西川攻のブログ

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自書●「改訂 日本海時代の首都実現に燃えて」<64>--それでも私はなぜ出馬するのか--   西川攻著

2012-05-14 20:57:39 | ● 改訂 日本海時代の首都実現に燃えて

勝つための陣立て

---目的達成のためには当選しなければならない---

 

 

第十章 我、日本の柱とならん! ・2・

 

 

 

 

自書●「改訂 日本海時代の首都実現に燃えて」

              

   --それでも私はなぜ出馬するのか--  西川攻著

 

 

   第十章 我、日本の柱とならん!

 

 

        2・勝つための陣立て

   ---目的達成のためには当選しなければならない---

 

 

 

  「どうして衆院選しか出ないのですか」「なぜ衆院にこだわるのですか」と今までよく質問されました。

 中には面識の無い人からもよく聞かれましたが「衆議院議員でなければ総理大臣になれないからです!」と一貫して答えてきました。

 

 総理大臣になるためには、憲法上の問題もあり、衆議院議員でなければなれないのが現実です。

 これに対し昨今、首相公選制が云々されております。

 衆愚政治を決定付ける危険となる今のマスコミの扇動やパホ-マンス候補に振り回される点を留意し、これと逆の全く新しい進歩的内容のものであれば、むしろ即、実行する必要があります。

 しかし、少なくとも現在遡上に上がり、世間を騒がしている新党および其の予備軍には将来的にはなんら期待できるものではありません。

  蓋し、国難の今に対する切り口の根本が彼らには、判っていないからです。

 加えて、一蓮托生に責めを負うべき立場の悪しき従来の勢力との連携が不可欠と今から考えており、とても変革を担うとの覚悟をうかがい知ることは出来ません。

 にも拘らず国民世論が彼らに熱狂的な期待を抱くことに大いなる疑問を払拭することができません。

 事ほどさように日本国民はいつからこうも表層的、非本質的なことにしか其の基準を置く事ができなくなってしまったのか。かくも軽いのか残念でなりません。

 

 

 選挙は勝たなければ意味を成さず、参加することに意義があるとされてきたオリンピックの精神とは趣を異にするものです。

 だからといって勝つための手段方法が目先の利害得失や物、金、パホ-マンスのみで決定される現状ならばならば其の不正にこそ今、メスを入れる必要があります。 

 これが為されない限りいつまでたっても国民不在政治の根本的解決はありません。

 しかし人間の業(さが)というものはえてして土壇場においては本能が理性を抑圧することは言うまでもないことであります。

 悪しき利害集団と化した後援会と候補者の阿吽の絆がより一層一般選挙民の主体性と自立心を蝕み、反民主的投票行動へと駆り立てるてているわけであります。

 浪人生活を支えつつ私が不屈の魂を継続して育むことができたのは、次世代に誇れる政治道の先駆的実践者に徹するとの怯むことなき使命感と、それに共鳴し、励ます一握りではあるが一騎当千の先見性ある人の存在と其の支援のおかげと言う他ありません。

 衆愚政治の原因は主体性と見識が欠落した国民やマスコミであり、政治家は結果的に彼らを素直に反映しているアホの代表以外のなにものでもありません。

 「其の国民のレベルに値する政治家しか持ち得ない」「どっちもどっちの間柄」の事実をもう一度正しく認識する必要があるような気がしてなりません。

 このような視点に立脚、これを正し、しかる後に正義を貫く見識層の拡大と其の結集に総力を注ぐ世論の形成が切望されるときと思います。

 高邁な思想も議席を握らなければ政策実現の出来る枠内に入ることができず所詮、犬の遠吼えで終わるにすぎません。

 従って清新な力を結集していかなる手段を講じても議席を確保する必要があります。

 しかしこの時点に於いてもこれが為されなければ議会制民主主義はますます風化の一途たどる愚をおかす事になります。

 その結果、相も変らぬ解決能力を欠く無能政治家に席巻される中央政界に対する国民の先行不安が更に増幅することは明白です。

 このような難局を克服するためには、的確な判断力と強力な指導力を発揮できる新しい政治家と自立心を持った国民をめざす逞しい日本創りへと大きく転換することが不可欠です。

 要するに旧来の悪しき勢力との戦いが来るべき総選挙と捉えるべきであり、従って次回こそあらゆる手段を講じても勝つための陣立てを考え其の布陣の完璧に努めなければならないと覚悟しております。

 浪人生活と癌の闘病中であるハンデイを逆に票獲得の転化のバネに渾身の力を振り絞り、蔓延している「政界のガン」を退治しなければならないと考えております。 

 今や一期やらせてみれば其の代議士がどの程度の政治力を発揮できるかは概ね類推できます。

 其の視点から、何度も議席を確保しているだけで、際立った事が何一つできないで尚も出馬し、国会に居座り続け惰性と自己保身のみを軸とする候補と其の支援組織をぶっ潰す正義の行動を起すときなのです。

 明日に向けての警鐘を乱打し、見識と活力ある国民の層を拡大させる事が大切です。

 日本の飛躍のためには、内外に誇れる新しい力によって逞しい政治を創設する機運を高め、全てこれに向けて大きく前進する世論を喚起する行動を興さなければなりません。

 国民の意識のバロメータ-が奈辺にあるのかを把握するに於いても次回の総選挙は注目度の高い試金石となる事と考えます。

 

 

平成24年5月14日

西川攻(さいかわおさむ)でした。 


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