都立高専交流委員会ブログ

都立高専と城南地域の中小企業(特に製造業)との交流・連係を図り、相互の利益と地域社会・地域経済の発展を目指します。

都立高専交流委員会 の 来年度活動方針案 を 作成いたしました。

2011年02月23日 | Weblog
 
 今週末の 拡大幹事会、4月の 定時総会 に 提案 される
 都立高専交流委員会の「来年度活動方針案」を作成いたしました。
 
 リ-マンショックから2年余り
 
 昨年度が、
 経済危機に揺さぶられながら活動を維持し、新しい種をまいた年とすれば
 
 本年度は、
 環境変化に対応し、課題を着実に消化、
 新しいステ-ジが見え始める年になりました。
 
 「来年度活動方針案」は、
 前半が本年度の活動報告、後半が来年度の課題(活動方針)となります。
 
 皆様の ご意見 をいただけば幸いです。
 
 
 
    
昨年度の活動報告と本年度の課題
    産学=都立高専交流委員会
 
 
活動報告 
   連携の課題を着実に消化し、新しいステ-ジの入口をつくった年
 
・学生海外派遣では、
 直前の日程変更に対応し、委員会主導で日程を組み直し、
 大連市中核日系企業、大連理工大学金型研究所、開発区等への訪問となった。
 
 国境を超えた人材育成と産学連携の課題、
 経済のグロ-バル化の現段階と課題を理解する深い教訓となり、
 これまで自然発生的取り組み見直す機会となった。
 
・インタ-ンシップ は、受入れ学生数が倍増、
 中小企業家経営塾 では、
 中小企業経営論としての内容の一貫性、多面性を確保し、
 充実をはかるとともに、「発電会議」実施など、
 新しい機会をつくるものになった。
 
・テクノシティ城南コミュニティカレッジ では、
 理化学研究所大森整氏を中心とした
 公開講座「地域に新技術/新事業の創成センタ-を!」を開催、
 
 これを契機に、
 地域の若手ものづくりグル-プなどと、大森素形材研究所を訪問、
 ここに次世代技術開発の担い手や理化学研究所の役員、
 高専の中西客員教授や学生などが合流して、
 オ-プンイノベ-ションのための新しい試みを始めることとなった。
 
・その他 
 高専図書館中小企業家経営塾コ-ナ-の充実、
 OTAふれあいフェスタ共同出展、
 若手技術者技術向上講座、大都市産業集積論、未来工房、高専ロボコンへの協力など。
 
 
活動のなかから見えてきた課題
   委員会 及び 学校との関係 に 安定した組織基盤 を形成するために
 
・都立高専交流委員会の活動のあり方 について
 会内、会外に開かれた活動を発展させるために、
 日常の活動プログラムの組み立て、執行と
 中長期的方向性の議論、決定を行う二つの組織サイクルを確立することが必要
 (運営会議と委員会)。
 
・学校との関係 についても、
 担当者の変更や個人の意欲に左右されない
 共通の基盤を形成していくことが必要です。
 
 
 
          
相 互 交 流 の 基 盤 を 強 化 し、
 
  
産学連携に立脚するオ-プンイノベ-ションの新しい一歩を!
 
 
新年度の課題
   年次計画の共有、 共同実践を基盤に、 新段階の協力関係のつくる最初の年に!
 
・新段階の協力関係を!
 交流プログラムの多様化を踏まえ、
 地域産業のイノベ-ション、その担い手育成、
 国境を超えた人材育成、国境を超えた産学提携などを軸に、
 協力関係を新段階へと押し上げていく年に!
 
 学生海外派遣については
 今後の方向性と協力関係の明確化、並びに「経営塾」の授業との連携の強化
 
 コミュニティカレッジについては、
 地域社会を基盤とした産学連携発展の契機とすると共に、
 名実共の共同開催への前進を!
 
 カムイスペ-スワ-ク 植松努氏+石川准教授 (公開講座)、
 『 「科学技術大国」 中国の真実』の著者 伊佐進一氏 (研究会) など
 
・「高専の先生の皆様へのご提案」
  (基本的考え方、連携プログラムの検証、組織運営の転換、交流の作法)
 
・政策提案・要望
 (実践的な産業技術教育の拡充・発展、学校の国際化や産学連携の新ビジョン形成)
 
 
産学連携を基盤に、
   オ-プンイノベ-ションを進める新しいプラットホ-ムの形成を!
 
 内外への開かれた活動を基本に進めてきた委員会の活動ですが、
 地元の若手ものづくりグル-プや
 理科学研究所大森素形材工学研究室との連携に結びつき、
 
 新技術、新市場を創成を目標に、
 新しい発想での切磋琢磨が行われるようになり。
 ここに学校の先生方にご参加いただいたり、
 学生に学習の新しい機会を与えることができるようになりました。
 
 本年度は、ものづくり(+情報産業)と産学連携を基盤に、
 オ-プンイノベ- ションのプラットホ-ムを生み出していく、
 より普遍的な方向づけをしていく年になりそうです。
 
 
支部予算についての要望
   昨年度と同規模(同額)の予算措置をお願い申し上げます。
 
 「学生海外派遣基金」への継続的支出(10万円)と広報関係費用となります。
 とくに「学生海外派遣」は、 
 より発展的なスキ-ムに踏み出していくことになろうかと思いますので、
 宜しくお願い申し上げます。
 
 
 
 以上が、来年度の「活動方針案」です。
 
 来年度の活動プログラムについて、
 来週以降に、学校との打ち合わせを行う予定です。
 
 今後とも、ご高配を賜りますようお願い申し上げます。
  


最新の画像もっと見る

コメントを投稿