合的な能力! …… 3つの目的② )
  
 さて、
 テクノシティ城南コミュニティカレッジ の 取り組みは、
 これからの時代の 地域産業ビジョン を拓いていく
 一翼となることができるでしょうか?
  
 多くの皆様に、ご参加いただきたく、改めて、ご案内申し上げます。
 
 
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       テクノシティ城南コミュニティカレッジ 第3講
 
        日本のものづくりに求められるもの
     …… 環境激変に立ち向かうと技術経営と地域産業 ……
 
   講師:東京理科大学MOT(技術経営)大学院 教授 宮永博史 氏    
   パネラ-:大橋製作所 大橋正義 氏 / 新興セルビック 竹内宏 氏
 経済産業省 経済産業政策局 産業構造課長(新成長戦略担当) 松永 明 氏
 
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■ 日 時 3月 24日 (水) pm 6:30 (講演開始) ~   
■ 会 場 大田区産業プラザ(PiO)4F コンベンションホ-ル 
     (東京都大田区南蒲田 1-20-20 TEL 03-3733-6600)
      http://www.pio-ota.jp/plaza/map.html

■ 参加費 千円(学生無料)
■ 主 催 東京中小企業家同友会 / 東京都立産業技術高等専門学校
■ 後 援 大田区 / 品川区 / 財団法人 大田区産業振興協会
■ 参加申し込み 下記より、お願い申し上げます。
   http://www.tokyo.doyu.jp/tokyo-doyu/common/meeting.php?meeting_id=6058
   http://www.tokyo.doyu.jp/tokyo-doyu/flack/6058.pdf
  
   
   
    テクノシティ 城南 コミュニティカレッジ について
 
 
 「テクノシティ 城南 コミュニティカレッジ」は、産学の共同事業 です。
 
 企業の技術開発や技術経営 と 地域の産業、日本のものづくり
 更に、この基盤となる人材育成を結びつける
 地域社会の共同事業を進めることにより
 
 産業と人材育成を基軸に
 
 コミュニティ を コミュニティ として成り立たせる
 相互協力と共働の関係を生み出し、
 地域コミュニティの自主的能力を高め、
 
 大きな転換期にある、
 わが国の社会の将来を切り開いていくパワ-を
 地域社会の中に生み出していくための 試み の 小さな一歩 を 踏みだすものです。
 
 
     日本のものづくりにもとめられるもの!
 
 
 昨年末の第1講では、
 
 山田伸顯氏(大田区産業振興協会専務理事)の問題提起
 「産業のグロ-バル変動と日本のモノづくりイノベ-ション」
 (世界経済のグロ-バル化が従来の産業ビジョンの変更を要求する)にもとづき
 
 企業のメンバ- と 学校で「中小企業家経営塾」を担当する遠山恭司先生
 また、会場の発言を交え、
 
 企業の経営課題の変容や、学生海外派遣など、共同で進めた人材育成事業
 これから地域産業 や 地域社会のビジョンとして問われるもの ……
 について、議論をさせていただきました。
 
 (低炭素社会へのパラダイムチェンジの課題に論及した 第2講 をはさんで)
 
 第3講では、
 
 東京理科大学MOT(技術経営)大学院教授 宮永博史 氏 の 問題提起に基づき
 「日本のものづくりに求められるもの」について、
 改めて、議論を深めます。
 
 宮永博史氏のご出身は、NTT(電気通信研究所)の技術(研究)者
 半導体材料や高速デバイスの研究をされ、MITに留学されるとともに
 
 NTT民営化後、
 
 日本AT&Tベル研究所、日本ル-セントテクノロジ-
 SRIインタ-ナショナル
 (世界で最初にインタ-ネット通信を行ったスタンフォ-ド研究所)
 デトロイトト-マツコンサルティング(統括パ-トナ-)を経て、現職。
 
 日米の半導体、情報通信産業に、
 技術(研究)者、マ-ケティングの担い手、財務コンサルティング
 そして、企業経営者として、かかわり続けてきた方です。
 
 現職では、企業の前線で活躍する社会人(平均年齢が40歳弱)の啓発、教育
 アジア生産機構の日本視察に関与され
 インド現地で、「技術経営」の講義もされています。
 
 パネルディスカッションでは、
 ものづくり企業の経営者2名の他
 
 経済産業省で、
 新政権が昨年末に「骨子」をだした「新成長戦略」を担当する
 松永明氏(経済産業政策局産業構造課長)をお呼びし
 
 企業の技術開発と技術経営の課題、地域産業
 そして、日本のものづくり全体の「技術経営」の課題を結びつけて議論し
 
 私たちが直面するイノベ-ションの課題や道筋について
 現状認識を深めていきたく考えております。
 
 
 
宮永博史氏 (東京理科大学専門職大学院総合科学技術経営専攻 教授)
 
  1956年生まれ。東京大学工学部電気工学科、MIT大学院卒業。
  NTT電気通信研究所、日本AT&Tベル研究所、日本ルーセントテクノロジー、
  SRIインタ-ナショナル、 デトロイトトーマツコンサルティングを経て、
  2004年より現職。
  著書に『理系の企画力』(祥伝社新書)、
  『顧客創造/実践講座』(ファーストプレス)など。
 
 
㈱大橋製作所 大橋正義 氏 
 
  半世紀にわたり、大田区を拠点に製造・製品開発を続ける。
  1999年 卓上型COG実装機が日本経済新聞社の優秀賞を受賞。
  2006年 世界初のフルオ-トFOBラインを開発・納入。
  中小企業家同友会全国協議会 全国政策委員長。
 
 
㈱新興セルビック 竹内宏 氏 
 
  1946年生まれ、14才より父親の金型工場を手伝う。
  1987年 ㈱新興セルビック設立。
  2005年 超小型射出成型機で第1回ものづくり日本大賞経済産業大臣賞受賞。
  技術集団アイデア工房 主宰。 取得した特許は120を超える
 
 
経済産業省 経済産業政策局産業構造課長 松永明 氏 
 
  1961年生まれ。東京大学法学部卒、ハ-バ-ドロ-スク-ル修士。
  1986年通産省入省。
  在ミャンマ-日本大使館一等書記官、中小企業庁政策企画官、
  長崎大学経済学部教授、
  通商政策局情報調査課長、産業政策局調査課長、
  製造産業局自動車課長を経て現職。
  
 
 
 多くの皆様に、ご参加いただきたく、ご案内させていただきます。
 

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